マップ

登山記録概略


登山日       2021年11月3日

両神山標高      1723m

歩行距離       5.3Km

累積標高差      826m

登山口        埼玉県秩父市

駐車場        上落合橋駐車場

車中泊所       道の駅「大滝温泉」

GPSファイルダウンロード(GPX)
駐車場 登山口
上落合橋駐車場   7:03 作業路は橋との間を入る
禁止 踏み跡
作業路立入禁止案内板をくぐり抜け進む 踏み跡は、枯れ葉の上からも良く確認できる
紅葉 赤テープ
赤に染まった葉が木々の合間から綺麗に見える 赤テープが迷わず導いてくれます
沢 急勾配
沢を渡るのは、この細い沢だけです かなり高度を上げて勾配もキツくなってきた
尾根道 山頂手前
尾根道に出ました。両神山へ200m   9:06 これを登ると山頂だ!
山頂 山頂標識
両神山山頂(360度に近い展望)  9:15 山頂標識
パノラマ 富士山
山頂パノラマ(左に富士山、右に八ヶ岳) 富士山が頭の部分だけ見えます
展望図盤 注意看板
山頂展望図盤 山頂を下り、八丁峠コースを東岳に向かう   9:39
クサリ場 紅葉
早速、クサリ場を下る 尾根道の紅葉が目に入る 
八ヶ岳 東岳
尾根道途中で、遠くに八ヶ岳が見えたので 東岳山頂(展望良い)   10:32
国道299号 パノラマ
右が秩父方面、手前にR299が通っている 山頂パノラマ(秩父方面、三角山は武甲山)
パノラマ 西岳方面
山頂パノラマ(北西方面) 昼食後、東岳から進む西岳方面   11:36
横クサリ 山肌を登る
岩の上にクサリが張ってある場所の方が怖い 前の山に取り付いている3人組
祠 長いクサリ
龍頭神社奥社の祠 長~いクサリ場
西岳 行蔵峠
西岳山頂(展望なし)   12:20 行蔵峠   12:41
八丁峠 登山口
八丁峠   13:23 上落合橋、登山口に帰着  14:12

11月3日、文化の日は定休日でもある。もちろん以前から天気予報を見ていたが、良さそうな天気が続くみたいだ。あとは何処の山に登ろうかと考え抜いた末、両神山に登る事に決めた。
両神山は2007年10月に日向大谷からと、2012年5月に上落合橋からと2回登っています。その上落合橋に登った時、下山した後、登山禁止の所から下ってきた、おじさん2人に聞いたら「こっちの作業路の方がずっと楽だよ」と言われたのが、頭を離れなく、それに紅葉の時期でもあるし、この作業路を登って見る事にした。
コースは、以前ネットで登った人の地図を、自分の地図に書き込んであった。
同じ道のピストンは面白くないので、当然、八丁峠-西岳-東岳と歩くのだが、どちら側から登るか一寸迷ったけれど、今回は初めてだし、勾配の程度も判らないので、先に作業路を登って両神山を目指す事にした。

上落合橋に行くのには、山梨方面から向かうのと、秩父市内を通って行く方法があるが、今回は、帰りの中央高速の混雑を考え、秩父市内を通る道順にした。
何時もの如く、家を17時ころ出発し、相模原ICから圏央道に入り青梅ICで下りる。その後は、正丸峠を通りR299に出る。後は秩父市内を通過して、道の駅「大滝温泉」で車中泊をする。

5時に起きて朝食を済ませ、上落合橋に向かう。奥秩父湖を過ぎ、大きく右折する所に、地名が書いてあり通行止めと書いてあった。地名では判らないので、とにかく八丁トンネル手前の上落合橋まで行ける事を願って車を進める。
6:45ごろ、上落合橋に到着。その先にある橋を渡った所に通行止めのゲートがあった。これなら、八丁トンネル通行止めと書いてあれば判ったのに、と思った。

作業路登山口を確認し、身支度をしている間にもう1台の車が到着。さて、進入禁止と書いてある所に入って行くのは悪い事をしているようなので、暫く車の中で待っていた。八丁峠の登山口へは、自分の車の前を通るので判るから、それから出発しようとしていた。
少し経って何の音もしなくなったので、外に出て見たら後から来た人はいなくなっていた。何のことはない、この人も作業路から登って行ったのだと思う。

