至仏山
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マップ のろのろハイク(至仏山 編)

登山日       2007年10月3日

至仏山標高    2228m

歩行距離      10.7Km

累積標高差     849m

登山口        群馬県片品村

駐車場        片品村-鳩待峠の間はマイカー
             規制のため片品村のバス乗り場
             の大駐車場を利用
マユミ 尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原手前、マユミが綺麗に咲いていた 尾瀬ヶ原は黄金色になっていた
登山道 尾瀬ヶ原
至仏山への登山道 登山途中で尾瀬ヶ原を望む
ナナカマド 白い草
ナナカマドの実が真っ赤に 蛇紋岩の岩に白い草が育っている
紅葉 山頂
山頂近くの木々は、かなり紅葉している 至仏山 山頂
小至仏山 湿原
小至仏山 山頂 小至仏山-鳩待峠間にある湿原

10月3日は、定休日なので、久しぶりに山に登りたくなった。10月になったのだから出来れば紅葉も少し見られたら、いいなぁ~、ということで、まだ登ったことがない尾瀬にある至仏山に決めた。
至仏山は7月前は登れない登山規制のある山だから、仕事の兼ね合いもあり、やはりこの時期になってしまう。この山は蛇紋岩で形成されていて滑りやすい、と有名である。妻も尾瀬ヶ原を見たいというので、一緒に行くことになったが妻とは、山の鼻で別れて別行動。
例によって、2日の21時に出発して、戸倉の駐車場で仮眠することに。戸倉の駐車場に着いたのは24時少し前でした。

朝は5:30位に起きて、朝食を済ませ、6:30のバスに乗る。鳩待峠に7:10分位に到着。少しガスっている。
早い時間にもかかわらず多くの登山者が山の鼻に向かって行く。この道を通るのは20年ぶりかなぁ~。鳩待峠からず~と木道になって大変楽になったものだ。
ずっと下りだし、山の鼻には地図上の時間通り1時間で到着。一番上の写真の所の尾瀬研究見本園で妻と別れた。
これから至仏山へ標高差820m距離2.6Kmを約3時間である。

登り始めて1時間した所から尾瀬ヶ原の草紅葉が霧の合間から見えた。これが最後で後は、ずっと霧の中を黙々と、と言いたかったが足が鈍っていたかゼイゼイ、ハーハーの小休止ばかり。
途中でストックの先のゴムが無くなっているのに気がついたのだけど、戻って探す気にはなれない。
ナナカマドの紅葉と赤い実が霧の中、山にコントラストを付けてくれていますが、この時期なので花は殆ど咲いていません。
下りてくる人から、もう少しで頂上ですよ~、と言われようになった辺りが少し紅葉してました。しかし『もうすぐ頂上』は、ちっとも現れません。これで周りの景色でも見られれば気分も違うのでしょうが・・・。

11:10ついに至仏山頂上に着きました。当然ガスっているので周りは何も見えません。見えるのは登山者と石碑だけ。晴れていれば、燧ヶ岳をバックに尾瀬ヶ原全体を見られるはずです。お天気ばかりは致し方ないと諦め、昼食のおにぎりを食べる。
山頂で一人の陽気なおじさんが、登ってきたグループのカメラマンを何回も請け負っていたのですが、これから山の鼻に下ろうとしていたあるグループの人達に、その靴で下るのは、滑って怪我をするから絶対に止めた方が良いと注意し始めた。そして、もと来た鳩待峠に帰った方が良いと説得した。その人達の靴までは見なかったが、おじさんの言っていることは、良く分かります。良く滑る石がゴロゴロだから、よほど慣れていないと下りは、怖いと思う。その人達は、おじさんに言われたとおり鳩待峠に向かって帰って行った。

さて、昼飯も済んだし周りは、相変わらず見えないので、とっと帰ることにした。これから小至仏山を越えれば、あとはずっと下りだけ。ところが小至仏山辺りから霧雨になってきた。
カッパを着るほどでもなし、途中から着ていたウィンドブレーカーでいける所までと先を急ぐ。
途中から木道になったのですが、これがまた滑る。大木を縦に裂いて2本渡してあるやつは、慎重に歩く。が、スッテンと2回転んでしまった。やれやれ(^_^;)
鳩待峠に着いたら、なんと観光バスが何台も停まっているではないか。大型の観光バスは通行できないので、中型の観光バスである。鳩待ち山荘には、かなりのお客さんが休んでいた。私はズボンが泥だらけになってしまったので急いで帰りの切符を買いバスに乗り込んだ。
戸倉の駐車場に着いたら、なんと妻も一緒にこのバスから降りてきた。な~んだとお互いに・・・。それに雨も降っていない。
妻は尾瀬ヶ原を見晴台まで行ってきたそうだ。だけど、先ほどの観光バスが何台もいたように、尾瀬ヶ原は、おばさんがいっぱいで大変だった、とさ・・・・。

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