マップ

登山記録概略


登山日       2021年11月15日

毛無岩標高     1300m
とも山標高      1230m

歩行距離       12.4Km

累積標高差      1338m

登山口        群馬県南牧村

駐車場        黒滝山不動寺第一駐車場

車中泊所       道の駅「オアシスなんもく」

GPSファイルダウンロード(GPX)(修正済)
駐車場 案内板
黒滝山不動寺駐車場     7:10 駐車場内案内板。毛無岩までのルートも載ってます
鐘撞き堂 分岐
不動寺の鐘撞き堂 不動寺からの最初の分岐(荒船山へ)
まむし草 クサギの実
まむし草(珍しくもないが、目立つので) クサギの実(臭木とも言い、葉っぱを揉むと臭いらしい)
鹿岳 分岐
登山道で、中央のコブ2つが鹿岳、その右が四ッ又山 古い道標。←荒船山、→高原、↓黒滝   9:14
登山道 紅葉
朝日が当たって暖かい尾根道 登山道脇には、紅葉も残っている
ガードレール とや山
崖脇のガードレールは、年月を感じる とや山山頂(360度の展望)   10:32
パノラマ 妙義山
山頂パノラマ(中央に妙義山、左に浅間山) 表妙義山と裏妙義山が見える
八ヶ岳方面 鉄塔
八ヶ岳が中央の一番奥に見える 高圧電線鉄塔の下を通過    11:04
毛無岩迂回路 毛無岩
朽ちた道標が毛無岩迂回路の分岐   12:26 迂回路途中で毛無岩を見上げる
紅葉 相沢越分岐
燃えるような赤い葉が目にまぶしい 相沢越分岐。ここから毛無岩に向かう   13:13
荒船山 毛無岩
振り返ると荒船山全体が見えた いよいよ毛無岩の全貌が見えてきた
急登 毛無岩山頂
山頂の手前、切れ落ちた登山道に急登が始まる 毛無岩山頂(360度の展望)   14:00
パノラマ 西方面
山頂パノラマ(右から浅間山、荒船山と続く) 西方面(右の高い山が行塚山、少し左にローソク岩)
パノラマ 合流点
山頂パノラマ(左端に浅間山-榛名山-高崎市街) 毛無岩を下り、迂回路との合流地点   14:30
小ピーク 駐車場
尾根道は、この小ピークの様に左右にを巻く事が多く助かる やっとの思いで、黒滝山不動寺駐車場に帰着  17:42

15日は通常営業日なのだが最近、仕事も暇だし、何より良い天気が続いているので気晴らしに山に行く事にした。
前回の両神山の時に候補の一つにあげた西上州の毛無岩に行く事にした。
毛無岩は、2018年11月に立岩に登った時に、先行して出発していった若者が、帰りも同じになり「毛無岩に登ってきた」との事。勿論、立岩山頂からも毛無岩も見えて少し難易度が高そうな山だと思っていました。
今回の登山口は、「とや山」も見たかったので、黒滝山麓の不動寺の駐車場から登る事にした。

また例によって17時ごろ家を出発し、相模原ICから圏央道-関越道-上信越道と走り下仁田ICで下りて、南牧村の道の駅「オアシスなんもく」の地下駐車場に車を駐める。ここの地下駐車場は、風に吹きさらされる事もなく、車の通過音(うるさい程通らないけど)も無いしとっても車中泊には、有り難い道の駅です。

5:30に起きて朝食を済ませ、少しだけ戻り左折して橋を渡り不動寺に向かう。不動寺に近づくと第二駐車場があって、その少し先に第一駐車場がある。平日で早朝だから駐車場には1台も駐まっていない。
身支度を済ませ7:10ころ、駐車場を出発する。すぐ、不動寺の鐘撞堂が目に入る。庫裏(くり)だと思う方では明かりが点いて食事中らしい音がする。
少し進むと分岐に出た。左が六車で右が荒船山とあるので、荒船山ではないと思い左に進んだ。歩く内にドンドン下って行くので、あれこれはおかしいな?と思い、地図を広げて見ると六車は、道の駅の先にある村落ではないか。毛無岩へ行くには、荒船山方面だ。
今日は、最初から失敗をしてしまった。先ほどの分岐まで戻り、荒船山に向かう。

