白馬岳
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マップ のろのろハイク(白馬岳 編)

登山日       2014年7月23日、24日

白馬岳標高    2932m

歩行距離      15.5Km
              23日6.2Km 24日9.4Km

累積標高差     1904m
               23日1633m 24日-1297m

登山口        長野県白馬村

駐車場        栂池高原第2駐車場
栂池高原 白馬八方
栂池高原 駐車場マップ 白馬八方 バスターミナルマップ
猿倉荘 登山口
バスで猿倉荘に到着       7:32 登山届けを提出して登山道へ    7:44
ミズホオズキ サンカヨウ
登山道脇にはミズホオズキの群生が見られる サンカヨウ
キヌガサソウ 白馬尻荘
キヌガサソウ 白馬尻小屋       9:23
大雪渓スタート 大雪渓
いよいよ大雪渓、ここでアイゼンを着ける 延々と続く雪渓
1時間ほど 雪渓上部
1時間位登った所から振り返る かなり登ってきました    10:08
雪渓終わり シナノキンバイ
やっと大雪渓が終わりました  11:18 シナノキンバイ
ハクサンフウロ テガタチドリ
ハクサンフウロ テガタチドリ
ハクサンイチゲ 雪渓横断
ハクサンイチゲ 雪渓を横切る    12:51
花畑 杓子岳
避難小屋を過ぎての登山道 左手に見える「杓子岳」   13:14
尾根間近 ミヤマクワガタ
かなり尾根に近づいてきました ミヤマクワガタ
ミヤマガラシ ミヤマオダマキ
ミヤマガラシ ミヤマオダマキ
ウルップソウ 白馬岳頂上宿舎
ウルップソウ 白馬岳頂上宿舎に後一歩
分岐 白馬山荘
尾根道に到着     14:21 白馬山荘の後ろに白馬岳山頂が見える
ミヤマシオガマ 白馬岳山頂
ミヤマシオガマ 白馬岳山頂と展望図盤
小蓮華山 コマクサ
小蓮華山 山頂   8:22 コマクサ
チシマギキョウ アオノツガザクラ
チシマギキョウ アオノツガザクラ
ワタスゲ 白馬大池山荘
ワタスゲ 白馬大池山荘に到着    10:14
乗鞍岳 アカモノ
乗鞍岳 山頂    11:05 アカモノ

関東甲信越の梅雨がやっと明けた7月23日は、まずまずの天気のようだ。この時期、梅雨が明けて暫くすると仕事が急に忙しくなる。
それで、以前から登ってみたかった「白馬岳」に行く事にした。白馬岳の日帰りは、ちょっと無理なので山頂にある白馬山荘に泊まることにして、猿倉を出発して栂池高原に下るコースを策定する。

始め栂池高原からバスで白馬八方に行き、白馬八方から猿倉に向かうとしてバスの時刻から、猿倉に到着するのが8:50頃になる。
白馬山荘に予約する時、猿倉を9:00前に出発する予定だと告げたら「もう少し早い時間に猿倉を出発するように計画してください」と言われた。
さてさてと考えて、栂池から白馬八方へ自転車を使えば1時間早いバスに乗れそうなので自転車で走るコースも策定すると約8Km位で上り坂も少ないので1時間もあれば十分にいけると思いました。
22日の18:30ごろ家を出発する。栂池高原に到着したのは、たしか22:30頃でしたね。

23日、朝食を済ませ白馬八方発7:10のバスに乗るつもりで6:10頃、栂池高原を出発する。
コースはスマホの地図を確認しながら進むが途中でチェーンが外れ、だいぶ時間ロス。それでも自転車を降りて押し上げる区間が少なかったので助かりました。
文化会館の後ろに自転車を置いて、バスターミナルに行きバス停が何処か分からなかったので観光案内所の方に猿倉行きのバス停の場所を聞くと「1番乗り場です」との答えと同時にバスが目の前に到着。「あ、このバスです」の声に急いでバスに乗り込む。
途中のトラブルも考え、もう少し余裕を持った時間で栂池を出れば良かったが、間一髪でバスに乗れたのはラッキーでした。

猿倉で登山届けを提出して7:44頃登山道に入る。猿倉からの登山道の脇にも多くの花が咲いているので撮りながら進む。それにしても暑い。同じバスで来た方と追いつ追われつをしながら、「暑いですね」と言うと「雪渓に行けばドンと涼しくなるよ」と言ってくれた。
9:02頃、白馬尻荘を過ぎ雪渓に到着。

