マップ

登山記録概略


登山日       2023年5月2日

前袈裟丸山標高   1878m

歩行距離        13.8Km

累積標高差       1287m

登山口        群馬県みどり市

駐車場        塔ノ沢登山口前駐車スペース

車中泊場       道の駅「富弘美術館」
登山口 登山道
塔ノ沢登山口    6:59 林道の最後は橋を渡ると登山道が続く
沢沿い 寝釈迦
沢沿いの登山道を進む 寝釈迦に到着   8:08
階段 寝釈迦像全体
寝釈迦像は地蔵様に間を上がる 寝釈迦全体像
釈迦の顔 由来
お釈迦様のお顔 寝釈迦の由来
避難小屋 トイレ
避難小屋2棟 避難小屋前のトイレだけど、これは勇気がいるぞ~
賽の河原 賽の河原
賽の河原に出ました    9:17 賽の河原からも、アカヤシオが沢山咲いている
雨量計 アカヤシオ
雨量計の周りもアカヤシオが沢山   9:44 大きな株のアカヤシオですね
アカヤシオ登山道 アカヤシオ
アカヤシオが登山道の周りに沢山咲いている 風が強く吹いているので、中々アップに出来ないが・・・
小丸山 袈裟丸山
小丸山に到着    10:18 小丸山から袈裟丸山方面を望む
避難小屋 前袈裟丸山山頂
群馬県特有の避難小屋 前袈裟丸山山頂(展望は少し)    11:33
展望台 パノラマ
展望台からの後・奥袈裟丸山に皇海山 展望台からのパノラマ(遠くの高い山は白根山)
パノラマ アカヤシオ
山頂から少し下りた所のパノラマ(右端は赤城山) 帰り道、アカヤシオと袈裟丸山群
小丸山 パノラマ
小丸山に戻ってきました     13:28 小丸山からのパノラマ(一番高いのは白根山)
アカヤシオ アカヤシオ
小丸を過ぎるとアカヤシオの群生 アカヤシオのアップをどうぞ
アカヤシオ アカヤシオ
帰りは陽が当たり風も収まってきたので綺麗に撮れる これも大きな株のアカヤシオです
アカヤシオ アカヤシオ
沢山のアカヤシオが見放題 これだけアカヤシオを見ると、少し食傷気味
アカヤシオ 賽の河原
またアカヤシオのアップをどうぞ 賽の河原まで戻ってきました  14:33
ミツバツチグリ タチツボスミレ
沢沿いには、ミツバツチグリのような小さな花が タチツボスミレ
コチャメルソウ ツルネコノメソウ
これは見つけにくい代表のコチャメルソウ ツルネコノメソウ
ムラサキケマン クワガタソウ
ムラサキケマン クワガタソウ

先週、群馬県の鳴神山にカッコソウを見てきたのですが、またネットで袈裟丸山のアカヤシオが満開になっているとの情報が目に入った。それもチョコッと咲いているのでは無く山がピンクに染まるほどだとある。
袈裟丸山は2018年9月に行っていたが、アカヤシオがそんなに沢山咲いているなら是非とも見ておきたいと思い。先週に続き、また群馬県に遠征することになった。鳴神山と袈裟丸山は、そんなに離れている訳ではないので、走行経路もほぼ同じで走る事にした。

今度の車中泊場は群馬県みどり市の道の駅「富弘美術館」で、前回の袈裟丸山と庚申山で使わせて貰っていて広くて静かな有り難い道の駅だ。
例によって、1日16時ごろ家を出発して相模原ICから圏央道に入り、桶川北本ICで下りてR17にのる。前回とほぼ同じ様に走り伊勢崎ICの横を通り、大間々町を通過して道の駅に向かう。今日もスムースに走れた。

2日5時に起きて朝食を済ませ、日光へ向かう途中から林道に入る。前回は折場登山口から登ったので、今回は岩ノ沢登山口から登ることにした。
袈裟丸山までの行程からすると、こちらのコースの方が1時間余計に掛かるし小さな沢を何度も行ったり来たりをしながら登るので、多くの登山者は折場登山口から登ることでしょう。
かくして、登山口の駐車場も混んで無く、スムースに駐められました。

6:59ごろ、岩ノ沢登山口を出発。ほぼ、同じに出発した若者はあっという間に消えてしまった。
8:08ごろ、寝釈迦像に到着。下から見ると大きな四角形の塊だが、階段を上がると確かにお釈迦様が掘られている。よくこれだけ大きな四角形の岩があったものだ。釈迦像を彫った人も大したものだが、良く適材を探し出したものですね。
寝釈迦像を過ぎると、いよいよ沢を行ったり来たりを何回も繰り返すが、水量が少ないので悩む事なく渡れました。
9:08ごろ避難小屋に到着。2棟建っていたので、一つはトイレかと思ったら2棟とも小屋になっていて、その前にトイレがあるが、これまた、かなり傾いていて、とても落ち着いて用が足せない傾きだ。

