2月8日定休日の近場の天気予報は、山梨県が良いようだ。この時期に登るのに良さそうな山を探している内、西湖の北西にある「王岳」がまだ登ってなかったので、この山に登ることにしました。 昭文社の地図には直登のルートが記載されてないが、ネットでは登山記録がアップされているし、GPSデータもダウンロードできた。 雪が多いか少ないかもあるがルートが不明瞭なこともあり、まず西湖の駐車場から王岳を目指すことにする。王岳からのルートは時間に余裕があれば鬼ヶ岳・節刀ヶ岳経由で西湖に戻るルートと、鍵掛峠から西湖に戻るルートが考えられるが、王岳山頂へ何時ごろ到着するかで決めることにした。 8日、6:20ごろ家を出発して相模湖ICから中央道を走り河口湖ICで下りる。河口湖から精進湖に向かい、少し手前で西湖に右折する。 すぐに西湖直前にある「西湖 根場浜駐車場」に到着。2~30台位駐められそうだし綺麗なトイレも完備している。 身支度をして8:35ごろ駐車場を出発する。「いやしの里」の大きな駐車場の横を抜けると、「←王岳」の標識がある。ルート図にあるとおり直進する。 途中の看板で、この道が堰堤を作ったり補修のための作業道路だと知る。確かに堰堤に沿ってドンドン登って行くが、実は途中で判断を誤ってしまった。その場所は、直進先は堰堤で、行き止まりのような感じだったので堰堤の前を進んで行ったら道が無くなってしまった。GPSで確認するとコースから外れたことに気づき、堰堤の前を戻り、行き止まりのような道を進んだら、つづら折れの道でした。 9:49ごろ「←王岳」の看板を見つけ、作業道路を離れ登山道に入る。暫くは足に優しい登山道だったが、かなり高度を上げたのか残雪が出てきた。かなり前に降った雪なので、カチカチの雪なので軽アイゼンを着ける。 登山道は、山頂が近くになった頃から急登になってきた。2~300m位キツい登りのあと、「←五湖山 鬼ヶ岳→」の看板が出てきた。そこからほんの少し、11:12ごろ「王岳」山頂に到着。 山頂の展望は、富士山方面から節刀ヶ岳までが開けています。少しでも南アルプス方面が見えないかと、高さ2~3mの木の中に分け入ったが残念ながらカメラに納める視界は得られませんでした。登ってくる途中で見た方が良く見えたかもしれない。 富士山の方は、ちょうど逆光の位置になり綺麗な富士山を拝むということは出来ませんでしたが、目の前に大きく見えて、まずは満足。 当然、この山頂で昼食を済ませ、12:00ごろ山頂を後にして鍵掛峠に向かう。尾根道は狭く岩も多く歩きにくい。逆に雪が多い方が歩きやすいかもしれないと思いました。それに細かいアップダウンがずっと続くし、カチカチの雪になったり雪無しでゴロ石を歩いたりでノロノロスピードで進む。 尾根道の途中では、富士山方面の展望が王岳山頂よりも開けているところもあります。ほんの少しだけ南アルプスの見えるところがありましたが、この時期で、ちょっとだけですから他の時期は無理でしょう。 少し大きなアップダウンを過ごしたところに、鶯宿方面と思われる看板があったので、スマホのGPSで確認しようとしたらGPSが受信できてません。「山旅ロガー」のGPSデーターは、王岳山頂から少し出たところから途切れてました。 暫く「GPSテスター」を起動して衛生を探したのですが遅々として見つからないので、先に進むことにしました。 13:25ごろ鍵掛峠の道標が出たので、西湖に下る道は何処だろうと探すが、見つからない。相変わらずGPS電波をとらえることが出来ないので正確な現在地が分からない。 仕方が無いのでもう少し進んでみることにしたら、何歩も歩かない位の所に西湖へ下る案内板がありました。先ほどの「鍵掛峠」道標は、鶯宿への下山道と西湖への下山道の中間に建っていた訳です。これで、安心して下山が出来ます。 下山途中で、何度もGPSテスターを起動したりして試していたのですが、フッと思い出し一旦電源を落として再起動して見たら、あっけなくGPSを捕らえました。 な~んだ~、と思った次第です。こんな寒い時期なのでオーバーヒートでもなさそうなのに・・・。原因不明?。 14:57ごろ西湖の「いやしの里根場」に到着。西湖に戻ると、富士山が一段と大きく見えます。何十Kmも離れた訳でもないのに、大きく見えました。 帰りは、時間がたっぷりあるので河口湖→山中湖→道志村と帰りました。 |