天気予報と定休日の折り合いが悪く、なかなか山に行くことができなかったが、19日の天気予報が良いようだ。 早速どこに行くかを探した結果、奥日光にある鬼怒沼(きぬぬま)山は、まだ登ったことが無いので鬼怒沼山に決定。 登山口は、一般的には奥日光から川治温泉の方から入り女夫淵駐車場に車を駐めて登る方法。沼田から入り尾瀬の大清水駐車場に駐めて登る2案がある。 どちらから入っても行程の往復時間は8時間30分くらい。なので、今回はなじみのある尾瀬の大清水コースに決定して準備を開始。 今回は17時頃、家を出発し相模原ICから圏央道に入り、関越道の沼田ICで降りて、片品村役場の隣にある、道の駅「尾瀬かたしな」で車中泊をする。 毛布1枚で、ちょうどよく眠ることができた。 19日、4:30ごろ起きて朝食を済ませ、大清水に向かう。 6:20頃、準備を終えて鬼怒沼山方面の林道を歩き始める。物見橋までは、ほぼ平らな林道歩きができます。 林道が終わり、登山道を少し進むと、いきなり沢を徒渉しなければならなくなりました。 ここは、なんとか靴を脱がなくても渡れましたが、渡った後よく見ると丸太の橋が大清水側の岸から外れていたのです。もう、この太い丸太橋は修復できないでしょう。 徒渉が終わると傾斜が少しきつくなってきた。登山道を、岩と根っこを掴みながらゆっくり登っていく。 展望が無いので、黙々とキツい登山道を上るだけ。特に物見山山頂手前は急登になります。 10:20ごろ物見山山頂に到着。でも展望が無いので登山道と同じ。 物見山から少し下ると、鬼怒沼分岐にでたが、鬼怒沼山頂を先に行くことにしてまっすぐ進む。 最初のこぶが鬼怒沼山かと思ったら登山道は、こぶは右手を巻いていく。 何となく荒れ放題の感じで地図上、登山道は2番目のこぶも巻いて行くので山頂への目印があるか心配になってきた。 でも、しっかりとした道標が「鬼怒沼山山頂→」とありました。最後の力を振り絞り11:51ごろ鬼怒沼山山頂に到着。 でも、展望はほとんどありません。唯一日光白根山が見えるだけでした。 ということで、他に登山者には全く出会っていませんので、狭い山頂で昼食にしました。 12:20ごろ山頂を後にして鬼怒沼へ。鬼怒沼の最初は巡視小屋があり、緊急時のみ避難小屋にできるそうです。 鬼怒沼は紅葉になっていて、期待していた花は全く咲いてませんでした。 ま、標高2030mの日本一高い湿原だそうで、逆に紅葉の時期だったようです。 ここで山が、二峰並んだ燧ヶ岳と日光白根山が良く見えました。 さて下山は、思った通り物見山から激下りで、何度転んだか。登るのと同じくらい辛い下山が続きました。 16:27ごろ登山道最後の危険場所、沢の徒渉もなんとか落ちないで渡れましたが、帰りの方が難しかった。 あとは、林道なので暗くなっても大丈夫と思ってましたが、なんとか17:33に帰着しました。 ここで、夜食のパンをかじって、道の駅「尾瀬かたしな」に行き、仮眠をして深夜の高速道路を楽々帰宅をいたしました。 |