横岳
 (よこたけ)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(横岳編)

登山日       2016年6月2日

横岳標高     2829m
硫黄岳標高    2760m

歩行距離      14.1Km
              
累積標高差     1408m
               
登山口        長野県茅野市

駐車場        赤岳山荘有料駐車場
              1日1000円

車中泊所      道の駅「こぶちざわ」 
駐車場 登山口分岐
赤岳山荘有料駐車場      6:05 北沢、南沢分岐
赤岳鉱泉小屋 赤岳方面
赤岳鉱泉小屋           7:49 赤岩ノ頭から望む、中央が赤岳、右が阿弥陀岳
オーレン小屋分岐 硫黄岳山頂
硫黄岳へ、オーレン小屋分岐標識が見える 硫黄岳山頂     10:05
硫黄岳火口 硫黄岳山荘に
硫黄岳山頂の火口跡 硫黄岳山荘に向かう
硫黄岳山荘 キバナシャクナゲ
硫黄岳山荘       10:52   キバナシャクナゲ
硫黄岳を望む オヤマノエンドウ
横岳への途中で硫黄岳を望む オヤマノエンドウ
オヤマノエンドウ コメバツガザクラ
オヤマノエンドウ コメバツガザクラ
コメバツガザクラ 大同心
コメバツガザクラ 登山道から大同心を望む
梯子、鎖場 鎖場
横岳の梯子、クサリ場 横岳のクサリ場
キバナシャクナゲ クモマナズナ
キバナシャクナゲ クモマナズナ
横岳山頂 山頂からパノラマ
横岳山頂        12:07 横岳山頂からのパノラマ(西方向)
パノラマ 山頂から
横岳山頂からのパノラマ(東方向) 山頂から赤岳を望む
分岐 ツクモグサ
杣添尾根分岐 ツクモグサ
ツクモグサ ツクモグサ
ツクモグサ 崖側に咲くツクモグサ
横岳西 横岳終わり
横岳の西側の岩場 横岳を過ぎて赤岳直前で
地蔵ノ頭 行者小屋
地蔵ノ頭 分岐     14:20 行者小屋           15:05
ホテイラン ホテイラン
ホテイラン 白色のホテイラン
ホテイラン ホテイラン
ホテイラン ホテイラン

 

6月初旬から中旬にかけて横岳(南八ヶ岳)に咲く「ツクモグサ」を以前から開花時期になったら見に行きたかった。6月2日が天気が良さそうなので行くことにした。
ここのところ十二ヶ岳に「コイワザクラ」に続き、ブログには載せてませんが高尾山に「キンラン」を探しに行ったのに半月以上遅かったみたいで陰も形もありませんでした。なので、もしかしたら少し早いかもしれないが、梅雨入りの心配もあるので6月2日に決める。

1日の18:30ごろ家を出発して中央高速の小淵沢ICで下り、すぐ近くにある道の駅「こぶちざわ」で車中泊をする。天気予報では晴れるが前日よりも4度位下がるらしい事もあってか、小淵沢は風が強く吹き寒い。前回の河口湖では毛布1枚で十分だったのに寝袋が必要だった。
4:20ごろに起床して朝食を済ませ美濃戸にある赤岳山荘に向かう。6:00ごろ赤岳山荘の駐車場に車を駐めると早速集金に来た。7年ぶりの美濃戸です。

2009年7月に横岳に登った時と同じコースを進む。と言うのは、美濃戸から南沢を少し入った所に「ホテイラン」がまだ咲いているかもしれないのです。
朝一番だと光量不足で折角咲いていてもカメラに納められない可能性が強いため時計回りで、咲いていた時のため。
北沢を黙々と歩き、7:50ごろ赤岳鉱泉小屋に到着。

硫黄岳直前の「赤岩ノ頭」付近では久しぶりの2500m越えにゼーゼーヒーヒーで、立ち止まっている時間が多くなった。10:05ごろやっと硫黄岳山頂にたどり着いたのですが、相変わらず風が強く吹いていて寒い。山頂の景色をカメラに納めてすぐに硫黄岳山荘に向かう。
硫黄岳山荘付近は強風も収まったので、山荘前にある花畑を覗いてみると「キバナシャクナゲ」が咲いていた。キバナシャクナゲは、横岳山頂付近までの登山道脇にずっと咲いてました。横岳の鎖場は、結構きつい場所が多く緊張を強いられる。

12:05ごろ山頂に到着。山頂で写真を撮っていたら、西側の崖からクライマーが登ってきて山頂の標識にロープを掛けて相棒が登ってくる補助作業を始めた。横岳の岩峰「小同心」から登ってきたそうだ。
山頂で昼食にしようと思ったが皆さんの邪魔になるのもと思い、ちょっと先の空地で昼食にする。今日は天気が良いのに登山者が少ないような気がする。

ここまで来ても「ツクモグサ」を見つけられないので、ちょっと心配になっていた矢先に、可愛いツクモグサを発見。まだ蕾。でも、確かにツクモグサだ。そこから先の登山道の両脇を丹念にツクモグサを探しながら歩いた。
ツクモグサは西側の斜面に芽吹いていることが判りました。時期は、7日位早かったかもしれませんね。
花の開花時期を予想するのは難しい。これでも、ネットで咲いている時期を探して、5月後半から6月半ばくらいが開花時期と判断したのですが・・・。
それと、西側の面に咲いているので風が当たり揺れて、カメラに納めにくい。

それでもツクモグサを見たので第1の目的達成。地蔵ノ頭分岐から急降下で行者小屋まで下り南沢を下るだけです。
行者小屋までの急降下は仕方がないのですが、行者小屋からの登山道は辛いですね。7年前がこんなにきつかったのか覚えてないが、今回は久しぶりに辛い登山道を歩く。この登山道は河原の中に出来たような道で岩がゴロゴロしていて膝が悲鳴をあげている。登りに使った方がもう少し楽かもしれないけど・・・。

地蔵ノ頭から良くカメラを撮っている方と、抜きつ抜かれつを繰り返している時に、カモメランの咲いてる場所を聞いたら登山口近くで「囲ってあり、植物園の様になっていてすぐ判る」と、別の登山者に聞いたそうだ。
あ、それなら見逃して通り過ぎることもないだろうと足下の岩をしっかり見ながら歩けるようになりました。
沢を横切る橋を渡った時、先ほどの方がカメラを草むらに向けていたので、「ありましたか」と聞くとそこに咲いてるよ、と指してくれました。
見つたカモメラン、思っていたより小さい。そこから何ヶ所かロープで囲われた場所を見つけるが、中々カメラに納めるのが難しい。光量もちょっと足りないな。自然の花を撮るのは難しいですね。

そんなんで、カメラ撮影にタップリ時間を費やした硫黄岳-横岳の周回登山は、17時少し過ぎた頃駐車場に戻りました。駐車場には山を下ってきた人が、朝と同じ位居ましたね。何時もは、もう誰も居ない駐車場が多いんですが。日が長くなって助かります。

 

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