梅雨入り間近の6月3日の晴天の予報がでた。それに三窪高原のレンゲツツジが満開の情報もあったので、この期を逃すまいと倉掛山・三窪高原に行くことにした。 倉掛山は柳沢峠からのピストンが一般的だが、その先にある白沢峠にある「廃トラック」も見たい。以前のヤマレコ情報で、一ノ瀬高原落合地区から白沢峠経由で登った方のGPSデーターをダウンロードしてあったので、柳沢峠から青梅街道を自転車で落合地区へ走り、落合地区から白沢峠-倉掛山-板橋峠-三窪高原-柳沢峠へと周回することにした。 2日の仕事を何とかこなし19時に家を出発し、相模湖ICから中央道に入り勝沼ICで下りて柳沢峠に向かう。 柳沢峠に到着した21:30ごろには、すでに6台位駐まっていた。その中の1台は一生懸命、車中泊の準備をしていた。 4:20ごろ起きて朝食を済ませ、自転車に乗るのでズボンをもう1枚重ね、上着も重ね着をして自転車に跨がる。早朝なので青梅街道は空いていて快適に下っていけた。 20~30分位走ったころ、落合地区一ノ瀬高原入口に到着。 自転車を邪魔にならない所にデポし、ズボンも自転車に括り付けて、6:00ごろ白沢峠に向かって出発する。 穏やかな車道を1時間ほど歩くと車両ゲートに出合う。このゲートが曲者で、どうやって通過しようか考えてしまうほど隙間がない。結局、右側の柵を昇って通過しました。 そこから程なく、林道に出合い更に進んで行った頃、そろそろ左折の分岐がある筈だがとGPSを確認したら、かなり先に進んでしまっていた。何のことはない、林道から50m位の所にある木橋が登山口だったのだ。何の標識も無いので橋の上の枝に赤テープを着けておきました。 木橋からもさほどの急登もなく足に優しい登山道が続きます。 8:22ごろ、白沢峠に到着。目の前には写真で見た朽ちかけた、アメ車「ダッジ」のトラックがありました。山中に放置された50年以上のトラックは異様な光景でもあるが、逆に当時は林業が盛んに行われていた証拠でもあるだろう。 白沢峠は防火帯の中にあり、この防火帯はお馴染みの笠取山の斜面から続いているようだ。白沢峠からもずっと防火帯を進むので、道に迷うこともないし快適な尾根歩きが出来る。 倉掛山山頂手前で富士山と電波塔らしき物が小さく見えた。あれが三窪高原の中にある電波塔かな?と思ったが、かなり遠い。 9:37ごろ倉掛山山頂らしき所に出たが、明確な標識が無かったのでGPSで山頂を確認。展望も良くないので先に進む。 山頂よりも尾根道の開けたところから黒川鶏冠山や大菩薩嶺が良く見えたし、ツツジが沢山咲いていて楽しいし快適な尾根道歩きです。 10:46ごろ、今まで見えにくかった右手方向が開けた場所に出た。八ヶ岳らしき山と甲州市街(塩山)が見えるので、ここで昼食にする。 11:20ごろ昼食を済ませ、板橋峠に向かう。あっという間に板橋峠の大規模太陽光発電設備の横に出た。 板橋峠を過ぎて、まだ続く防火帯を進むとツツジがドンドン増えて群生地になってきた。今までレンゲツツジは1m位の低木だけと思っていたが、三窪高原のレンゲツツジは2mを越えているツツジが多い。ますますレンゲツツジとヤマツツジの見分けが分からなくなってしまった。 流石、ハンゼノ頭山頂には多くの人が景色とツツジを楽しんでいた。早い時間だったら富士山を含め景色も綺麗に見えただろう。ま、この時期にしては、景色が良く見えている方だと思う。 柳沢ノ頭を通過して、柳沢峠の駐車場に14:16ごろ帰着しました。 帰りは自転車を回収し道路混雑に巻き込まれない様な道を選び、丹波山村→小菅村→松姫トンネル→猿橋→上野原→青野原(道志みち)と、空いてそうな道だけで帰宅しました。 |