関東地方の梅雨は空梅雨となり6月末ごろからジリジリと暑い日が続き、仕事はずっと忙しく毎日キツい日が続いていた。6月末ごろ風邪もひいてしまったこともあり、ずっと山には行けてなかったが、やっと仕事の目処も立ったので前から行ってみたかった木曽駒ヶ岳近くにある「三ノ沢岳」のお花畑に行ってくることにした。 18日の19時ごろ家を出発し例の如く相模湖ICから中央高速に入り、途中軽食を済ませ駒ヶ根ICで下りる。 22時ごろ菅の台バスセンター駐車場に到着。ここは、前泊しても600円なのが良い。そして寝るには最適な気温でゆっくり寝られました。 19日4:30ごろ起きて朝食を済ませ、始発6:10のバスに合わせてトイレに行ったりして調整。30分位前に往復のチケットを買い、バス停に向かうと沢山の人が並んでいて始発のバスには乗れなかったが、10分後の臨時バスに乗れた。 しらび平からロープウェーにも直ぐ乗れて、あっという間に千畳敷駅に到着。お陰様で良い天気の千畳敷カールと宝剣岳を見られました。 1ヶ月ぶりの山行なので足が重く、極楽平への急坂はちょっと辛く足が進まない。 7:50ころ、極楽平に到着。そこから宝剣岳に向かう途中を分岐して三ノ沢岳に向かう。この分岐場所が三ノ沢岳よりも高い2881mなのだ。 分岐場所から三ノ沢岳が綺麗に見渡せる。 中央アルプス特有の岩がゴロゴロしている中を下りきると、ハイマツの中を進む登山道になり少し歩きやすくなった。小さなピークを越えている時、高齢の女性が戻ってくるので、「もう山頂まで行って来たんですか?」と聞くと、キツいので途中で帰ってきたそうだ。 意外と、このように目的地が直接見えている山の方が疲れるものだと思う。 ハイマツの中にはイワカガミを始め色々な花が咲いていて飽きない。遭難慰霊碑を過ぎるといよいよ山頂だ。少し進むとお花畑があり、白色のハクサンイチゲ、黄色のシナノキンバイやミヤマキンバイ、赤のハクサンチドリなどが沢山咲いている。チングルマなども沢山咲いている。 お花畑を過ぎると小さな山頂に9:58ころ到着。 山頂からの写真を撮り終えたが、昼食には時間が早い気がするので、戻る途中の適当な所で食べることにして帰路に向かう。 山頂から少し回り込んだところに下山路があり、目の前に宝剣岳から始まる木曽駒ヶ岳、木曽前岳の山が一望できる。 11:20ごろ、ほぼ中間地点のピークの上で、昼食にする。今日は登山道の方は殆ど風が吹いてないがピークの上は少しだけ風があり少し楽だ。 ここからは木曽駒と木曽前岳の間にある「玉ノ窪山荘」が良く見えるし、大きな山が目の前だ。 12:00ごろ昼食後、分岐点に向かってちょっとキツい登りを始める。栄養補給と休息した後なので若干足が軽くなった気がする。 12:42ごろ分岐点に到着。ここから極楽平に戻っても良いが、時間もあるし宝剣岳を廻って帰ることにした。 宝剣岳は更にピカピカの太いクサリに代わっているような気がする。安心して岩山を通過することが出来た。 山頂からの景色は、少し雲が流れてきているので完全ではないが、まずまずの千畳敷カールを拝めた。 乗越浄土から千畳敷カールに下って行き、花を探したが目新し花も無かった。昔から比べると花が少なくなっているのでしょうか。 14:30のロープウェーに乗れ順調にバスにも乗れて駐車場に戻れました。 |