トイレ休憩など済ませ、此処から大雪渓を長時間進むことになるので安物の10本爪アイゼンを装着して9:34頃スタート。最初の内は傾斜が緩いのか息も上がらないペースで進める。
出発時には無かった霧が舞い始める。1時間も歩くと傾斜も徐々にきつくなってきてペースも落ちる。

11:18頃、岩場に到着。大雪渓の間は休憩場所もないし落石があるので、なるべく速やかに通過しなければいけないので、みんな此処で大休憩または昼食タイムとなっていて大賑わいだ。
アイゼンを外し、自分も昼食を済ませ一休み。周りを見ると珍しい花が沢山咲いている。

様々な花を撮りながらゆっくり登って行きましたが、写真を撮らないで登って行ってもかなりキツイ勾配です。
途中、雪渓を横断する所があり、アイゼン装着と注意書きがあるのですが大方の人はアイゼン無しで渡っているのと、切り込みの深さから不要と判断して雪渓の横断を始める。
確かに途中で下を見ると、もし足を踏み外したらピッケルを持っていない限り雪渓を下まで滑り落ちるかもしれないだろう。

その後も花畑の延長で、様々の花を撮りながら山頂を目指す。
14:21ごろ尾根道に到着。ちょっと残念なことに雲が風で舞っていて白馬岳山頂を含め他の山も雲に隠れている。
14:39ごろ、白馬山荘に到着。本当は白馬岳の山頂にも行きたかったのですが、既に雲の中なので今日は諦める。

白馬山荘の受付を済ませ、部屋に行くと既に2人が休んでいた。その後、ポツポツと宿泊者が到着。
そこで、この部屋が10畳間なのに敷き布団が10枚あるしビニール製のマクラが20個もあるが物を置く場所がないなと、みんなで心配になってきた。
もし、10人が到着したら靴とザックは廊下に置くしかない。4:30になった時点で5人なので、これ以上の宿泊者はいないだろうと布団の配置とザック置き場所を決めた。

夕食は2交代制で、5:40からの夕食を済ませ団らん室にあるテレビの天気予報を注意して見る。此処で映るテレビは富山県からの放送のようですが、どう見ても明日の天気は、雨模様。
後は、長野県側の天気との兼ね合いで雨が降らないことを祈り、就寝につく。

朝は5:00から朝食が始まったが、雨が降っている。千葉県から来ていた方は、長野から新幹線の時間があるのでと、食事が済んだ後直ぐに出かけていった。
自分も含め、この雨の中急いで出て行ってもしょうがないと、部屋の中でゴロゴロしたりしていると先ほど出発した人が戻ってきて、雨風が強く下山を断念して戻ってきたそうだ。そして、もう一泊別の「白馬頂上宿舎」に泊まってみると。出て行った。

さて、何時までもゴロゴロしても始まらないので6:40ごろ白馬山荘を後にする。
確かに風が強いのでフードが顔にへばり付いて前が見にくい。とにかく淡々と歩を進める。花も綺麗に咲いているのだが、雨でカメラのレンズが曇って上手く撮れなく残念だ。

8:22ごろ三国境を通過、9:12ごろ船越ノ頭を通過して行くと、花の群生地など雨が降っていなかったら、ゆっくり撮影をして行くところなのに。
10:15ごろ、白馬大池に到着。小休止した後出かけるが、暫く進んだところから岩がゴロゴロした登山道になった。
雨が降っていなくても、岩の登山道は苦手なのに・・・。濡れている岩に、足を置く場所を良く見て進むのでペースが落ちる。

天狗原に咲いていた花を撮ろうと思ったら、カメラが曇って上手く撮れない。途中でスマホのGPSで登山道の確認をしようと思ったら画面に付いた滴のため操作ができなくなっていました。
この様な電子機器は雨の中では、お手上げですね。

せっかくの弁当も、とても食べる場所もなく13:15ロープウェイの駅舎に到着。
14:00ごろ車に到着、車に積んでいた下着から全部脱ぎ替えてやっと昼食にありつきました。

雨が降らなければ最高だったのですが、一つの山に登ってこんなに多くの花に出会ったのは始めたです。又行ってみたい山の一座になりました。

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