鶏冠山
 (けいかんざん)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(黒川鶏冠山編)

登山日       2015年12月9日

鶏冠山標高    1716m

歩行距離      11.0Km

累積標高差     1425m

登山口        山梨県甲州市

駐車場        三条新橋

車中泊場      道の駅「たばやま」
三条新橋登山口 沢を渡る
三条新橋林道ゲートと駐車場。登山口は右へ  8:08 登山口から30分位で沢を渡る
巣箱 小さな標識
登山道は、小鳥の巣箱が案内してくれる 右(藤尾橋方面)、右下(三条新橋)と読める標識 9:19
金山跡 坑道?
黒川金山跡遊歩道口   10:02 道から僅かの所にある金山坑道跡らしき場所
寺屋敷尾根 立岩沢分岐
寺屋敷尾根   10:52 立岩沢分岐     11:01
九十九折 分岐
分岐から九十九折の急登、法面は石積みが施されている 鶏冠神社への分岐    11:45
神社 大菩薩嶺
鶏冠神社と山頂標識    11:54 山頂からは大菩薩嶺方向のみの展望
山頂は岩場 見晴台分岐
山頂の後ろは急峻な岩場 見晴台への分岐    12:10
見晴台 飛龍山
見晴台     12:15 見晴台からは飛龍山がギリギリ見える
南アルプス方面 パノラマ(南)
南アルプスの山は、雪を被っている 見晴台のパノラマ(左端が大菩薩嶺)
パノラマ(西) 横手山峠
見晴台のパノラマ(中央に国師ヶ岳) 横手山峠    13:26
林道 六本木峠
林道を横断して斜め右に入っていく 六本木峠   14:03
梅ノ木尾根 案内板
梅ノ木尾根    14:20 梅ノ木尾根にあるブナのみち案内板
ブナの巨木 柳沢峠
ブナの巨木 柳沢峠に到着    14:48
柳沢峠駐車場 記念碑
柳沢峠の市営駐車場と立派なトイレ 三条新橋の上にある記念碑と駐車場   15:29

 

定休日の12月9日は、珍しく全国的に良い天気になるそうだ。早速どこの山にしようかと、この時期に合う山を探した結果、山梨県の鶏冠山(黒川)に決める。
先日西沢渓谷から登った鶏冠山と同じ名前なので、ここでは黒川鶏冠山としたいと思います。

この黒川鶏冠山の登山口は、柳沢峠、落合、三条新橋、丸川峠方向からと有りますが、一番手軽なのは柳沢峠から。柳沢峠が1475mで黒川鶏冠山の標高が1716mなので、その差241mです。
楽なのですが花も咲いていない時期で、ちょっと物足りなさすぎる。
そこで、自転車を使い青梅街道を下り三条新橋から登っていき柳沢峠へ縦断することにした。ただ、朝の寒い時間に自転車で下るのは辛いので柳沢峠に自転車を置いて、三条新橋に車を駐めて登山を終えた後に自転車で下ることにした。

12月にもなれば車中泊もちょっと辛いけど朝が弱いので、山梨県丹波山村にある道の駅「たばやま」で車中泊を計画する。
例によって18:30頃家を出発して上野原のコンビニで昼食などを買って車に戻り丹波山に向かうのにナビをセットしようとした時にスマホを持って出るのを忘れたことに気づいた。スマホの地図ロイドに正確な地図をセットしてあったのに残念。若干不安は残るが紙の地図も有るし、大方はネットで見ているし難しいルートは無いので、諦めて昔のように旺文社の地図だけで登ることに。
上野原から小菅村に行き丹波山村の道の駅「たばやま」に21時ころ到着。夜空は満天の星で寒いが明日の天気が間違いなさそうだ。

通常はスマホのアラームで起きるのだが、アラームなしでも寒さで目が覚めたら5:30ごろ。エンジンをかけて少し暖める。体が少し楽になったところで朝食を済ませる。
まず、三条新橋の登山口周辺に車が駐められるかを確認するため、道の駅から6Km位走り斜め左に曲がる。橋を渡るとすぐゲートがあり、右手に古い林道らしき道がある。登山口の標識は無いが地図で確認すると登山口に間違いないようだし車も駐められる事を確認して、柳沢峠に向かう。

