上高地
 (かみこうち)       ホームへ   
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マップ のろのろハイク(上高地 編)

散策日       2009年2月19日

上高地・大正池の冬景色の中を散策

歩行距離       13Km

累積標高差      389m

登山口        長野県松本市

駐車場        沢渡のペンション
             釜トンネルまでは、バスを利用
トンネル出口 バス通り
釜トンネルを出た所の道路は、除雪されている 今は雪道だが、夏はバスが通る道路です。
河童橋 穂高
河童橋が見えてきた 涸沢カールを中心に穂高連峰が綺麗に見える
河童橋 霞沢岳
河童橋 上高地の南側にある霞沢岳、六百山方面
梓川 田代橋
梓川とホテル前の道を歩く 田代橋から見る明神岳
大正池 カルガモ
大正池に続く雪原 大正池に遊ぶカルガモ
穂高連峰 焼岳
大正池から見る穂高連峰 大正池から見る焼岳

待ちに待った月一度の連休が、2月18日と19日の水曜日と第3木曜日。以前から雪の大正池と穂高連峰を見てみたかったので天気が良ければ出掛けてみる用意をしていました。
一週間前に週間天気予報が出たのを見ると、まずまずのお天気。今回は、殆ど平地なので妻を誘って行くことにし、沢渡温泉にあるペンションに予約をする。

18日の9:00に家を出発。中央道で松本インターで下りて、昼食。時間がたっぷりあるので、途中の奈川渡ダムの梓川テプコ館(東京電力PR館)に入ってみる。ウィークデーなので誰もいないが、14:00から発電所を見学できる、と書いてあるので是非見せて貰おうと申し込みをする。
たった二人だけど、ちゃんと説明員が地下130mまでエレベーターで下りて、まずダムアーチを下から見上げ、発電所内に入り各部を説明して貰いました。真夏ならフル稼働でしょうが冬のこの時間は、発電機は停止してました。冬以外なら、ダムアーチに取り付けてある点検歩行路も歩かせて貰えるそうです。

梓川テプコ館を出た後は、釜トンネルの入り口まで行きバス停の確認に行ったら、ちょうど15:15のバスがやって来てハイカーを乗せて出ていった。此処のバス運行は、高山から松本行きが一日4本だけだから、乗り遅れたら大変だ。
明日もこの15:15のバスに乗ってペンションまで帰るつもりだ。宿に行くのには、まだ早いけれど何所の道路も冬期通行止めになっていて何処にも行けない。
ちょっと早いけど予約したペンションに入り、早風呂に入りました。風呂場から見る山の景色は、あまり雪が積もっていないので、上高地付近の積雪がどの位なのか心配になってしまいました。

18:30に食堂で夕食が始まったのですが、若者4人組とおじさん2人組と私達の3組が今日の宿泊グループです。その頃からシンシンと雪が降り始めました。沢渡からバスが出るのが9:05なので、7:30に朝食をお願いしますと部屋に戻り、テレビを少し見て寝る。
4:00ごろ目が覚めると、妻はお風呂にでも行ったのかいない。窓から外を見ると星が見えた。これは、ラッキー!、と朝が楽しみとまた寝る。
7:30に食堂に行くと4人組もすでに来ており、この人達も大正池に行くそうだ。朝食を終え、身支度をして外に出るとペンションのご主人が車で釜トンネル入り口まで4人組の人達と一緒に送ってくれることになりました。楽できました。

釜トンネル内は、所々しか照明が点いていないので、ヘッドランプを付けて歩き出す。後から地元中学生のグループが案内人に連れられて追い越していきました。今日の唯一の登りがこの釜トンネルです。1Kmのトンネルをゆっくり上って、外に出ると真っ青な空に、山の雪が出て来ました。

トンネルから梓川に最初に架かる橋までは、治山用道路がこの橋を渡って向かい側を通っているので除雪されており楽々歩行。その先はあまり人の歩いた後が無いところを歩き始める。大正池の所までくると、バス通りの道は一人の足跡だけになってしまった。まず、河童橋まで行きたいので、この道を選んだが、ズボッとはまってしまう事はないけど歩きにくいので、軽アイゼンを付ける。
バスターミナルの近くまで来ると、道が除雪されていた。それと、向こうから、おじさんおばさんの団体さんがスノーシューを付けてやって来た。この団体さんは、何所から来たのだろうか??

11:40河童橋に到着。間近に雪をまとった穂高連峰が見える。河童橋を渡って、戸締めホテルの風の当たらないところに、シートを引き昼食を食べる。中学生達も橋の反対側でご飯を食べているようだ。ジッとしていると寒いので、サッサと片付けて、梓川沿いに戻ることに。

ウェストン碑と書いてあったのだが、何所で見失ったか見損なって、田代橋を渡って大正池川沿いコースを歩く。
木道と言っても、雪のダンゴ道みたいになっている所を歩き、大正池に到着。此処から大正池越しに見る穂高連峰も良い。反対側の焼岳は目の前に見える。池にはカルガモが泳いでいました。

そろそろバスの時間が気になってきたので、道を急いで歩き、除雪されたところでアイゼンを外す。やっぱり余計な物は無い方が楽だ。
釜トンネルは、今度は下るので足がドンドン進が、目が慣れない。朝の時は、ヘッドランプの明るさは暗い方で十分見えたのに、明るい方でないと見えない。トンネル最後の方でやっと目が慣れた。
15:00に釜トンネルを出る。余裕をもってバスを待てました。その後、4~5人がバス停に集まってきた。15:15のバスに乗って沢渡で降りペンションに戻り、礼を告げ帰宅しました。

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