新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言発令・延長が、まだまだ続いている。不要不急の外出を自粛しろと言われているが、ドンドン体力が落ちている感じがする。 このままでは、夏に山に登れなくなってしまう。少しでも鍛錬しないといけないと思っているだが・・・。 いつも近場の丹沢山系の何処かに行きたいと考えていたが、やはり丹沢山に登ってみたくなった。 ただ、丹沢山に登るお手軽コースの登山口になる「塩水橋」への道路が2年前の台風の後から通行止めになったまま。主要地を結ぶ道ではなく林道なので、全線開通までかなりの時間が掛かりそうだ。 それで、塩水橋に次ぐコースは、秦野戸川公園からずっと奥に進んだ戸沢出会駐車場から大倉尾根に登り、塔ノ岳、丹沢山と進むのが短いコースだと思う。 かなり足腰が弱っているし、日の暮れる時間も早いので、早朝に登山を開始しないと政次郎尾根を下れなく恐れがある。 山の方の雪は、先日の大雨の後、何処にも見えなくなっていたので、とりあえず4本爪アイゼンを持って行く事にして早めに寝る。 早朝に起きて5:30ごろ家を出発して、R246号で秦野市に向かう。この時間でも、早くから動いている方たちが多いものですね。 予想した時間より少し早めに戸沢出会駐車場に到着。こんな寒い中でもテント張ってキャンプをしているグループが2組いました。 支度をして6:48ごろ駐車場を出発。天神尾根を登り大倉尾根に出たのが、8:12ごろでした。 今日は冷たい風が強く吹くと言っていたが、尾根道の展望の良い所では強風が吹きまくっていた。寒いので、お馴染みの花立山荘も休まないで通過。 9:21ごろ塔ノ岳山頂に到着。山頂は、もの凄い風が吹きまくっていた。風で体が押されピンぼけの写真ばかりになるだろうと思い、諦めて丹沢山に向かう。 塔ノ岳までは、まずまずの調子で登ってこられたが、竜ヶ馬場のコブを登るのが結構キツく途中何度も止まって息を整えて登った。 最後の丹沢山の登りは、さらにキツく歩くより休む方が多くなってしまった。それでも、一歩ずつ進んでれば登り切るもので、10:54ごろ山頂に到着しました。とても疲れた。こちらの山頂には2人がベンチで休んでいるだけでした。 塔ノ岳では飛ばされそうな勢いで吹いていた風も、丹沢山山頂では、そよ風程度で陽は燦々と当たるし、小さいラーメンが食べられないと思っていたが、楽々湯を沸かせて食べる事が出来ました。 暫く景色を眺め、下山を開始する。 風も少し弱くなってきたようで、富士山の上に掛かっていた雲も少なくなり綺麗な富士山をみる事が出来ました。 復路の難所となる、塔ノ岳の登りを、これが最後だと必死に登る。 13:05ごろ塔ノ岳に戻ってきました。往路の時よりは風も弱まり、ゆっくり写真が撮れました。 この時間になると、横浜・東京方面も良く見えました。 復路は、表尾根を進み政次郎尾根を下り、戸沢出会駐車場に戻ります。 殆ど下りなので、息が上がる事は無いのですが、足首がクラクラになっているので、ガラ岩の下りが辛い。 政次郎尾根は登りにかかる時間と同じ位、1:30はど掛かって下ってきました。 ま、駐車場に戻ったのが15:50ころだったので、ギリセーフでした。 次の日は、足が思うように持ち上がらなく体全体が重くて、つくづく歳だなぁ~と思った。 |