暑さ寒さも彼岸までとは、よく言ったもので、秋の彼岸を過ぎたらかなり涼しくなってきたし、お天気も安定してきた。 30日の定休日も、関東甲信地方は良さそうな天気予報が出ている。今までの分までも取り戻さなければと、何処に行くかを探す。 今回も旧友のW君に声をかけて、行き先を練ってみた。結果、歩行距離も適度な日光白根山に決まった。 例によって29日17時頃、座間を出発し相模原ICから圏央道を経由して関越道の沼田ICで下りる。 沼田から尾瀬に向かい、片品村役場の隣にある道の駅「尾瀬かたしな」に到着。今晩の車中泊の場所だ。すでに何度も利用させて貰っているので静かな場所に駐める。W君がトイレがとても綺麗だと驚いていた。 少しアルコールを腹に入れて、6時頃に出発するつもりで眠りにつく。 30日、5時に起きて朝食を済ませ出発する。50分位で菅沼に到着。空には雲が一つも無い最高の天気だ。 身支度を済ませ6:54ごろ菅沼の駐車場を出る。 これから暫く樹林帯の中を歩くが、少し歩くと暑くなってきたのでジャケットを1枚脱ぐ。 8:48ごろ弥陀ヶ池に到着。雲が一つも無い綺麗な白根山が正面にドンと見える。弥陀ヶ池に逆さ白根山と相まってとても綺麗な山なみを見せてくれている。 さぁ、これからが本番の登山だ。今までは殆ど急勾配がなかったが、これからは、キツい勾配が続くかと思ったが、歳のせいでスローペースで登っているからか、あまり急勾配が気にならなかった。 以前、登ったときに一箇所だけロープが垂れていたが、今はそのロープは切れたままになっていた。以前もロープには手をかけなかったが、今回もロープがなくても岩に手をかけて簡単に登る事が出来た。 10:26ごろ山頂に到着。すでに山頂は多くの人で溢れかえっていた。まずは、山頂からの景色をカメラに収めて、一段下がった場所に移動して昼食にする。 男体山と中善寺湖を眺めながらの贅沢な昼食だ。筑波山や遠くに富士山がかすかに見える。 十分に壮大な景色を堪能したところで、下山を開始。こちら側の登山道は大きな岩はなく、細かい砂利の登山道だが、滑る程でもない。 もうすぐ下り終わりになる頃には、周りの木々の紅葉が始まっている。 12:30ごろ避難小屋に到着。一寸覗いてみようとしたが、扉が開かない。後から来たカップルも開けようとしてたが開かない。これでは避難小屋にならないよ。 ここで、前白根山-五色山を経由して下山してみようかと、コースタイムを計算したら、登山口に17時過ぎになってしまうとの事で、通常の五色沼経由で下山する事になった。 避難小屋から五色沼には、直ぐ着いた。五色沼は間近で見るよりも遠くから見た方が綺麗に見える感じがした。 五色沼から弥陀ヶ池へは平坦な道かと思っていたら、少しずつ登っていくので、何となく道を間違えたのかなと思いながら歩く。 13:35ごろ弥陀ヶ池に到着。今朝と同じ逆さ白根山が見える場所で、大休止。少し雲が白根山にかかってきた。本当に天気の良い一日になって、良い思い出に残りました。 ちょっと長い休憩をした後、下山を開始。針葉樹林帯の中に入ると、ちょっと暗くなって、日が短くなってきたなと思い知る。 登るのも下るのも同じ時間の、おじいさん二人を若者がドンドン追い越していく。 15:30ごろ、やっと菅沼の駐車場に到着。今朝は、かなりの車が駐まっていたのに、大分少なくなっていた。 登山靴を脱いで、トクホンを足首に張り新しい靴下に履き替え、小休止して帰宅に着く。 関越道も圏央道も渋滞に、はまらないで座間に帰着しました。 |