柳沢峠ドライブインを確認して、ちょっとだけ戻り「柳沢口」の登山口に自転車をデポして三条新橋に戻る。
三条新橋の登山口が満車の時は、橋の反対の青梅街道に「尾崎行雄水源踏査記念碑」駐車場に6台ほど駐められるから安心だ。
ゲート前の空き地に車を駐めて8:08ごろ出発。30分位は古い林道らしい道を行く。登山口からも何の標識も無いのとGPSを持っていないので、ちょっと不安感はあるが登山道に間違いないと思いながら進む。
橋を渡ると登山道の踏み跡が枯れ葉に埋まりだんだん分かり難くなってくる。

9:19ごろ登山道に小さな標識を見つけた。地面にやっとたっているその標識には右が「藤尾橋方面至」、斜め下が「三条新橋至」とやっと読める。残念ながら左方面の案内が無いが、登山道であることを確認できた。

10:02ごろ、黒川金山跡遊歩道の分岐に出た。陽の長い時であれば周回するところだが、まだ先が長いので周回はやめて先に進む。次の遊歩道分岐でちょっとだけ覗いてみようかと遊歩道に入る。数分歩いたところに、小さな坑道跡らしき所がありましたが、よく判りません・・・。
そういえば、登山道の標識や目印が皆無に近いのですが、登山道に近くには小鳥の巣箱が設置されていて、8:30頃に橋を渡った頃から巣箱が木に設置され始めたようです。

寺屋敷尾根を過ぎ立岩沢分岐までだんだん番号が大きくなって、たしかNo67位まであったと思います。この巣箱も道案内の一つになってくれました。

11:01ころ立石沢分岐に到着しましたが、急登や難所もなく黙々と枯れ葉が積もる登山道を歩いてきましたが立石沢分岐からは、きつい登りになった。九十九折れの登山道は、山側に石が積んである立派な登山道だ。
11:45ころ、鶏冠神社分岐に到着。少し手前で右側に見えていた岩山に向かう道だ。少し進むと岩場が多くなってきたのでザックを置いて進むことにした。すぐ、山頂標識と鶏冠神社の祠の場所に到着。この場所からは、大菩薩嶺と富士山が見えるだけでした。

早く地図にある見晴台に行って景色を堪能したいと、鶏冠神社を後にする。ここまで来ると、しっかりした標識が迷うことなく見晴台へ案内してくれる。
12:15ころ見晴台に到着。今、通ってきた鶏冠神社からの尾根以外の展望が開けている。南端に大菩薩嶺、西に甲斐駒ヶ岳など南アルプスの一部、国師ヶ岳、笠取山、飛龍山まで良く見える。甲斐駒ヶ岳などの高い山には雪が積もっている。
展望台なら誰かに会うかと思っていたが、ここでも誰にも会わずに一人展望台独占で昼食にする。

13:00になったので山頂を後にして柳沢峠を目指す。気分的には下山する筈だが全く下る感じがなく、平坦な道をドンドン進む。途中、横手山峠、林道横断、六本木峠、梅ノ木尾根としっかりした標識があり、間違うこともないし山の中を散策する感じで歩く。
それに、ブナなどの大きな落葉樹が登山道に陽をあててくれるので快適です。ここは陽だまりハイクを満喫できますね。

14:48ころ柳沢峠に到着。柳沢峠で次に何処かの山に登る時の参考にと市営駐車場の様子を見てから自転車を置いてあるところに行く。
柳沢峠(1475m)から三条新橋(775m)までの青梅街道を、かなりのスピードで下っていける。昼間になったとはいえ、スピードが出るのでかなり寒い。
約12Kmを30分位で走ったと思いますが、ダンプカーより少し遅い位のスピードと、通行量も少なかったので追い越された車の数は少なかったと思います。

帰りは、丹波山村から小菅村を過ぎ新しくて長い松姫トンネルを抜けて国道20号線の猿橋にでて、帰宅しました。こちらのルートの方が楽みたいです。

 

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