2016年の正月は、とても良い天気で暖かい。年末になっても雪が降らなくてスキー場が困っているようだ。暖冬で仕事がかなり少ない。やっぱり普通に寒くなってほしいものです。 正月休み中の3日が良い天気なので軽く富士山を見に行こうと探した結果、河口湖の北西にある「節刀ヶ岳」に登ることに決める。河口湖ならUターンラッシュに巻き込まれない、河口湖→山中湖→道志村の帰り道を走れば渋滞に巻き込まれる可能性はない筈なので安心だ。 3日5:30、前日の酒がちょっと抜け切れていない気分だが寝床を出て朝食を済ませ相模湖ICに向かう。いつもと違って道はかなり空いていて楽に一般道も中央高速も走れた。大月を過ぎてちょっと眠くなったので谷村PAで30分位仮眠をとって河口湖に向かう。 若彦トンネル入り口側の道路に駐車場があるとの情報にトンネルの入口まで進んだところ左に曲がる場所がなく、やむなくやっの思い出Uターンして500m位戻って「←大石ペンション村」看板の道路を左に入っていきました。若彦トンネル入口が右上に見える所まで来ると、その先の左側に空き地が見えたので、ここが駐車場だと判断して、身支度をして9:27ごろ出発する。 少し荒れた林道を歩く。長く続く登りの道も正月の怠惰な生活を送ったせいかこんな道でもきつい。ゲートは無いので先まで車で進むことは出来るが、荒れた道なのでSUV車以上の自動車にした方が良いでしょう。 駐車場から30分位の所で沢を渡りますが、道路状況は一変して道の真ん中に大きな割れ目が走り、どのような車も通過することは出来ない状態になってます。 ただ林道は続いているので、黙々と歩を進める。 10:45ごろ、林道を左に「金山」方面に入り込む。登山道は危険なところも鎖場も無い足に優しい道が続くが勾配がきつく、急登に休みながらゆっくりと進む。 11:22ごろ、やっと十二ヶ岳と節刀ヶ岳の尾根道に到着。 尾根道に出たところで雪に覆われた南アルプスが木々の間から垣間見えたので、この先の良い展望場所でカメラに収めようと思ってそこでは撮らないで金山に向けて進む。今までの登山道と違って、かなり緩やかな登山道を少し進むと金山に到着。 金山からは富士山が良く見えたが、春霞がかかった感じで今ひとつの展望。 そのまま先に進み、辛い場所も無く節刀ヶ岳に11:50ごろ到着しました。山頂は富士山を中心に東の三ツ峠山からグルッと十二ヶ岳の展望を満喫できます。本当は西方向が開けていれば、南アルプスも見えて最高なんでしょうが、雑木が密生していて中々見えませんでした。 もちろん、ここで富士山を見ながら昼食にしました。時間が経つにつれて陽が西に回るので徐々に富士山が綺麗に見えてくるはずが、霞んできてしまいました。 登山最中は暖かいのは楽なんですが、折角の景色は反比例して残念な姿に・・・。 それと、富士山周辺の山には全く雪が降っていない。富士山の雪も何時も見る姿と違い雪が少ない感じがする。なんでも、平年並みが一番ですよね! 昼食後、大石峠に向かって12:40ごろ出発する。ここからの尾根歩きは細い灌木の間を河口湖方面が木々の合間からチラチラ見える登山道で、多少のアップダウンを繰り返しますが楽な尾根道を歩きます。 展望の無い金堀山を通過して13:38ごろ大石峠に到着。ここから駐車場に向かって急降下で下って行くのですが、久しぶりの急降下に膝が悲鳴をあげてしまい、3~4回ほど休憩を挟みながら下ってきました。 帰りの道路は富士吉田で少し流れが悪くなっただけで、家までスムースに走れ問題なく帰れました。 |