マップ

登山記録概略


登山日       2018年12月2日

秩父御岳山標高   1080mm

歩行距離       11.5Km

累積標高差      1148m

登山口        埼玉県秩父市

駐車場        三峰口駅有料駐車場
             1日520円(乗車券売場へ)
             
車中泊所      飯能市「直売所やませみ」     
駐車場 三峰口駅舎
三峰口駅駐車場 三峰口駅舎、駅舎右奥にトイレがある  7:38
白川橋 かかし
白川橋を渡り、R140を右折 贄川宿は、かかしが迎えてくれる
トイレ 登山口
贄川宿登山口手前には、大きなトイレがある 登山口の先は、墓地の間を進む   7:51
鉄塔 二番高岩
送電鉄塔の下を進む 二番高岩展望台から三峰口駅、武甲山を望む  8:17
分岐 山頂
鞍掛山との分岐   9:33 木々の合間から秩父御岳山山頂が見えてきた
ヤセ尾根 山頂直前
山頂直前は急登でヤセ尾根になるが危険箇所は無い 山頂直前にも祠があるが、詳細不明
山頂 パノラマ
秩父御岳山山頂(展望良い)   10:16 山頂パノラマ(西方面)
両神山 北東方面
両神山をズームイン 山頂から北東方面(小鹿野町)を望む
展望図盤 分岐
山頂の展望図盤 山頂から20mで、強石ルート分岐   11:10  
道の駅 急降下
下山、間もなく木々の合間から道の駅「大滝温泉」が見えた 山頂付近の強石コースは、かなりの急降下
クサリ場 林道横断
ヤセ尾根にクサリ場もあります 林道を横断する    11:43
反射板 鉄塔
登山道脇の電波反射板  11:59 送電鉄塔からの展望がとても良い  12:04
御岳山 もみじ湖
送電鉄塔下から秩父御岳山が綺麗に見えました 同所から奥秩父もみじ湖と滝沢ダムも良く見える
杉ノ峠 登山口
杉ノ峠   12:17 強石コース登山口に出ました   12:47
案内板 強石地区
登山口のコース案内図 中央の家を回り込み(ショートカット)バス停へ
万年橋へ 荒川
R140を右の道を下り、万年橋→三峰口駅へ 万年橋上から荒川渓谷を望む

カレンダーも残り一枚になってしまった。今年の年末は仕事も忙しくないし、2日の天気予報も良さそうなので、また何処の山に登るか思案を始める。
埼玉県の山行が少ないので、今回は秩父御岳山に登る事にした。三峰口駅の駐車場を利用し、周回のコースが定番のようだし、歩行距離も適度だ。
秩父市に行くのは、どの様なルートを走っても少し時間がかかるので車中泊して登る事にした。
ただ、秩父市の気温を見ると朝3時ごろには1度位になるそうで、最初に計画した道の駅「あらかわ」を断念して、飯能市名栗の「さわらびの湯」隣にある「直売所やませみ」の駐車場で仮眠させて貰うことにした。名栗から三峰口駅までは、1時間くらいだ。

例によって1日19時ごろ家を出発して、相模原ICから圏央道に入り日の出ICで下りた。奥多摩に向かうように軍畑駅へ、そして名栗へ向かうつもりだったが、バカカーナビのせいで細いクネクネ道を走らされてしまった。何時ものルートだと思ったのに、暫く奥多摩に来てなかったので油断した。
ま、少し遠回りさせられたような気分だが目的地には到着した。暫くぶりの「直売所やませみ」を思い出しながら探し、誰も駐まってない駐車場に到着。

2日5:00に起床して朝食を済ませ、山伏峠を通ってR299に出る。途中、道の駅「あらかわ」でトイレを済ませ三峰口駅に向かう。
三峰口駅の切符売り場で駐車券を買い、一日駐車の指定場所である駐車場左奥に駐めて身支度をする。
7:38ごろ駅前を出発し、白川橋を渡り贄川宿(にえがわじゅく)に入ります。贄川宿は「かかしの里」で、早速かかしが出迎えてくれました。
登山口になるところには観光トイレがあり、かかしが見張ってくれています。
民家の間を進むと、やがて墓地の間を進み、あとは針葉樹林帯の中を進む。送電鉄塔を過ぎ二番高岩からは晴天にも恵まれ、三峰口駅近隣と武甲山が綺麗に見えた。でも丁度、陽が向かう方角となってしまい写真には綺麗に撮れませんでした。

