浅間嶺のカタクリが開花したと、ヤマレコなどの情報を得た。じつは3月上旬、浅間嶺(時坂峠付近)に咲く福寿草を見る予定だったのです。しかし直前でインフルエンザにかかって見られなかったので、これを機に浅間嶺を登ることにした。 前から決めていた、払沢(ほっさわ)の滝駐車場に車を駐め、数馬手前の浅間尾根登山口までバスで移動して尾根歩きをして駐車場に戻るコースです。 4月4日、家を6時頃出発し相模原ICから圏央道に入り、あっという間の西八王子ICで下りる。檜原村まで、混雑するところもなく楽に払沢の滝無料駐車場に7:15ころ到着。 払沢の滝を出るバスは、7:43なので余裕で到着できた。数馬や都民の森に向かうバス便が少ないので、7:43に乗れなかった時は予定コースなど大幅変更を余儀なくされる。この位の余裕で良かった。 駐車場から払沢の滝入口のバス停に行くと、登山者が一人バスを待っていた。バスロータリーにあるトイレに寄っても余裕で、7:43発のバスに30分位乗り、浅間尾根登山口に到着。 奥多摩の登山は、標識が沢山あるので助かる。標識に従い民家の間を抜け、さほどキツくもない登山道を進む。 バス停から約1時間で数馬分岐に到着。これで尾根道に出たので、もう急登はない筈だ。やはり奥多摩だ、登山道も尾根道も足に優しいし快適だ。 尾根道には、ミツバツツジが咲き始めてるし、カタクリの花も見つけた。アップダウンが殆ど無い尾根道を一本杉、人里峠と通過し10:50ごろ浅間嶺休憩所に到着。トイレもある休憩所は展望も良くないので先に進む。 すぐ浅間嶺山頂に到着。山頂からの展望は、かなり良いが春霞で少しモヤってしまっている。 当然、此処で昼食にする。広い山頂には何基ものベンチがあり、先客のペアに後続の若手グループが加わり昼食タイムだ。 その中、ヘリが何かを探している位のスピードで向かってきたが、そのまま三頭山の方に通り過ぎて行った。 この良い天気なのに事故かな?と思っていたら、三頭山の方から戻ってきて、目の前でホバリングを始めた。そしてロープで1人が地上に降りたので、怪我人でもいるのかと思って目を凝らしたが、見つけられない。更に別人がロープで下りたり、ヘリに戻ったりしている。 これはヘリの救難訓練だろう。かなり長い時間ホバリングをしている。11:45ごろ、まだヘリの訓練が続いている中、昼食休みも十分取ったので、山頂を後にする。 登山道脇にカタクリを見かけるようになった頃、「カタクリ群生地」の標識も出てきた。大群生地とは言えないが、かなり咲いている。 12:49ごろ、峠の茶屋「そば処みちこ」の横を通過する。この茶屋は土・日曜日だけの営業だが、ここへ来るだけでも大変だ場所だ。 この辺から、色々な花を見つけるようになった。さすが、奥多摩です。 13:12ごろ、時坂峠を通過。民家の庭には時期を少し過ぎたが、立派なしだれ桜が咲いていた。時坂峠からは、民家の庭も含め、色々な花が楽しめた。 13:45ごろ、払沢の滝駐車場に到着。車は花粉のせいで真っ白になっていた。道理で歩いている最中に、くしゃみが止まらなかったり鼻水がズルズルだった筈だ。 ちょっとだけ払沢の滝を拝んでくることにし、カメラだけを持って出かける。歩道には木材チップが敷かれていて、とても足に優しい。 さすが有名な滝だけあって、流量も多く高さもあるので立派な滝です。今年はこの滝が10年ぶりに全面凍結したそうだ。確かに寒い冬だった。 帰りは、同じコースで帰宅する。 |