2日の18時近く、東名高速の愛鷹PAで高速を下り、R1にでる。この時間だけど思ったより混んでいない。R1をドンドン進みR1のバイパス道路に入ると、もう高速道路と変わらない速度で走れる。 梅ヶ島への降り口を間違えなければ、真っ直ぐ梅ヶ島に進める。途中、数少ないコンビニで食料を調達して、梅ヶ島の手前にある「黄金の湯」に進むが、外気温がドンドン下がり始め、4℃になったのには驚いた。暑いと思い薄着ばかりを持ってきたのだ。 「黄金の湯」に着いた時は、何と4℃だった。アルコールを少し飲んで寝袋の上にありったけの毛布を掛けて眠る。 3日5時にタイマーで起きる。少し雲が残っているが、まずまずの天気のようだ。朝食を済ませ、まず大谷崩駐車場に行き、折りたたみ自転車を駐車場の隅に置いた。すでに自転車が3台くらい置いてあった。それに、到着したばかりの登山者が準備をしていた。 自転車をおいた後、西日陰沢駐車場に向かう。 こちらの河原の駐車場にも何台もの車が駐めてあり、山伏岳に向かったのだろう。 7:19ごろ準備を終え、駐車場を後にする。向かう方角に雲はなく良い天気だ。暫く林道を歩き、林道の最後に、登山口が右手にある。 ここからが、山あり谷ありではないが沢を渡ったりもする。手入れが良くされているのか、危険な箇所は、殆どないが急登だ。 8年前にも、ここを登った事があるが、とても足が重い。かなり急登が続き、少し歩いては、はぁ~はぁ~と立ち止まってばかり。後から来る人に追い越されるばかり。途中、山肌が大きく崩落している場所に出会った。8年前にはなかったと思う。踏み跡が薄く、やっと横断する場所を見つけて、横断した。 しかし、こんなにキツい山だったかなぁ~と思いながら、ひたすら足を進めるだけ。 9:15ごろ、蓬峠に到着。ベンチがあったので、大休止だ。体も少し休めたので、まだ先が長いので、そこそこに出発する。蓬峠を過ぎると、いくつかの山が見え隠れしているのと、少し傾斜が緩くなったのか、少しだけペースが上がった気がする。11:03ごろ、日陰沢分岐に到着。珍しく牛首峠から登ってきたペアと出会った。それとも、この少し下に、避難小屋があるらしいので、一寸覗いて帰ってきたのかな?。 分岐から少しで、見た事があるヤナギランを守る金網が見えてきました。金網を回り山頂に11:19ごろに到着。山梨県の方は雲が多くて富士山は見えませんが、南の方は、雲がなく山頂に雪が残っている南アルプスが良く見えます。 南アルプスは、まだ登った事が無いので正確には分かりませんが、特徴的な聖岳と、右端の間近の山は布引山、笊ヶ岳だと思います。 南アルプスを眺めながら昼食を済ませる。 体も休めたし、12:00ごろ山頂を後にし、大沢崩れに向かう。もう、急登はないがいくつかのコブを超えて行きます。 13:58ごろ新窪乗越に到着。ここから、大沢崩れを下って行きますが、ここで転倒したら、かなり下まで滑落してしまうと思うと、足に力が入ります。 下る直前に、中学生位の男子と父親が、新窪乗越に到着して休んでました。しかし、3割も下らない内に中学生が後ろから、ざぁーざぁーと砂の上を滑り下りてくる感じで真後ろにあっという間に着かれてしまいました。 チョット避けるつもりで大きめの石に乗って、先に行かせ、続いてきたお父さんも行かせました。直後で、ざぁーと下ってこられると岩を落とされそうで怖かったので、これで、ゆっくりペースで下れます。 その後、谷の半分くらいまで下りたころには、2人の陰も見えなくなってました。 下っている途中から水の流れる音がしてきましたが、沢は見えません。大きな岩の下を流れているのでしょう。 やっと岩の瓦礫が終わり、普通に歩ける位の登山道になった頃には、右手に大きな流れる沢になってました。まだまだ、石が多い登山道を歩き「扇の要」と書いてある場所を通過してからは、ごく普通の登山道になってきました。 15:00ごろ、大沢崩駐車場に到着。朝、沢山駐めてあった車は、1台だけになり、自転車も1台だけになってました。 早速、自転車にまたがり急坂をブレーキだけで下る。途中で寒くなってきたので、ザックから1枚上着を取り出し着るほど快適に車道を下れた。 このブログを作っている時に、自転車の走行距離を地図上で測ったら、3.7kmでした。あっという間に西日陰沢駐車場へ到着。 西日陰沢駐車場では、2組ほどキャンプをしていて、騒々しいので早々に駐車場を後にし、木陰のある路肩に車を駐めて、一眠りする。 その後、「黄金の湯」に移動して、昨夜と同じに眠るが今日の方が大分暖かい。 |