その後は、急登も無く淡々とした登山道が続き、9:33ごろ鞍掛山方面との分岐に到着。この少し手前から針葉樹林帯が終わり、登山道は明るくなったし秩父御岳山も見えてきました。
分岐を過ぎると少し急登になるが、難所もなく黙々と歩けました。

10:16ごろ山頂に到着。向かい側に特徴のある「両神山」が綺麗に見えた。山頂にある展望図盤で確認しながら見える山を確認出来たが、北東方面の山は良く分かりません。
直後に男女5人のグループが到着。何となく職場仲間の感じの5人組は、大滝温泉に行くのだと、山頂のコース案内図を念入りに調べていた。落合コースは、林道が通過しているトンネルまでは通れるが、その先は通交止めになっているので、林道経由で下って行くことになる。
狭い山頂の片隅で昼食をしている間に、軽く食事を済ませたグループは、先に落合コースを下っていった。

昼食が終えた頃、若者が到着。挨拶後、余程のおじいちゃんに見られたようで、いきなり「そのお歳で大丈夫ですか?」と聞いてきた。
唐突の質問に「えっっ・・・」???。キツい場所とかクサリ場での言葉なら「もう~心臓が破裂しそう~」とか返すのに、既に登り切ってしまった山頂で言われても・・。
なので「(意味不明の質問に)どうして?」と聞くと、「自分の家には70歳代の不健康老人がいるけど、山登りなんか到底考えられないもので・・・」だ、そうだ。
「それは人によるでしょう」と返しました。
先日、かの86歳の三浦雄一郎さんが南米最高峰へ登頂してスキー下山に挑戦すると発表がありましたよね。登る事もスキーで下山することも後期高齢者のなせる技ではないですよね。
「上を見ればキリがない、下を見ればキリがない」と言うことを分かって貰えればと思う。
その後は、展望図盤を見ながら山座同定をして、先に山頂を後にしました。

11:10ごろ、山頂から20m位の分岐を右手の強石ルートを下り始めます。分岐の始めから急降下が始まります。登山道としては、登ってきた町分ルートの方が楽に思えます。ロープ場も数ヶ所に最後はクサリ場があり、強石ルートの難所でした。ロープ場の途中、真下に道の駅「大滝温泉」が木々の合間から見えました。残念ながら、写真にはうまく撮れませんでした。
クサリ場を過ぎると、ぐっと楽な登山道に変わり楽々下山開始です。

電波反射板を通過した直後に送電鉄塔の下に出ます。ここからは、秩父御岳山と奥秩父もみじ湖が綺麗に見えました。秩父御岳山が綺麗な三角錐になっているので、山頂直下の急峻さが良く分かります。
ここからの展望が、この強石ルートを歩くポイントになったと思います。
ここで、山頂で出合った先ほどの若者が下ってきて、追い越していきました。
その後は針葉樹林帯を通り、杉ノ峠→強石登山口に12:47ごろ出ました。

登山口からは車道を歩いたり、ショートカットをしたりして強石バス停のあるR140に出ます。
R140を少し右に行き、万年橋を渡り三峰口駅に向かう。勿論R140を歩いても駅に行けますが、道が狭いし大型トラックも多いので歩くのは危険だと思う。対岸の車道は、1台の車にもすれ違いませんでした。
13:11ごろR140から万年橋に進み、駅の駐車所に帰着したのが13:45ごろでした。

車で靴を脱いだりしながらラジオを聞いていたら、なんと「秩父夜祭り」の前夜祭が本日の夕方から始まり、3日が本祭とのこと。確かに目の前に駐まっている電車の前面に「秩父夜祭号」とある。
ゆっくりしていると、秩父市内で渋滞に嵌まってしまうと思い、急いで駐車場を後にする。
秩父市内は、お祭りの準備などが始まっているし、渋滞が少し始まっていた。

R140からR299に曲がると直ぐ横瀬町になるので、比較的楽に通過できた。
その後はR299を進み飯能市街に入ってしまうと渋滞に巻き込まれそうなので、正丸トンネル手前を右に進み、山伏峠を通り名栗を通過して青梅ICから圏央道に入るルートを選ぶ。
途中、山伏峠手前の空地で30分ほど横になり、圏央道を相模原ICで下りて家に着いたのは、17:30ごろでした。

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