十枚山
   (じゅうまいさん)       ホームへ   
マーク
マップ のろのろハイク(十枚山 編)

登山日       2009年4月3日

十枚山標高    1719m

歩行距離      14.1Km

累積標高差     1464m

登山口        山梨県南部町

駐車場       林道終点に空き地有り(5台?)
Y字路 Y字路
十枚荘温泉を300m位過ぎたところの分岐は右に 十枚荘温泉を4Km位過ぎたところの分岐は左に
登山口 上の段
林道からの登山口    7:08 栂(つが)尾根 上の段   8:03   
硯石 石小屋
硯石(すずりいし) 石小屋(たぶん小屋のような大岩かな)
十枚峠 山頂
十枚峠   9:35 十枚山山頂に到着   10:05
下十枚山 富士山
山頂から下十枚山を望む 山頂から富士山が綺麗に見えた
山頂 南アルプス
山頂は、かなり広い 尾根道から南アルプスが見えた
雷の木 崩落地
カミナリの木 登山道脇の大崩落地
刈安峠 十枚山
刈安峠のお地蔵 刈安峠から十枚山を振り返る

4月3日の天気が良さそうなので、仕事をうまく片付けて登山計画をたてました。北の方は、まだまだ雪が多いのでなるべく南の方を探した結果、山梨の南端、静岡との県境にある十枚山に登ることに決めました。

暖かくなってきたので、例の如く2日の21:00に家を出発して東名の御殿場インターを下り、富士サファリーパークの前を通り富士宮市を横切り、52号線(見延街道)へ出て、南部町役場の隣にある道の駅「とみざわ」に着いたのが24:00。
もちろん富士インターで下りた方が早いかもしれないのですが、急ぐ旅でもないし富士山麓の道は快適に走れるので、ケチと直線主義で走りました。

5:30に起きて朝食を済ませ、道の駅から韮崎方面に6km位行くと塩沢トンネルがあり、抜けたところにある交差点を左折する。
少し行くと左側に十枚荘温泉があり4Km位進むと写真のように「通行止め」と書いてあるが、十枚山登山口から先は通行止めと小さく書いてある。

早速身支度をして登りにかかる。暫くは杉林の中を行く。「栂尾根下の段」の看板出て来たので、この登山道は尾根道である。
栂尾根中の段の看板、50分くらい登った所に栂尾根上の段が出て来た。
かなり勾配もきつくなってきたし、雪が残っていてそれが凍っているので、堪らず軽アイゼンを付けて登る。南の方の山を選んだのに、まだ雪が残っているとは参りました(^_^;)
9:00ごろ、「硯石(スズリイシ)」の表示が見えたが何があるのかよく分かりませんでした。その後すぐ「石小屋」の表示があり、おわんを半分伏せたような大きな岩だ。

9:35に十枚峠に出る。右に行けば「十枚山」。左にいけば「下十枚山」である。本当は下十枚山の方が1732mで高いのだが、山梨百名山には「十枚山」が登録されている。これは、山頂からの眺望の違いだと思う。
十枚峠から十枚山頂までは、岩もなく笹原の楽な登りだ。
10:05十枚山に到着。山頂は広く、富士山も良く見える。鐘もあるし山頂の標識もやたらと多い山だ。

ここで10時では、このまま戻るのも勿体ないしと地図を広げ、少し遠回りになるけど「刈安峠」から下ってみることにした。尾根歩きで楽かと思ったら意外と急勾配もあって歩きにくい。30分位行ったところに「カミナリの木」が出て来た。雷の直撃を受けて外皮の一部を残して燃えてしまったのだろう。内側の燃えた部分が良く見える。

少し行ったところで、今日始めての単独登山者に出会った。思わず「今日、始めて出会った人です」と声をかけた。その方は、梅ヶ島温泉に車を置いて登ってきて、下十枚山を過ぎたところから阿部川の方に下って、バスで車を止めたところまで戻るそうだ。
ただ、刈安峠から南部町に下る道は、無かったと思うと、忠告してくれました。

途中の登山道が、山梨側に深く崩れている所があり、気をつけて通る。11:40に刈安峠に到着。早速、昼食にして、ポカポカ陽気なので横になって休む。

さて、下ろうとするが標識が無い。地図のように進んでみるが、山全体があちらこちらで崩落がおきてて、道らしきものは、全く見つからない。
スノーボードがあれば一気に下っていけるだろうが、これは無理だと判断し、また十枚山に戻って帰ることにした。
十枚峠から、またアイゼンをつけて下ることに。凍った雪だから怖い。
同じ道を戻るのは、疲れも倍増するものだ。

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