なんと前回の平標山登山から3ヶ月も過ぎてしまった。まず梅雨が何時までも開けなかったのと、降雨量も例年に比べ多かった。 とにかく、長雨が7月末まで続いたのと、8月になったら一気に猛暑になり仕事が1ヶ月以上忙しかった。 と、いう天気事情で長いブランクになってしまった訳だが、やっと気分的にも余裕が出来たので、何処かの山に登ってみたくなった。長野県方面の15日の天気予報が良さそうなので、体力低下も考え唐松岳に登る予定にした。 前回と同じ、旧友のW君に声をかけたら一つ返事で一緒に行く事になった。 今回も、八方池山荘に一番近い黒菱平駐車場から出発して唐松岳のピストンを計画する。 この黒菱平駐車場から出発すれば、歩くペースがかなり遅くても、なんとか駐車場に戻れるからだ。 14日の17時ごろ、座間を出発し相模湖ICから中央高速に入り。安曇野ICで下りて白馬に向かう。流石、大町を過ぎると外気温もグッと下がってきたので、道の駅「白馬」で車中泊にしようかと一旦は入場したが満タンに近く車が駐まっていた。諦めて黒菱平に進む。 15日、5時にタイマーで起き朝食を済ませ、6時に駐車場を出発する。リフトの横を歩くのは、結構しんどいが、朝の空気と雲が途切れ途切れに流れていくので絶景を見られるのではないかとの期待で気持ちだけは逸る。 リフトの最終地点の八方池山荘を過ぎると、木道になり楽に歩ける。 第2ケルンを過ぎると白馬三山が雲の合間から見え隠れしてきた。出来れば、八方池に映し出された白馬三山を拝みたいと先を急ぐ。 8:20ごろ八方池に到着。残念ながら天狗ノ頭や不帰嶮、白馬方面は薄い雲に覆われ見えません。残念だが仕方が無い、復路で見えたら良いのだがと先に進む。 丸山ケルンを過ぎ、あと少しで唐松岳山荘というところで、崖崩れで通行止めになっていて、尾根道のコースを歩くコースになった。 尾根道コースでは、雲の合間から唐松岳が見え隠れしている。早く登らないと雲に覆われてしまうと気は急くが、足が進まない。 11:48ごろ、やっと唐松岳山頂に到着。黒菱平から約6時間、ものすごくスローペースになってしまったものも、3ヶ月のブランクのせいだろう。 山頂は大勢の登山者で、賑わっていた。雲の流れで剱岳や五竜岳が一寸ずつ見えた。もちろん昼食を山頂で済ませる。 復路は唐松岳山荘に一寸寄って、山荘の裏を通り尾根道に戻り下山を始める。 ただ、復路はドンドン雲に覆われて少しずつ暗くなってくる感じだ。復路で花を撮ろうとしていたが、花も殆ど終わっていて、珍しい花も咲いていなかった。 八方池山荘に近づくと、リフトの最終時間のアナウンスが16:40だと聞こえてくる。疲れてきたので、リフトで帰りたいが、黒菱平では方向違い。リフト乗口の前を、半ば残念な気持ちで過ぎる。 その後。リフトに人が乗っている横を、何度も歩く事になるのだが、朝のリフトが動いてないときの気持ちと違い複雑な気持ちでトボトボと歩く。 ガスっていて遠くが見えないので、下山路を間違えていないか、時々地図ロイドで確認しながら下るが、足もよれよれなので黒菱平駐車場が遠い。 17:20ごろ黒菱平に到着。早速、計画していた温泉がある道の駅「ぽかぽかランド美麻」に向かう。 先にコンビニで弁当を買い、温泉に入り汗を流してから夜食を食べて寝込む。 道の駅「ぽかぽかランド美麻」は木崎湖から少し長野市寄りの所にあるが、大きな駐車場だし静かで車中泊には、とても良い。 1:30ごろ起床し、深夜の中央高速をひた走り、座間に5:30ごろ到着しました。 |