さて、誰もいなくなったので作業路口の「ただちに引き返せ」案内板を潜り、登山開始。最初は道路の石垣に沿って登るので、かなり急勾配だ。少しばかり急勾配が続いたが、そのうち勾配が緩くなる。
問題は作業路の道順だが、枯れ葉がかなり積もっているのに、それなりに踏み跡が良くわかる。もし、一寸迷ったかなと思っても、すぐ赤リボンが目に入ってくる。
1389mのピークが近くなった時に、地図ロイドで確認しただけで、後はGPSを確認する事は無く、踏み跡をずっと追うことが出来た。
その後も危険な所や急勾配も無く、踏み跡不明瞭で、目をこらして赤テープを探すような事も無く淡々として歩けた。その後、何となく尾根が近くなった頃に少し勾配がキツくなり、トラロープが張ってあり、9:06ころ尾根道に出ました。勿論、こちらにも「ただちに引き返せ」の案内板があります。
両神山山頂には左へ200mとありました。

9:15ころに、両神山山頂に到着。雲一つ無い良い天気で、かなり遠くの山も見え、一番良く判ったのは、富士山。あとは、御嶽山が薄く見え、その他は遠望のため山座同定が難しいので省略。とにかく、遠くまで良く見えたと思います。ただ、誰かが言ってましたが、百名山の割に山頂が狭いので、何時までも山頂に居られないのです。ドンドン登って来る人のためにも山頂を空けました。
一段下の空き地で、どこから登って来たのか聞かれ、作業路とも言えないので上落合橋と答えたら、その方は、一番楽な白石差から登ってきたと言ってました。
あと、気がついたのは山頂に一本だけ残っていたアカヤシオがついに、枯れてしまったようだ。
14年前の10月に登った時は、真っ赤に葉が青空に映えていたし、9年前の5月の時は、アカヤシオの花が数輪咲いていたのですが・・・。残念です。
時間も早いしドンドン混むので、名残惜しいけど山頂を後にし、東岳に向かい下山する。

東岳までには、さほどのクサリ場も無く、10:32ころ東岳山頂に到着。こちらの展望も中々良い。早速、見晴らしの良い場所に腰を下ろし、おにぎりを頬張る。他の人達も、コンロを出したりして昼食タイムである。
この山頂からは、両神山があるので南方向の山は見えないが、東方面と西方面を中心に展望が良い。
少しゆっくりして、東岳を後にする。

東岳と西岳の間が、ピークがいくつもあるので、クサリ場が多い。
東岳のクサリ場を下り終わった時、下で登るのを待っていた同年代の方が、もう両神山山頂まで行ってきたのですか?と聞いてきた。
八丁峠経由で登った割には、早いなと、思ったのでしょう。実は、上落合橋から作業路を登って東岳を周回して下山します、と答えたら、自分は、その逆コースで周回するとの事。もう何回も作業路を歩いているらしく、古い地図には正式登山道として、書いてあったそうです。お互いに気をつけてと、声をかけ別れる。

更に、何本かのクサリを登ったり下ったりを繰り返し、12:20ころ西岳山頂に到着。西岳からの展望は殆ど無いので、休まず先に進む。
西岳を過ぎると長いクサリ場は無くなり、すぐ行蔵峠に出た。以前、歩いた時には、この峠があった記憶が無いし全く峠と呼ぶには、ふさわしくない場所だ。違和感を感じる峠だ。
その後は、さほど大変な所も無く、13:23頃八丁峠に到着。
八丁峠からは、つづら折れの登山道を下る。登山道の最後は、上落合橋に流れる川の横を歩き、14:12頃、登山口に出ました。

車で靴を履き替えたりしていると、何台もの車が通行止めのゲートまで行って、バックして帰ってくる。やはり地名では分かり難いのだと思う。「八丁トンネル通行止め」と書いてあれば、ここまで入ってこないと思う。中には、長野ナンバーの車がいたが、ここから長野方面に行くには、秩父三峰口まで戻るようかな?と、同情する。
さて、本日歩いた両神山に続く作業路は、なぜ登山道として認めないのか不思議だ。クサリやロープ場も無いし、必要とする危険な場所も全く無い。何かの権利関係が通行止めにしているとしか思えないが・・・。
それと、八丁尾根ルートを歩いて、今は殆どの人がヘルメットをしている。確かに、必需品ですね。今度、登る事が有ったら持って行きます。

帰りは往路と同じ秩父市内を通り、正丸峠-青梅ICで帰るのだが、秩父市内から横瀬町を抜けるのに時間を取られた。後は、混む所も無く、順調に帰れました。

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