次の高原分岐に9:14ごろ到着。でも、ここの道標は、かなり朽ちて「高原」と「黒滝」しか読めないし、荒船山の「山」しか読めないが、間違いないだろうと、「山」方面に向かう。
ここからは、尾根道になるのだが、踏み跡がとても薄いのと枯れ葉が多すぎるので、赤リボンを頼りに進む。急勾配は殆ど無いし、小ピークは巻いて通過する事が多い。
しかし一度間違えて、大きく外側を巻いて行かなくてはいけない所を、小ピークを登って行ったけれど下るのが急峻すぎて下れず登り始めた地点に戻り、よ~く見渡したら、やっと小さな赤テープを見つけました。こんな事をやって、またロスタイムを出してしまいました。

大きな鉄塔が間近に迫ってきた。「とや山」への分岐が近づいているので良く目を凝らしながら歩いていると、何となく「こっちだよ」と言う感じで赤テープがありました。
かくして無事「とや山」山頂に10:32ころ到着。「360度の展望」のとおり、ぐるりと見渡せます。近くは表妙義山、裏妙義山、そして一番よく目立つ浅間山と、光線の具合で、どうしても北側にある山が良く見えてしまいますが、南側も良く見えます。
先が長いので、そこそこに「とや山」を後にする。

高圧送電鉄塔の下を通過し、毛無岩の麓らしき地点に着いたのは、12時になろうとしていたので、迂回路に曲がった所で、腰を下ろし昼食にした。道間違いをしたりしたが、思った以上に時間がかかっている。迂回路を通り、毛無岩を登って戻るだけでも2時間はかかるだろうから、駐車場に戻れる時間は暗くなるだろうなと、思いながら食休みもそこそこに出発する。
迂回路の途中で、下から見上げる毛無岩の断崖絶壁も壮大だ。

13:13ごろ、相沢越分岐に到着。ここから、毛無岩を登頂して帰路につく訳だが、どの位大変な山かワクワクもする。登り始めてみると、それ程切れ落ちた断崖絶壁が直接見えないので、恐怖感はあまりなく、木の根や小枝が沢山あるので、登りにくい事もなく山頂に到着しました。
山頂からの展望は360度の展望があり、先ほどの「とや山」と少し違うのは、荒船山が目の前に見えるのと、八ヶ岳が見えました。他の山は、展望図番が無いので山名は判りませんが、グルッと見渡せます。
普通なら山頂で、食事をしながらゆっくりと、あの方向にある山は何かな?など、ゆっくり楽しめたのですが、今回は時間が無いのでそこそこに下山です。ただ、この急峻な山なのにクサリやロープは1本もありません。3点支持でしっかりホールドすれば、特に問題ない山だと思います。

14:30ころ、毛無岩を下り迂回路との分岐点に着きました。さぁ~、これからは一目散に黒滝不動寺を目指して尾根道を帰るだけです。
高圧送電線鉄塔を過ごし、枯れ葉をドンドンかき分けながら進んで行く内に小さなピークに出くわした。登るには少し大変だし右や左の巻き道を探しても、どうしても見つからない。あれ、と思いGPSを出して確認すると、なんと左に曲がる所を、真っ直ぐに進んでしまったのだ。また、やってしまった~と思いながら、疲れているので緩い勾配でも辛いな、と思いながら登り返す。この辺かなという所で、GPSで確認すると、すぐ近くに曲がる所がある筈だと思い探す。
なんと、左に下る階段が枯れ葉に埋もれて気付かずに通り過ぎてしまったのだ。次の人の為に少し太めの折れた木を置いて今回のように真っ直ぐに進みにくいようにしておきました。

さてさて、またまたロスタイムを加算してしまった。なるべく赤いテープを見逃さないように更に注意して歩き出す。
16:32ころ、大きな分岐である高原分岐に到着。少し暗くなり始めたが、まだ十分登山道は見分けられる。
分岐を過ぎ、杉林になり少し進んだ所で、懐中電灯を取り出して照らしながら歩く。途中で少し判りずらい所があったので、GPSで確認する。お陰様で杉林の中の登山道は、道のようになっているので大きく迷う事は無かったが、やはり暗い山道は大変だ。
六車と不動寺の分岐に着いた時は、ホッとした。
お寺の中をそっと歩き、駐車場に着いたのが、17:42でした。真っ暗の駐車場、月が大きく火星も良く見えました。

帰宅は、当初からすぐに帰らず、道の駅で仮眠して深夜に帰る予定だったので、駐車場でお湯を沸かし小カップ麺と菓子パンを食べて、道の駅「オアシスなんもく」へ向かい、深夜に起きて同じように下仁田ICから帰宅しました。

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