今年の天気は異常続きで、秋になってからは台風が毎週のように日本列島を縦断して各地に大きな被害をもたらしている。天気も好天が続かず、やっと28日定休日の天気予報が良いと出た。 そこで何処へ行こうかと考え、前回「八海山」のクサリ場で疲れたので、単調に登れる山を探す。結果、山梨県の雁坂嶺に登る事に決めた。 例の如くだが今回は比較的近場なので、27日19時ごろ家を出発して、相模湖ICから勝沼ICまで中央高速を走り、道の駅「みとみ」へ向かう。 日の出がかなり遅くなってきたので、4:30ごろ起床して朝食を済ませ雁坂トンネルの料金所に向かう。 料金所の直前、左右に大きな駐車場があり勿論トイレもある。秩父に向かって右側の駐車場は駐めている車も少ない。他車の迷惑ならないようにと、なるべく奥側に駐めて身支度をする。 6:14ごろ駐車場を出発、快適な舗装林道を暫く歩く。6:52ごろ林道の終点、沓切沢橋に到着。 ここから暫くは快適な登山道が続いていたが、7:09ごろ小さな滝を横切る沢に出た。沢にはロープが渡されている。少量だが小さな滝の中を渡るのは怖いものだ。 峠沢の徒渉地点はどうにか石の上を渡れたが、復路では徒渉地点を探せずやむなく靴を脱いで裸足で渡りました。 その後は、さして難しいところも急勾配もなく順調に高度を増して8:38ごろに、富士山が見えてきました。樹林が少なくなると笹原が多くなり9:13ごろ、日本三大峠の一つの雁坂峠に到着しました。 雁坂峠となりの水晶山が目の前に見え、その先には冠雪していない富士山が綺麗に見えました。 展望の良い稜線を雁坂嶺に向かう。登山道周辺は倒木が多いが、どの様な影響によるものなのかな。 10:11ごろ雁坂嶺山頂に到着。埼玉県方面の展望は少ないが、まずまずの展望で目の前の乾徳山・黒金山・国師ヶ岳の山塊が良く見える。 当然、静かで誰もいない山頂で昼食を済ませる。 食後、山頂の少し先に進んでみると破風山が目の前に良く見えた。一段高く見える山は甲武信ヶ岳だ。 当初、近丸新道を登り破風山-雁坂嶺-雁坂峠-駐車場と周回しようと考えたが、20km位の距離になるので諦めました。 10:40ごろ下山を開始。下山は大変な所もなく順調に下れる。峠沢の沢沿いにはトリカブトが沢山咲いていた。往路の時は気がつかなかったのに、陽が当たると見えるものが違ってくるのだろう。 帰りには徒渉地点選択を見誤ったのか、靴を脱いで徒渉してからは問題なく下山できました。 14:03ごろ雁坂トンネルへの車道が見えた。駐車場に到着したも同然。今回は、やや楽ちん登山でした。 帰りも、いつも遠回りさせられるバカカーナビが、珍しくフルーツラインを案内し勝沼ICへ市街地を通過しないで、楽ちん帰宅が出来ました。 |