鞍掛山 (くらかけやま) ホームへ |
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のろのろハイク(鞍掛山 編) 登山日 2013年3月26日 鞍掛山標高 2037m 歩行距離 10.0Km 累積標高差 1323m 登山口 山梨県北杜市 駐車場 日向山登山口前の駐車場 |
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道の駅はくしゅうから甲斐駒ヶ岳を望む | 冬期通行止めで、仕方なく路上駐車して出発 | |
日向山登山口 | 日向山(1660m)から甲斐駒ヶ岳を望む | |
日向山から八ヶ岳が遠くに見える | 雁ヶ原で見る花崗岩の巨石群 | |
花崗岩の砂礫を下ります | 雁ヶ原分岐を直進します 9:00 | |
駒岩の手前で見えた甲斐駒ヶ岳 | 駒岩分岐(眺望なし) 11:35 | |
鞍掛山山頂(眺望なし) | 鞍掛山展望台に到着 12:47 | |
展望台から見る甲斐駒ヶ岳(薄曇りが残念) | 鳳凰三山の方の山々 | |
展望台の地蔵尊と崩れた祠 | 鞍掛山はこんな急斜面を横切ることも |
3月も下旬近くなって少し暖かくなってきた事もあり、遠い山に出かける計画をたてる。 今年中には是非とも登ってみたい山に甲斐駒ヶ岳があるが、甲斐駒ヶ岳には、2泊程度しないと登れそうもないので仕事に季節と天気のバランスが取れたときにチャレンジしようと思ってます。 その甲斐駒ヶ岳が山梨県北杜市にある鞍掛山だと目の前に見えるそうな。なので行き先を鞍掛山に決めた。 25日夕方出発し、双葉SAで軽食を済ませ韮崎ICを下りる。今日の仮眠場所「道の駅はくしゅう」に到着したのが21:00ごろだったか。 ちょうど、20号線から日向山に向かう交差点の所に道の駅があったので、とても便利に利用させて貰いました。 朝、道の駅で起床すると甲斐駒ヶ岳が良く見えて雲一つ無い晴天である。朝食を済ませ6:30頃道の駅を出発し日向山の登山口に向かう。林道を上っていくと道路上に鉄柵が置いてあり、冬期通行止めと書いてある。 仕方がないので、ここから徒歩で登山口に向かうことにし車を路肩に寄せて駐車し7:10ごろ出発する。 そこから200mも歩かないうちに登山口が見えた。でも、こんな間近の通行止めで良かった。もっと寒い時期なら当然、林道に入る所で通行止めになっていただろう。そしたら日向山に行くだけで一日が終わってしまうところだったに違いない。 日向山は6年前に一度、来ているので迷うこともなく淡々と足を進めるが、緩やかだがアップダウンのない昇りだけが続く山道で、眺望もありません。地図にある時間とおなじに8:40ごろ山頂に到着。 山頂にある「雁ヶ原」は、花崗岩が浸食されて出来た奇岩と花崗岩の砂丘でとても珍しい所です。 雁ヶ原を横断して9:00ごろ「鞍掛山・大岩山」方面に向かう。ここから目的地まで地図上では3:10なので12:10位に到着したら予定通りの時間で歩けたことになる筈である。 一つのコブを越したところから、今日の試練がやってきた。登山道はアイスバーンとなっているし登山道の目印が少なく途中から、とてもこれは登山道とは思えないような所に入って来てしっまった。 登山道に踏み後が無く、自分が歩きやすいようなところを歩いてしまったようだ。とにかく山頂に向かえば登山道が出てくるはずだと、木々を頼りに急登を繰り返し、登れないような岩に出くわすと回り込み、上を目指し登っていった。 やっと、登山道に出くわし安堵する。30分以上のロスと体力を使ってしまった。鞍掛山分岐の少し手前に駒ヶ岳や鳳凰三山が良く見える展望台?があった。 11:35鞍掛山と大岩山の分岐点に到着。ここから鞍掛山展望台まで40分の行程である。そして歩を進めるも、せっかく登っててきた分をドンドンと下っていくではありませんか。 鞍部を過ぎたら、これまた急登の始まりとなり、おまけに登山道が何処なのか分かり難い。それに、こんなに急登なのに鎖やロープが無い。ただ、急登のおかげでゼーゼー言いながら立ち止まって休む事が多いもので、周りを良く見て進んだお陰か間違うことなく、12:50に展望台に到着いたしました。 さすが展望台と名が付くだけあって、それは素晴らしく何も遮るものもなく甲斐駒ヶ岳が目の前にドンと見えました。鳳凰三山は、ちょっと山の陰になってしまい見にくいです。 ただ、時間が遅くなってしまったので薄く雲がかかってしまい綺麗な写真に残すことは出来ませんでした。 ここで昼食を済ませ、ゆっくりしたいところだが帰りも時間がかかるだろうと、早々に帰路につく。 さてさて、ここでまた道に迷ってしまったようだ。こんな急な崖を下りられない地点まで行ってしまい、左に行くと急斜面に雪渓があるので、そこを少し下ってみたが、とても下りられない崖になってしまったので、雪の斜面を四つんばいで何とか上まで登っていった。これは本当にきつかったよ~。 とにかく山頂を目指すことにして道なき道を登っていき、やっと登山道の目印テープを見つけた。 なので持参したオレンジ色のマーカーテープを、努めて分かりやすいように木に縛り付けながら、下山する。でも、この山の冬の急降下は、怖いです。登山道の殆どが凍っているので足をおろす度にツルッと滑らないかとヒヤヒヤしながら下りました。 鞍掛山の冬登山は、軽装備では危険ですね。 駒岩分岐点からの下りは、間違えないように注意しながら下りましたし、間違えそうな所にはマーカーテープをつけてきました。 ただ、かなり下ってきて、もう氷は無いかなと思ってアイゼンを外すと、また氷道になり我慢して進むと滑って転んだり滑り台状態の道を、お尻で滑ったりと何回も繰り替えした。 いやー~、アイゼンの脱着だけでもかなりの時間を取られましたよ。 帰りは、雁ヶ原の手前に錦滝方面と表示があったので少しショートカット出来ました。雁ヶ原から錦滝に向かう登山道に出ましたが、かなりの急勾配で、これもきつかった。 錦滝は薄暗くなっていたので撮れませんでした。林道をひた歩きし17:45車に到着いたしました。 |
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