マップ

登山記録概略


登山日       2017年1月25日

丹沢山標高    1567m

歩行距離      12.9Km

累積標高差    1367m

登山口       神奈川県清川村

駐車場       県道70号線
            塩水橋駐車スペース(8台?)
駐車スペース 堂平林道
塩水橋駐車スペースからゲートを越えて林道へ 7:42 堂平へ向かう林道は所々、雪と氷でガチガチ
パッド アイスバーン
軽い雪道に便利なスーパースノーアイスパッド 林道にはスケート場のような所も。これは滑る~
観測所 登山口
堂平登山口手前の雨量観測所 堂平登山口    9:20
堰堤 分岐
涸れ沢の堰堤を渡ると急登が始まる 天王寺尾根、堂平分岐    10:42
木の階段 クサリ場
さらに急登が続く 右手が崩落地のクサリ場。下りが怖い場所
最後の階段 山頂
最後の急登。上に宮ヶ瀬との分岐標識が見える 丹沢山山頂       11:43
富士山 蛭ヶ岳方面
山頂からの富士山 山頂から蛭ヶ岳(右)を望む
南アルプス パノラマ
富士山の右奥に南アルプスが見える パノラマ(中央が蛭ヶ岳方向)
パノラマ 塔ノ岳
パノラマ(中央が箱根方面) 山頂から塔ノ岳を望む
山頂風景 分岐
山頂風景パノラマ 宮ヶ瀬、天王寺尾根分岐   12:45
展望台 表尾根
クサリ場の手前の展望台で伊勢原大山を望む 丹沢表尾根(中央が新大日、左奥が三ノ塔)
丹沢三峰 横浜方面
丹沢三峰山(本間ノ頭ほか)方面 横浜方面、ランドマークタワーも見えます
都心 パノラマ
東京都心のビル群が薄く見える パノラマ(中央が横浜)
分岐 尾根を右
天王寺尾根分岐    13:18 天王寺尾根から林道へ右折   14:37
天王寺橋 瀬戸橋
本谷林道に出る(天王寺橋)   15:08 瀬戸橋(堂平との分岐)あと400mで塩水橋  15:29

24日の朝、何時も見える丹沢山系を見ると、空が澄んでとても綺麗に見えた。明日も同じ天気の良い天気なので、なにか無性に丹沢山に登ってみたくなった。
同じ丹沢山系でも真冬に丹沢山クラスの高さにはまだ登っていない。10日位は山には雪が降っていなかったと思うので、それほど深い雪は積もっていないと思う。

25日の6:30ごろ家を出発し、愛川町を過ぎ宮ヶ瀬から県道70号線を札掛方面に進む。
塩水橋の駐車スペースも10年位前は、もっと広く20台位駐められるスペースがあったが規制が厳しくなり、今は10台駐めるのも難しいかも?
今日は真冬の平日なので、1台も駐まっていないのかと思ったら、既に4台ほど駐まっている。シーズンは、1時間位余分に掛かるけど、札掛の駐車場に駐めて一山(上ノ丸)を越して歩くのも良いかもしれませんね。

7:42ごろ、塩水橋から堂平に向かって出発。冬期でなければ、天王寺尾根に向かうのですが、堂平からの急登を考えた結果です。下りが急勾配なのはこの時期はとても怖いので、天王子尾根の緩やかな勾配を下りに使うことにしました。
林道を1時間位歩いた頃から日陰の雪が凍っていて歩くのが大変になってきた。アイゼンを着けるほどでもないし飛び飛びなので面倒くさい。こんな所は、木道用に買ってあったスーパースノーアイスパッド(SuperSnowIcePad)が楽だと装着してみた。装着が簡単なのでこの位の雪だととても楽だが、崖から湧き水が凍っているアイスバーン状態は、ダメですね。
この林道も帰り道に使うと、怖い思いをするかもしれない。

9:20ごろ、堂平登山口に到着。ここから暫く大きな樹林帯の中を進むので雪の心配は無かったのだが、涸れ沢の堰堤を越えると、北面の雪が一気に深くなって更に急登になる。登山道には12本爪アイゼンの跡がきちっと残っていて登山道を探す必要がないので助かる。踏跡がなければ登山道を探すのが大変なくらい雪深い。
しかし今日は6本爪軽アイゼンしか持ってこなかった。やはり軽アイゼンでは滑るし、踏み抜きも多いので疲れる。この時点で、厳冬期の丹沢山をなめていたのに気がつきました。ただ、アイスバーン状態の場所はなかったので助かりました。

10:42ごろ天王寺尾根分岐を過ぎる。ここからの雪は陽に当っているので深くもなく凍ってもいないので先ほどよりずっと楽になった。この登山道で一番の難所、クサリ場も登りは難なく登れた。
クサリ場から先が急登が始まり、ペースが更に遅くなる。少し進んだ所に東京・横浜方面まで綺麗に見渡せる場所があった。やはりこの時期とタイミングが綺麗に見渡せているのだろう。何回か通っているが、こんなに綺麗な展望は記憶にない。カメラに納めて先に進む。

丹沢三峰山との合流点が見える階段が、今日は一段と苦しい。やっとの思いで11:43ごろ丹沢山山頂に到着。
やはり最高の景色が待っていた。風も無くとても穏やかな山頂で、思う存分にカメラのシャッターを押し続ける。
登ってきた方と「穏やかで最高の天気ですね」と挨拶を交わし、軽アイゼンで登ってきて失敗したと告げると、よく丹沢山に登る方のようで「今日の積雪は少なくて踏み固められて楽なほう」とのこと。冬山をなめてはいけませんね。
この静かな山頂で昼食にして、1時間位ゆっくりしました。

12:40ごろ、山頂を後にし、来た道を戻ると丹沢三峰・天王寺分岐の標識の所にスマホを覗き込んでいる人が見えた。この標識は帰りに撮ることにしていたので、早く動いてくれないかなと思いながら下る。
直前まで行ったら、「スミマセン」と外人さんが道を探していたのだ。たしかに標識には漢字で「宮ヶ瀬10KM」「堂平2.5KM」「丹沢山0.2KM」と書いてあるだけなので漢字が読めない人は分からないだろう。
そして「ヒルガタケ?」と聞いてきたので、目の前に見える山を指さして「蛭ヶ岳」と伝える。次に距離はどの位との質問に「約3Km」と答えると「アリガトウ」と宮ヶ瀬の方に向かい始めたので、「You Go To Hirugatake?」と言って止めた。
「Yes」と言うので「Go To Tanzawa And Right Turn To Hiru」と 大げさに手振りを交えて伝える。
13時ごろから蛭ヶ岳に向かって帰れるのかなと心配もしたが、その足取りは桁違いに速い。スタスタと丹沢山に消えていった。あの速度で道に迷わなければ、簡単に下山できるでしょう。

登ってきた時に見た展望台で、またカメラを取り出し写真を撮る。午前中よりも陽の具合で少し綺麗に見えました。大抵、午後になると霞むし雲がかかるのに、今日はずっと安定していた。
ちょっと怖いクサリ場も無事通り過ぎれば、あとは淡々とした雪道を下る。天王寺尾根は雪も少なく勾配も緩やかなので快適な下山だ。冬は天王寺尾根だけのピストンが良さそうだ。
尾根の途中で固い雪もなくなり、この先も雪の心配もなさそうなのでアイゼンを外す。

15:08ごろ、本谷林道(天王寺橋)にでる。あとは舗装林道をトボトボと歩くだけ。堂平林道と違って全く雪や氷はありません。
30分もしないで、塩水橋の車に戻ることが出来ました。 

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