今年の夏は、7月初旬に梅雨明けをしてしまい、長い夏が始まった。しかし梅雨が明けたといっても、戻り梅雨の様な天気になりグズグズとした時期もあり梅雨明け宣言が早すぎた感じもする。 でも、やはり7月の下旬には何時ものように毎日の様に暑い日が続いた。 自分の体調が変わったのか歳のせいか、今年の夏は少し仕事をしただけで、汗が顔を含め全身から吹き出てくる。とにかくこんなに辛い夏は初めてかな。 8月になり仕事も少し切れ目が出てきたし、とにかく何処かに行って自然の涼しさが恋しくなってしょうがない。 長野県まで行くには少し遠いし、と幾つか考えた結果、大弛峠に決めた。大弛峠は、標高が2360mもあるので絶対に涼しい場所だ。山は、金峰山でも国師ヶ岳のどちらでも良かったが一応、金峰山に登ることにした。 何時ものように、17時に家を出発して相模湖ICから勝沼ICを中央自動車道で走り、塩山駅の前から牧丘を通過すると、外気温がドンドン下がってきた。座間を出発した時は35℃だったのが、相模湖で1℃下がっただけで殆ど変わらなかったのが、山道を上っていくと30℃を切って、エアコンが不要に無った。 21時ごろ、やっと大弛峠に着いたら、25℃となっているが、外に出るともっと涼しい風が吹いている。 窓を開けたままでも、蚊はいないし虫も少ない。軽くビールを飲んで眠る。 睡眠中、毛布だけでは寒くなり薄いジャケットを着てまた眠る。 5時に起きて朝食を食べた。でも、連日の様に熟睡ができない日が続いていたので、少し眠ることにした。そして気がついた時刻は7時。急いで身支度をして金峰山に向かう。 大弛峠から金峰山に歩くのは2009年だから13年ぶりだ。ルートは変わらないが、木々の様子が変わっている感じがする。台風などで倒れたのか、倒木が多いと感じた。 朝日岳からの下りが急峻でロープがあったのが、ロープ不要のガレ場と変わっていた。 あとは年齢が加わった分、足が重くそれ程大きなアップダウンも無いのに足が進まない。途中、鉄山の表示板があったのが無くなっていた。 9:32ごろ、やっとの思いで金峰山山頂に到着。 山頂からは、富士山や八ヶ岳を含め大方の山が見晴らせた。 今日は、五丈岩に取り付いている若者もいなく、静かな山頂で昼食(おにぎりとゆで卵)を食べた。道中には花も咲いていなかったので、山頂に咲いていたニガナが唯一の花でした。 たっぷり休んで、往路を戻る。ここのところ山に登っていなかったせいもあり、足取りが更に重くなって、小休止が多くなった。朝日岳の登りは、一歩一歩と登った。 大弛峠に戻ったのが、13:12ごろ。一番暑い時間だが、木陰では、山登りしないご婦人がベンチで本を読んでいた。やっぱり大弛峠は涼しい。 車内で下着を替えたりしていたら、自転車で上ってくる人が来た。良くこんな高く長距離、ペダルを漕いで上ってきたものだ。記念写真を撮って直ぐに下って行ったが、大したものだ。 大弛峠から少し下り、木陰で少し休んで戻る。 平地の塩山駅近くになると、車外の温度は37℃になった。恐ろしい暑さだ。 座間に戻ると、35℃の何時もの暑さに。やっぱり暑い・・・。 |