6月11日(日)の関東地方は、まずまずの天気予報が出ている。この前まで、ちょっと忙しかったが少し落ち着いてきたし次の定休日は曇りの予報なので、以前から登ってみたかった三つ峠山北口登山道を登ってみることにした。 もちろん三つ峠山のこの時期は「カモメラン」が咲いているはずだ。 定休日なら朝一番で家を出発しても問題ないのだが仕事日なので少しでも早く帰宅出来るように道の駅で車中泊をすることにした。 登山口が山梨県都留市なので新しく出来た道の駅「つる」で一夜を過ごす。道の駅「つる」は意外と広いし、国道から少し離れているので静かで車中泊にはとても良い道の駅です。 11日 4:30ごろアラームで起きたら予想に反してかなり曇っている。朝食を済ませたが暗くて「登るぞ~」という気分になれないので、少し休んで5:50ごろ道の駅を後にする。 都留市の宝鉱山バス停およびバス折り返し場になっている大きな駐車場には、あっという間に到着。ここはバスの転回所とヘリコプターの離発着場にもなっているので駐車には十分留意して駐めよう。 身支度をして6:19ごろ、駐車場を出発。舗装林道を歩き30分位で三つ峠北口登山道の登山口に到着。ここから少しキツい登りが始まるが登山道には、案内板が沢山あるので道を間違うことは無いでしょう。 沢に近づき、そろそろ滝が現れるかなと思っていても、なかなか標識が出てこない。 7:45ごろ最初の滝「初滝」の標識が出てきた。滝は樹木に隠れて今ひとつだ。この滝のあとの登山道は、かなりキツい足場になる。とくにワイヤーが横に貼られている場所を進むのは緊張する。 大滝・七福の滝を過ぎ、8:38ごろ「白竜の滝」を過ぎると沢から離れて傾斜は相変わらずだが少し歩きやすくなる。 9:28ごろ見覚えのある御巣鷹山の稜線に出た。まずはカモメランを見たいので三つ峠山山頂に向かう。山頂の少し手前、カメラを柵越しに向けた人達が沢山見えてきた。 待望のカモメランだが、今日も少し光量不足だ。それに2年前の時は、柵がなくて山の中に入れたのに針金の柵で囲われてしまっていました。柵越しでもカモメランは撮れましたがアングルが限られてしまうので、残念だ。勿論、大切な花が踏み荒らされては本末転倒になってしまうので、ちょっと我慢しよう。 カモメランの次にも、まだ他の花が沢山咲いているので山頂に向かう。山頂は雲が厚く、富士吉田市街が少しだけでした。山頂の後は、アツモリソウが気になっていたので、木無山展望地に向かいました。 でも何回も登って判っているつもりで歩いていたら、ドンドン下り始めたのでGPSで確認したら全く違う登山道に入ってました。今回はアツモリソウを諦め御巣鷹山に戻る。 10:56ごろ御巣鷹山の山頂の電波塔の脇で昼食にする。相変わらず雲が多く隣の三つ峠山も見えなくなってしまう位だ。 帰り道は清八山に向かい手前の大幡八丁峠から下山をする予定なので、昼食を早々に終え11:27ごろ山頂を後にする。 御巣鷹山から茶臼山までは、かなりの急降下で下山をする。 その後は少しのアップダウンを繰り返して大幡山を通過し12:27ごろ送電鉄塔に到着。 ここから都留市街が良く見える筈だが、今日はあまり良く見えない。 その後、軽い一山を越すと大幡八丁峠になり、右折して下山を開始する。 登山道は踏み跡が薄いが間違うことは無いと思うし、とても楽な道を歩けます。そんな道も30分くらいで沢と合流すると少し歩きにくくなる。沢を数回、行ったり来たりをしなくてはならないが水量が少ないので問題は無い。 沢沿いの道は、赤テープが道しるべになっているので歩く先が判らなくなったら良く周りを見渡せば、間違わないで進めます。 沢沿いの道も丸太橋を渡ると、楽な登山道になります。 13:40ごろ登山道が終わり林道に出る。林道を左に進み、長い林道歩きが始まる。 14:30ごろ、やっと駐車場に到着。下山したことを家に連絡して仕事の有無を確認したところ、急用は無いので何時もの道志村経由で帰宅しました。 |