焼岳 (やけだけ) ホームへ |
||
のろのろハイク(焼岳 編) 登山日 2010年6月17日 焼岳標高 2455m(南峰立入禁止) 2393m(北峰) 歩行距離 9Km 累積標高差 1190m 登山口 長野県松本市 駐車場 沢渡バスターミナル駐車場から シャトルバスに乗る |
||
中の湯の焼岳登山口 | 新中の湯ルートの合流点(下堀出会) | |
焼岳が見えてきた | 雪渓の横に登山道がある | |
火山口が間近になる | 焼岳南峰(立入禁止) | |
火口湖 | 火口の横を歩く、奥に見えるのは笠ヶ岳? | |
激しく噴煙を上げている | 噴火口から硫黄の臭いも凄い | |
焼岳北峰山頂(2393m) | 北峰から南峰を望む | |
穂高連峰が見える | 格別大きな噴気口がありました | |
ツガザクラ | イワカガミ | |
中尾峠 | 中尾峠から焼岳を見る | |
焼岳小屋 | 長いハシゴを下る | |
ミズホオズキ | マイズルソウ | |
ラショウモンカズラ(もう少しで満開) | 梓川を渡る |
6月17日(木)の月一の特別定休日が好天気になるというので、早速行き先を考えました。日光男体山、荒船山などと考えたのですが、初回はタイヤのパンクで断念して、2回目は昨年の11月24日に登り始めたが、新雪をラッセルすることになり中腹で昼になり、引き返した『焼岳』に登ることに決めました。 16日(水)は通常定休日なので、近所の理容室に行き、所用と夜食を済ませ20:00に家を出る。 また、中央高速の松本ICでおりて、上高地に向かう途中にある道の駅「風穴の里」でいつものように車中泊をする。夜空は誠に綺麗な満天の星空で明日の天気が期待できる。4:30にアラームを掛けて寝込む。 17日早朝、上高地行きのシャトルバスに乗るため、沢渡の駐車場に向かう。沢渡には多くの駐車場があるが、平日の朝早い時間なので何所の駐車場でも良いのですが、何となく第4沢渡駐車場に入りました。 身支度をして、直ぐ目の前にあるバス停に行くと、ちょうどバスがやって来た。バス停に自動券売機があり、急いで乗車券を買い乗り込む。 バスに乗ると、10人くらいのお客が乗っていた。帰りに下りるバス停の名前を覚えてくださいとテープが流れるが今、乗車したバス停の名前を聞き逃してしまった。 でも、何となく沢渡の最後のバス停のようなので、帰りは沢渡の一番最初のバス停で下りれば良いだろうと、覚える。 釜トンネル直前の「中の湯」で下りる。下りたのは私だけでした。 今日のルートは、中の湯ルートで焼岳に登り、下りは大正池の先にある梓川の田代橋をとおり帝国ホテルの前からバスに乗って沢渡に戻る予定である。 バス停から少し安房トンネルの方に行くと、「焼岳登山口」の小さな案内板がある。焼岳へ4時間とも書いてある。スタートは6:00でした。 少しきつい登りが続く。深い山の中を一時間半くらい登ってくると登山道が深くえぐれた道になり、水がチョロチョロ流れる嫌な道になってきた。オマケに笹の葉が上から被さっているので払いながらの登りに閉口する。11月に登った時は、ここは新雪をラッセルしたところだ。とにかく、歩きにくい登山道である。 8:30に、やっと焼岳が見える野原に出た。そして、ここで「新中の湯ルート」と合流する。焼岳へ往復するだけなら、この新中の湯ルートを使った方が楽でしょう。前回は、この道を戻っていた道だ。 登山道には、まだ雪が残っていて、いきなり足がズボッとした途端にストックを強く突いてしまったので先端のゴムが取れてしまった。暫く雪を穿って探していた時に、下ってくる登山者と本日初めて出会いました。ゴムは結局見つかりませんでした。 やっと焼岳の火口に着いたのが9:50。火口湖も綺麗に見渡せる。焼岳は活火山で大正4年に大爆発をおこし梓川をせき止めて、大正池が出来たのは、皆さんご存じのことでしょう。左側に焼岳南峰が間近にあるが、ここは立ち入り禁止になっています。 火山の噴気が立ち上る焼岳北峰の山頂を目指す。 10:30に焼岳北峰の山頂に到着。360度見渡せる最高の眺望です。下を見れば大正池の上流の梓川も見える。 しばし休み、梓川に向かって下ろうとしたのですが標識が無く、途中から崖になってしまったので、良く周囲を見渡すと山小屋らしいものと、そこから続く登山道らしきものを発見。かなり、それてしまったので、山の中腹を横断して、やっと正規のルートに出た。 安心したところで、見晴らしの良さそうな岩に陣取り、昼食にしようとザックを開けたが、コンビニで買ったおにぎりが入っていない。頭をガーンと叩かれた気がした。 なんと言ったって楽しみの昼食、今頃車の中で、おにぎりが熱々になっているだろう。取りに帰ることも出来ないし、とにかく急いで下山することにした。 焼岳山荘を過ぎると、急坂のオンパレードになり、やたらとハシゴが出てくる。それに、岩もゴロゴロとして歩きにくい。 本当は、ゆっくり草花を愛でながら下っていくつもりだったのが、残念だ。 特に、ネットで『ギンリョウソウ』を見つけたとの情報に、私も必死に見つけながらの下って行ったのですが、残念ながら見つけられませんでした。 やっとの思いで梓川の田代橋に到着したのが14:20。さすが上高地ですね。観光客が沢山散策をしておりました。 帝国ホテルの前の停留場でバスを待って45分頃にバスがやって来たので、乗車。 さて、沢渡が近づいてくると「沢渡には4箇所の停留所があるので、下りる場所を間違えないように」とアナウスがありましたが、たしか最初の停留所だと思っていたので合図を出したが、バスが止まったところは、全く違うところでした。 やれやれ、お腹が空いているのにまた車道を歩くことになってしまった。次の停留所まで歩くと車を駐めて駐車場がありました。停留場を一つ分歩いてしまった。 車に15:10到着、ドアを開けると熱気が出て来た。冷房を入れて少し車を冷やす。そして、おにぎりをほお張ると熱々で、食中毒が頭の中をよぎるが、構わず胃袋に放り込む。 |
Copyright (C) 2013 亀男 Zama / Kanagawa PageTop |