今年の冬の天気は、殆ど雨が降らない。これが昨年の夏に廻ってくれていたらなぁ~と、思い出してしまう。と、いう訳で2月15日の定休日も最高に良い天気になる予報だ。 先週に続き近場の山を探し、箱根の矢倉岳に登ってみることにした。時間的に矢倉岳の往復では簡単すぎるので、矢倉岳の後は足柄峠を通過して金時山の手前にある丸鉢山(猪鼻砦跡)まで行く周回コースを歩くことにした。 15日、6:15ごろ家を出発して東名高速の厚木ICに入り、松田ICで下りる。松田ICからは南足柄市役所を目指し進み、次に矢倉沢→地蔵堂に進む。 地蔵堂を目の前にすると、左は「夕日の滝」に向かう道の間に下り坂の下に広場が見えた。これが地蔵堂無料駐車場で比較的綺麗なトイレもある。この駐車場の脇にはバスの転回所もあり、バス停「地蔵堂」が終点のようだ。 7:50ごろ身支度を終え、駐車場を出発する。地蔵堂の前を通り、真っ直ぐ矢倉岳に向かう。うどん屋さんの前を通過し県道を横断して山道に入り込む。 登山道は急登もなく足に優しい道だが、こんもりとした樹林帯の中を行くので冬は寂しい感じだ。道はいくつかの分岐があるが、道標が沢山あるので迷うことはない。 山伏平を過ぎると雪が出てきた。少し凍っているので簡易アイゼン「スーパースノーアイスパッド」を着けて登っていると、山頂から下りてきた方と出合い、アイゼンを着けないで下って行ってみると言っていた。 9:33ごろ矢倉岳山頂に到着。逆光なのでハッキリは見えないが平塚方面から箱根山、そして富士山まで240度位の展望がある。早速、富士山を中心に何枚もカメラに納める。 景色を堪能した後、下山をする途中に、山頂よりも富士山が綺麗に見える場所があった。もちろん、ここでも写真を撮る。短い区間の雪道は簡易アイゼンのお陰で難なく下ることが出来た。 山伏平からは起伏のない快適な登山道を進む。途中で「山伏万葉公園→」の道標が出てきたので、そのまま進むか公園に寄ろうかと悩んだが、昼食タイムになってきたので公園に向かう。 ほんの一跨ぎで公園に。公園の中に東屋があったので、ここで昼食にする。この時期なので、だれも居ないし、通る人も居ませんでした。ゆっくり昼食を済ませ、公園を後にする。 公園を出ると車道に出る。車道だが車は殆ど通らないので大手を振って車道を進む。間もなく足柄関所跡と足柄峠、足柄聖天堂、足柄城址と名所になる。大昔に来た事があるような気もするが、記憶には残っていなかった。 足柄峠を過ぎても車道は続くが雪道になので、冬用タイヤかチェーンが必要だ。 黙々と進んだ後、12:43ごろゲートが出てきた。その手前の駐車場には、10台以上の車が駐まっていた。多分、殆どの人が金時山に向かったのだろう。 ゲートを過ぎた道は林道になっているが勾配が少しだけきつくなってきたので、また簡易アイゼンを装着して進む。途中で追い抜いていく人に、「3倍疲れますね」と言っていたが、アイゼンを着けないで靴を蹴り込んで歩いていた。この時間だから金時山の往復をするのでしょうが、この位の斜度だと悩むよね。 13:11ごろ猪鼻砦跡(丸鉢山)に到着。林道はずっと先まで続いていてその先には金時山が大きく見えてます。今まで見えていなかった富士山が展望所から綺麗に見えました。 今日、何回も見えた富士山の中で一番綺麗に見えたと思います。この先の金時山から見ればもっと綺麗かもしれないけど、今日は金時山には登りません。ここから下山をします。 猪鼻砦跡から夕日の滝に向かう登山道も、道標が沢山設置してあるので迷う事は全くありません。簡単な沢越えが3回ありますが、楽なものです。 14:50ごろ車道になったところで、右に行くと「夕日の滝」とある。この滝はまだ見たことがなかったので、ちょっと寄り道をして滝を見る。やはり滝は夏に見た方が良いと思います。 滝から戻り、車道を下っていたら、なんと猪と思われる毛皮が干してあった。こんなに年をとっているのに、毛皮が干しているところなんて見たことがなかった。それも6頭くらいの毛皮だ。貴重な物を見させて貰いました。 15:20ごろ、駐車場に戻りました。 |