燕岳
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マップ のろのろハイク(燕岳 編)

登山日       2013年10月2日

燕岳標高      2763m

歩行距離      13.4Km

累積標高差     1585m

登山口        長野県安曇野市

駐車場        中房温泉手前登山者用駐車場
登山口 荷物リフト
中房温泉「湯原の湯」の前が登山口 6:44 第2ベンチ手前にあるに荷物用のリフト中継所
富士見ベンチ 登山道
富士見ベンチ   9:13 紅葉した木々の中を歩く
合戦小屋 ナナカマド
合戦小屋   9:48 ナナカマドの赤が鮮やかに映える
山荘が見える 赤色、黄色
燕山荘が山の上に見える 赤、黄、緑色のコントラストがとても良い見頃
鎖場 燕山荘
この登山道で唯一の鎖場(短い) 燕山荘
燕岳 登山道
山荘から見る燕岳 燕岳への稜線歩き
イルカ岩 山荘を見る
イルカ岩 稜線の途中から山荘方向を見る
山頂直下 山頂
山頂直下 山頂は狭く10人も立てないな!
山頂プレート 鷲羽岳方面
山頂の「燕岳」のプレート 山頂から鷲羽岳の方角を見る
岩場 岩峰
山頂から北方にある岩峰 燕岳から少し北に来たところにある岩峰
イルカ岩に似た岩 クロマメノキ
ここにもイルカ or クジラに似た岩がある  13:32 クロマメノキの赤とカラ松の緑のコントラストも良い
花 小花
ワタスゲの仲間? 直径5mm位の小さな花 シラタマノキ?
東沢乗越 花
東沢乗越(餓鬼岳と中房温泉の分岐) 14:52 キクバヤマボクチ
西大ホラ沢出合 沢渡り
西大ホラ沢出合  15:33 対岸のペンキの丸印を目標に沢を渡る
北燕出合 ブナ平
北燕岳沢出合 16:14 ブナ平  16:46

約1ヶ月前に誤って左足の膝を切ってしまい、暫くの間どこにも行けなかったのですが、縫合部も心配いらない位になってきたので、訓練も兼ねて何処かに行ってみようと10月2日の天気予報を見ながら探す。
天気予報は長野県西部、北部が良さそうなので安曇野市から中房温泉に行き、そこから「燕岳」に登ることにした。

例によって、1日18:30ごろ家を出て松本ICで下り、道の駅「ほりがねの里」で仮眠する。
ここから中房温泉までは、クネクネの林道を走るので1時間少しはかかるだろうが、今の日の出時間を考え6:30頃に到着するように目覚ましをセットする。

中房温泉までの林道は、舗装路だが1車線の幅とクネクネ道なので、昼間の時間に走ると大変だろうが、まだ暗い早朝なので、目一杯のスピードで走れても1時間はかかった。

中房温泉の手前の橋の両側に登山者用の駐車場があるが、最初に目に入った第2駐車場に駐めて支度して出発する。10分くらい車道を歩くと日帰り入浴「湯原の湯」が目にはいる。ここを左折すると登山口である。
登山道は、しっかりしていて歩きやすい。ただ、2ヶ月くらい山に登っていなかったので足が重い。

30分くらいで第1ベンチが出てくるが、まだ休むような時間ではないので、カメラに納めて先を急ぐ。登り始めて1時間くらいたった頃、ゴーゴーと滑車が動いている音がしてきた。地図にも荷揚げリフトが通っていることは分かっていたが、何が上がってくるのかなと気になって中継所の所でちょっと見ていたが、荷物は見られませんでした。

今日の天気は、雲がかかっていて遠くは見えないが、まずまずの天気です。
適度な登山道を黙々と登って行き第3ベンチを過ぎ、富士見ベンチに9:14ごろに到着。富士山が雲の合間から頭だけ少しだけ見えている。他は雲に隠れて見えませんでした。

そこから30分で合戦小屋に到着。うどんを食べているカップルもいたが、殆どは一休みをしている。それと先ほどの荷揚げリフトの終点が此処であった。
少し休み先に進むと紅葉が、色づいて綺麗見頃となってきた。

10:35ごろ雲の合間から燕山荘が崖の上に建っているが見えてきた。それにしても今日は平日なのに若い女性が多いよう感じがする。もちろん登山者全体も多い。

11:20ごろ燕山荘に到着。ここから山頂まで1Kmと書いてある。山頂は良く見えていて、ちょうど2人が一番高いところに登っているのが、ここからも見えた。
山荘に到着したところから周りの景色が、がらりと変わり花崗岩の世界になります。登山道付近は風化された花崗岩の砂礫で、大きな花崗の岩も沢山残っています。
山荘から少し歩いたところに、有名な「イルカ岩」があります。

さて、山頂が目の前なのですが、かなりの疲労感に中々足が進まなくなってきたので、山頂を目前に昼食にすることにしました。どうも最近、山頂を目前に昼食時間にすることが多くなってきたようだ。

昼食後少しゆっくりしてから山頂を目指す。山頂に立ったのは12:50になってました。
山頂は360度が見渡せる展望なのですが、今日は少し残念です。もし雲が無ければ槍ヶ岳や穂高岳も見えるのでしょうが、水晶岳、鷲羽岳が雲の合間からチラチラと見えるだけでした。

山頂を通過して尾根を歩いていくと、大きな岩峰が目の前に迫ってくる。岩峰を捲いて進むと此処にもイルカ?に似たような大きな岩があった。
東沢乗越を過ぎると、登山道は花崗岩の砂礫のため滑りやすくとても歩きにくいし疲れる。

西大ホラ沢出合の沢を過ぎて少し進み、この登山道を選んだ事が間違いだったことを思い知らせられた。
まず、結構流れが速い沢を行ったり来たり岩の上を渡川すること10回以上。もし、水量が多い季節ならとんでもなく大変な目にあった事だと思う。
もし、沢の中に転倒したらデジカメや携帯電話など全てがお釈迦様になるだろうし、寒い季節には体も危険になる。
対岸を良く注視していたつもりなので、ルートは間違っていないと思うが、沢歩きの装備が必要だ。

ブナ平を過ぎても、登山道は歩きにくいし、吊り橋の両側の丸太の階段は腐っていたり、丸太が腐っている所が多数ある。
荒廃した登山道は、時間もかかります。あまり見る所もないのでスリルを求めるのでなければ、この道は避けた方がよいだろう。

この様な登山道のお陰で、駐車場に着いたのが18:15になってしまった。もちろん17:20頃からは、ヘッドランプを点灯しての下山になりました。
まじ、疲れました。

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