ネットの情報を探していたら、新潟の守門岳にヒメサユリが咲いているとあった。それと7月10日定休日の新潟方面の天気予報が晴れマークが出ている。 関東地方には晴れマークが全く出ないので、絶好のチャンスと捉え準備を始める。 例によって、9日の18時頃、家を出発し相模原ICから圏央道に入り、小出ICに向かう。 小出ICの手前のパーキングエリアで小用を済まそうと思い停まったら、以外と静かなので一眠りしていくことにした。 その後、登山口近くの道の駅「いりひろせ」に移動。 5時に起きて朝食を済ませ、二口駐車場に向かう。すでに3台停まっていて、1名が身支度をして出発していった。 その後、高崎ナンバーの女性が入ってきたら身支度も早く同時に出発するくらいだった。ここで、2人ともスパッツを着けていたのである。雨の後でもないしな??と思いながら、酷かったらその時点で着けることにした。 二口登山口を6:50頃通過。いきなり急登でもないが、じんわりとキツい。途中2カ所にある、「熊に挨拶」と書いてあるガスボンベの蓋が意外と大きな音でカーンと鳴った。 さて、そろそろ誰かに追い越されても良さそうだが、誰にも追い越されず、大岳分岐手前まで来てしまった。山頂まで3時間とあった時間は、過ぎてしまった。よほど遅いペースだなと熟々体力不足を感じた。 大岳分岐を過ぎ、青雲岳を過ぎても、目的のヒメサユリは一輪も見つかっていない。1週間くらいで跡形もなくなってしまうものかな、と思いながら歩いているうちに、守門岳山頂に到着してしまった。 山頂の展望は、残念ながら雲が大きく広がっていて、隣の浅草岳も見えない。魚沼市方面が少し見えるだけだった。 ちょっと残念。 広い山頂で昼食中に、他の人の会話からヒメサユリは「大岳に沢山咲いている」と聞こえてきた。 良かった、復路は大岳を通って下山する予定なので、ヒメサユリに会える。 11:45ごろ山頂を後にして、大岳に向かう。大岳分岐までは先ほど通過したのでなんともなかったが、大岳へはキレットほどとは言わないが、大きなアップダウンで疲れる。 浅草岳の鬼ヶ面山みたいだ。このような山容でないとヒメサユリが咲かないのかもしれない。 大岳へ登る南面にまだ沢山のヒメサユリが咲いていた。 大岳山頂から西方面の保久礼コースにはヒメサユリは一切咲いていません。それに、粘土質の登山道に滑りまくり、何度転んだか。アイゼンが欲しかった。なので、下りの時間も登りの時間と同じくらいかかってしまった。 避難小屋を過ぎた頃からは、階段になって滑ることはなくなって助かったが、長い階段が続く。 15:19ごろ保久礼登山口に到着。ここから、二口駐車場まで40分だそうだ。 ここから草むらの中の登山道に変わる。ここで、出発時にスパッツを着けて出て行った訳がわかった。 それと、ヤマレコなどの情報で周回コースもほとんどの方が時計回りに歩いている理由が判った気がした。「急がば廻れ」ですかね。 2分駐車場には、数台の車が駐まっていて、少し前を歩いていた方が帰り支度をしていた。ここからは車道歩き。 16:10ごろ2口駐車場に帰着。 帰りは、R17を走り越後湯沢の先にある、道の駅「みつまた」と併設されている「街道の湯」で汗を流し、月夜IC手前の道の駅「たくみの里」へ移動する。 相変わらず静かな道の駅で仮眠して1:30ごろ起きて深夜の関越道を楽ちん帰宅しました。 |