避難小屋から少しで、賽の河原に出た。避難小屋の周辺からアカヤシオが咲いているのが見えていたが、右も左もアカヤシオの咲いているのが見えた。この先が楽しみになってきた。
第2の賽の河原と雨量計と進み、少しずつアカヤシオの木が増えてきた。ただ、思ったより雲が多いのでカメラに収めるのは復路で撮る事にして先を急ぐ。
10:18ごろ小丸山に到着。この周辺には沢山のアカヤシオが群生している。前回は秋だったので、こんなに沢山のアカヤシオが咲くなんて想像できなかった。
ここで休んでいる人は大方、袈裟丸山の帰路なのだろう。その先も、あまり抜かれる事もなく下山してくる人には沢山会いました。

かまぼこ形の避難小屋を過ぎると前袈裟丸山へ少し急登になる。袈裟丸山を登り始めて間もなく、登山口をほぼ同時に出た若者に出会った。「あのペースで登って行ったので後袈裟丸山まで行ってきたの」と、聞いたら「風が強くて寒いので危険な事はしないで昼食を済ませただけ帰ってきた」との事。
11:33ごろ前袈裟丸山に到着。その少し先に、後・奥袈裟丸山と皇海山が見える展望所まで行ってカメラに収めて、急いで戻ってきた。山頂には誰もいない。誰もいないはず、何せ風が冷たくて強いので腰を下ろす気にならない。
仕方が無いので、何処か風が弱いところを、と思い下山する。
どうも丁度良さそうなところも無いので、深い笹藪の中に体を沈めてしまえば、昼食くらい摂れるだろうと笹藪の中に踏み込んで勢いよく腰を下ろすと、丁度どよい鳥の巣みたいになって風も当たらない。お陰様で少し落ち着いておにぎりを食べられました。

少し休んだ後、登山道に出て帰路についた頃は、雲が取れてかなり陽が当たるようになった。
袈裟丸山周辺にはアカヤシオは咲いておらず、小丸山と賽の河原が群生している。なので復路のアカヤシオは陽に当たり益々ピンク色が綺麗に浮かび上がっている。勿論ピンク色も濃いピンク色は、なお綺麗に見える。
小丸山からは、遠くの山も良く見えるようになった。

小丸山から賽の河原までは、陽が当たるようになったのでアカヤシオのピンク色が目に刺さるほど。先の小さな山がピンク色に染まって、秋の紅葉のようになっている。
もう、アカヤシオが本当に少し食傷ぎみになってきた感じ。
復路は写真を撮って歩いたので、時間がかかって14:33ごろ賽の河原に戻った。

今度は沢沿いを歩くので、小さな花を見つけて暗くなるまでに戻ればの気持ちで歩く。
ハナネコノメソウの終盤もありました、ただどの花も他の所より、少し小さい感じがする。
そんな感じで、地面に這いつくばってカメラを向けていても、誰も通らないので、気楽にかがむ事が出来た。
ここも朝方と違って、陽が当たったので小さな花が花を開いている。
復路で時間があったら寝釈迦像から300mにある「相輪塔」を見て帰ろうと思ったが、足が痛くなってきたのと16時なのに、少し暗い感じがして、足が向かなかった。

寝釈迦像を過ぎてからは、花も同じものばかりだし少なくなってきたのでカメラの出番は無くなった。
ただ、前にご婦人2人が登山スタイルで無く、普通のスタイルで下っていた。寝釈迦像を見に来たのでしょう。
適当なところで抜いても良かったのですが、花を見つけた時にまた抜かれるので、もう急ぐ必要も無いので少し間を取ってゆっくり下って行った。
17:00ごろ登山口に到着。
なんと、若者がこれから避難小屋まで行き小屋で泊まって、明日、袈裟丸山に行くそうだ。アカヤシオの咲き具合を聞かれたので、丁度満開でピッタリの時期だった、と伝えた。
若者だからスピードが違うけど、真っ暗になるので徒渉場所を探すのが大変だと思う。気を付けて登って、と言って送った。

その後、誰もいなくなった駐車SPでお湯を沸かしカップ麺とパンを食べて、道の駅に向かった。
また、帰りもお世話になる道の駅「富弘美術館」で23時まで寝ていく事にした。
この時間になれば、高速料金も深夜割引になるしスムースに帰れるので、何時もの常套手段だ。でも、少しでも安くするため、本庄児玉ICから関越道に入った。
ところが、所々にある電光掲示板に「圏央道 日の出-八王子6km渋滞」とある。え~、真夜中なのに渋滞ですか。
仕方がないので、関越道のPAに車を駐めて交通情報とルートを考えた。明日からゴールデンウィークの中日の初日なので今晩から混でいるみたいです。首都高から東名高速に回っても東名高速が渋滞している。カーナビに自宅までのルートを探させたら、あきる野ICから下道を走れと出た。
今回は、カーナビの指示に任せて走る事にした。ところが、あきる野ICを下りて八王子に向かう道路も広いしガラガラでドンドン八王子市内も走れ、あっという間に相模原市橋本に着いてしまった。ここからはナビは必要ないくらい。
お陰様で、3時ごろ自宅に帰れました。

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