裏妙義山
 (うらみょうぎさん)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(裏妙義山編)

登山日       2015年11月4日

丁須の頭標高   1057m (ちょうすのかしら)
谷急山標高     1162m (やきゅうさん)

歩行距離      10.9Km
              
累積標高差     1418m
               
登山口        群馬県松井田町

駐車場        裏妙義 国民宿舎駐車場
          (フロントに駐車場所を確認の事)
車中泊所      道の駅「みょうぎ」 
国民宿舎 登山口
裏妙義国民宿舎に車を駐めて出発  6:51 林道から丁須の頭登山口
登山道 もうすぐ山頂
登山道は涸れ沢を登って行く    8:29 もうすぐ山頂、最後の急登
籠沢のコル 丁須の頭の麓
籠沢のコル、尾根の反対側が望める  8:59 丁須の頭の麓に到着   9:10
丁須の 丁須の頭 肩
丁須の頭に一歩近づきました あと一段で肩の部分に登れる
肩から頭を 表妙義山方面
肩の部分に登りました。頭の部分です 肩の部分から、表妙義山方向を望む
隣の岩峰 丁須の頭
隣の高い岩の上にも登れるらしい 隣の岩峰から丁須の頭を望む
丁須の頭全体 パノラマ
丁須の頭全体を見る 岩峰からのパノラマ、中央に鳥帽子岩、赤岩を望む
横川駅方向 チンネ
横川駅方向 チンネの鎖場、鎖の先が見えない   9:34
20mの鎖場 鎖場中央
約20mの鎖、ザックが邪魔になり往生しました これで半分ほど降りてきたかな?
赤岩 桟道
赤岩をしたから見上げる 赤岩の岩壁に架かる桟道(さんどう)
鳥帽子岩の麓 丁須の頭を望む
鳥帽子岩の麓に到着(登れない)  10:34 鳥帽子岩を過ぎた所から丁須の頭を望む
鳥帽子岩 三方境
次のピークから望む、左から鳥帽子岩、赤岩、丁須の頭 三方境 分岐     11:05
鎖場 キレット
こちらも鎖場、ロープ場のオンパレード P3-P4の間にあるキレット(キレットの間に紅葉が)
谷急山山頂 浅間山方面
谷急山山頂到着    13:00 山頂から浅間山方面を望む
丁須の頭方面 表妙義山
午前中の鳥帽子岩、赤岩、丁須の頭を望む 表妙義山が良く見えてます
パノラマ P3山頂
山頂からのパノラマ(丁須の頭-表妙義) P3山頂から谷急山を望む(P3が一番の急登ピーク)
女道分岐 三方境登山口
女道コースの分岐    14:48 三方境から下山して林道に出る  16:14

 

11月4日は全国的に良い天気のようです。近頃は昼間の時間がもの凄く短くなってきて平地でも17時には暗くなってしまう。山はもっと早く暗くなるので行程の長い山は登れない。何処へ行こうかと悩んだ末に、裏妙義山に挑戦してみようと決めた。

例によって3日の18:30ごろ家を出て、圏央道相模原ICから関越道の東松山までを高速道路で行き、あとは道の駅「みょうぎ」まで一般道を使って走りました。少しでも高速料金を節約するつもりですが、時間帯が良かったのか22時を少し過ぎた頃に到着しました。どうせ、今は早朝に出発できないのでこの位なら十分です。

4日の6:10ごろ道の駅を出発して妙義湖を通過して裏妙義の国民宿舎に向かう。車は国民宿舎の駐車場に駐めさせて貰うのですが、フロントに行き駐める場所の指示を請い東屋の隣に駐めました。
6:51ごろ、国民宿舎を出発し、すぐ前にある林道を進むと5分位で登山口が出てくるので、右に入っていきます。最初は深い針葉樹林帯の中ですが、3~40分で岩がゴロゴロした涸れ沢のような登山道になります。
時々、短い鎖場もあったり大岩を丸太の桟橋で渡ったりとバリエーションにとんでますが、危険な場所はありません。

