雲取山
 (くもとりやま)       ホームへ   
マーク
マップ のろのろハイク(雲取山 編)

登山日       2008年9月24日

雲取山標高     2017m

歩行距離       18.7Km

累積標高差      1506m

登山口        東京都奥多摩町

駐車場        青梅街道加茂神社前にあり
             今回、軽トラなので路駐しました
集落 分岐
小柚集落の手前の道路に路駐   6:27 七ッ石小屋への分岐    8:32
分岐 アルバタブキ
ブナダワの分岐    9:17 登山路横に咲くマルバタケブキ
ヘリポート 登山道
左手の平らな部分がヘリポート 登山道は、足に優しく見晴らしも良い
避難小屋 山頂直下
雲取山の避難小屋が見えてきた 山頂直下で、来た道を振り返る
山頂 山頂
雲取山 山頂     11:08 山頂は広く、東京・埼玉・山梨の各々の道標がある
レリーフ 雲取山荘
釜仙人のレリーフ 雲取山荘

9月24日の天気予報は、良好である。妻が乗用車を使うと言うので、あまり遠くまで行かれない。思案の末、奥多摩の雲取山に決めました。
この時期なので草花の紅葉は期待できないが、日帰りコースとしては行程がかなり長いので、今行かないと来春以降になってしまうのと、高速道路を走らなくても良いので、これも決定のきっかけでした。

軽トラックで行くので現地で仮眠が出来ないから、23日は早々に寝て3時に起床。顔を洗ってそのまま出発。
目的地まで約90Kmなので、2時間で着くかなと思ったが古カーナビのセット間違いで予定コースを外れてしまいロスタイムを出してしまったが、5:30頃奥多摩湖先端部に鴨沢バス停近くのトイレのある駐車場に到着。
駐車場で朝食を済ませ、そこから小柚集落まで車で入り道路が広くなっている所に路駐。

6:30出発、天気は良好。歩き始めて間もなく、ガサゴソと音がする。良く見ると山猿だ。廃屋の屋根の上を集団で飛び回っていた。やはり、里まで下りてきているのだろう。
登山道は、杉林の中を緩やかな勾配をずっと、登っていくだけ。下草は笹の原なので、ずっと単調だ。
途中、下ってくる方に「おはようございます!」と挨拶して、すれ違うのだけど、こんな時間に下りてくるのだから山小屋宿泊で、真っ直ぐ下りてきたのだろう。羨ましいなぁ~。

9時頃に出会った男性が、バス停まであとどの位でしょうか?と、聞かれた。えーと登り始めてから2:30位だから・・・ あっ、少しくだった所にバス停まで110分と書いた看板がありましたよ、と告げた。
その方、山小屋から下りてきたのだが、「もうどうにも足が痛いし水も少なくて山小屋で入れてくるんだった」とぼやいていた。水なら、もう少し下ると滝が登山道に流れ落ちているけど、と言いました。
この方は、雲取山を縦走してきたんですね。

雲取山は、東京都で一番高い山と言われているが、実際は埼玉県と山梨県の3県にまたがっている山で、山頂へのルートは何本もあります。
七ッ石山を捲いてブナ坂を過ぎると、左側の斜面には、マルバダケブキの群生が出てきた。2~3週間早ければ、かなり見応えがあったと想像します。
小雲取山を過ぎると景色も開けてきて、見晴らしが良くなってきた。でも、南の方から雲がドンドン湧いてきている。

山頂に到着したのは、11:00ごろ。誰もいないし広い山頂なのだが、雲がかなり迫ってきて遠くの山は見えない。晴天なら、本当に日本百名山になのだろう。残念(-_-;)
山頂に避難後屋があるし、トイレもある。東京都に接する奥秩父山系は何処も設備が充実していて羨ましいかぎり。
ここで、少し早い昼食を摂る。木の実も真っ赤になってきている。これから葉も真っ赤になるのだろう。
後から各々単独で3人順次到着。やはり、ここで昼食を摂っていた。

山頂から雲取山荘に向かうと、直ぐに『釜仙人の碑』があった。
そこから少し下ると雲取山荘に出る。外観は、素晴らしい山荘だ。山奥にこんな立派な山荘は、今まで見たことがない。
中には入らなかったので、分かりませんが、立派なホテルのようだ。ただ、トイレは外にあるから、夜は懐中電灯が必要だろう。

ここから雲取山を捲いて、帰路につく。ドンドン雲が湧いてきて、尾根道に出た頃は、すっかり雲の中。
これが、杉林の中にはいると、いっそう暗くなって、もう5時頃かな? という感じなので、下りスピードも少し早めになってしまう。
結局、車に戻ったのは、4:30でした。

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