8:50ごろから、最後の鎖場と長い急登を過ぎると「籠沢のコル」に出る。目の前には、横川の町を通る上信越高速道路がよく見える。ここからは、さほどきつい所もなく進んでいけ、9:10ごろ丁須の頭の麓に到着。椎茸キノコのような奇岩は、一見の価値がありますね。もちろん下から眺めていただけでは、つまらないのでザックを置き長い鎖を頼りに肩になる所まで登りました。ここの岩は溶岩から出来た岩みたいで、手掛かり足掛かりがしっかりしているし丈夫なので鎖だけを頼らなくても登れそうです。
頭の上から鎖が降りているので、登ろうと思えば天辺まで行けるのでしょうが降りる時の怖さを思うととても登れません。
先に登った群馬さんは、肩の端にいって遠くを眺めながら「あぁ~、いやだ。いやだ」と何回かつぶやいていた。高所恐怖症の気があるのかな?
隣に尖った岩があるのですが、その上に登れるとのことなので、早速行ってみることに。

丁須の頭の隣にある岩峰には難なく登れ、360度の大パノラマです。ここから見ると丁須の頭は、首の部分からポキッと折れそうなんですが、何時か頭が転げ落ちる日が来るのだろうなと思いながら、展望を楽しむ。
時間的に表妙義山の方向が逆光になっているのが、ちょっと残念なところでした。ここで昼食に出来たら最高でしょうね。裏妙義山で一番の展望地かと思います。

一番の展望地を後にすると、すぐ深くえぐれた岩に鎖が降りている所に出くわす。チンネの鎖場と言うらしいが鎖の下端が見えないし、岩に挟まって下りにくそう。群馬さんより先に下るが、ザックが対岸の岩に挟まったりして滅茶降りにくい。上から「途中休みながら降りなよ」と有難い言葉にゆっくりと降りました。後から長いロープを持っていったのだからザックだけロープで下ろせば楽だったかもしれないと思いました。正直この鎖場は疲れました。

チンネを過ぎると高い岩峰は巻いて行くので、さほど大変なところもなく進る。赤岩の巻き道には鉄棒の上を歩いたり、足場板の桟橋などスリルがある。鳥帽子岩は見る角度によって刃先のように見える岩山なので、とても素人には取り付くことも出来ない岩山です。

11:05ごろ、三方境分岐に到着。次の目的地の谷急山は地図で1:30とあるので、12:40位に到着できるかなと先を急ぐ。穏やかな登山道も女道分岐を過ぎた頃から、鎖場やロープ場が出てきた。
それが、登っては下ってを何回も繰り返すので疲れが増す。
12:00ごろ、鎖やロープを使って急登を登ったピークで見たのは、かなり先にある谷急山だ。一瞬、ここで昼食にして帰ろうかなと思った。でも折角、遠くまで来て体調や天気が悪い訳でもないのに中途で敗退してしまうのは情けないと思い、体に鞭をあて前に進みました。

また、いくつかのピークを越えて13:00ころ、谷急山山頂に到着。山頂の標識を見て「谷急山1162m」と書いてあるのに、ビックリ!こんなに疲れたのに1162mですか(@_@)
八ヶ岳の赤岳(2899m)を登ったような感じがするのですが。それとも、歳のせいですかね。

先客が昼食を済ませ次々と戻って行ったので、狭い山頂を独り占めでゆっくり昼食にありつけました。
この山頂も360度の展望があり、浅間山も良く見える。午前中に登った丁須の頭や赤岩もかなり遠くに見えている。光の具合が表妙義山を少し綺麗に映し出している。

あまりゆっくりしていると陽が沈むのが早いからと、早めに下山を開始する。下山といっても、何度もピークを通過していくので下山の感じじゃないと思う。
やはりP3はどちらから登ってもきつい。ここを過ぎると少しだけ楽になるかな。
15:00ころ、三方境分岐に戻る。ここからは鎖場も無く、普通の登山道になるが、あまり下っていく感じはありません。途中、軽い登り返しがあったりで、国民宿舎が遠く感じられる。

それでも、まだ明るい16:21ころ国民宿舎に到着しました。はい、今日は体力を求められるコースでしたが、天気が良くて2カ所の大展望台を堪能出来て良かったです。
帰りも、高速料金を節約するため関越道、本庄児玉ICまで国道18号→17号線の一般道を走り家に着いたのは、20:30ころでした。

 

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