マップ

登山記録概略


登山日       2024年1月5日

伊勢沢ノ頭標高  1177m

歩行距離       14.6Km

累積標高差      1272m

登山口        神奈川県松田町

駐車場        寄大橋横駐車場   
駐車場出発 林道秦野峠
寄大橋駐車場から林道秦野峠へ出発   8:41 林道秦野峠記念碑    10:07
玄倉方面林道 登山口
丹沢湖(玄倉)へ向かう林道 伊勢沢ノ頭へ向かう登山口
道標 秦野峠
穏やかな登山道 こちらが昔からある秦野峠   10:45
伊勢沢ノ頭山頂 富士山方面
伊勢沢ノ頭山頂(展望は殆どない)   12:03 山頂を少し過ぎた所から富士山が見えるのだが雲が~
檜岳 藤沢方面
檜岳山頂(少し展望はある)   13:02 檜岳と雨岳の中間位で、藤沢方面が良く見えました
小田原方面 雨山山頂
同所で、小田原方面を望む 雨山山頂(少し展望はある)   13:40
雨山峠 雨山峠沢下り
雨山峠   14:11 雨山峠直後の登山道は崩落している。沢を下る
沢下り 寄大橋
沢の中にも道標がある やっとの思いで、寄大橋に帰着   16:54

今年は正月早々、元日の夕方に能登半島で大きな地震が発生して大変な事になってしまった。被災地の皆様には一刻も早い救援が届き、一日も早い復旧が望まれる事を願ってます。

さて、昨年は夏には暑さのせいで体調不良になり山登りは出来ず、また年末は思っていた以上に仕事が重なり、山登りどころではなかった。
なので正月には松田町の寄(やどりぎ)から伊勢沢ノ頭に登って、雨山峠経由で一週しようと年末から思っていた。
しかし、天気は元日の1日だけ良くて、ずっと曇り気味になってしまい、寝正月になってしまった。
やっと5日に晴天の予報が出たので、5時起きで出発してみた。
R246号は比較的空いていて順調に松田町の寄に到着。天気は思ったより晴れなく南西から雲がドンドン流れてくる。
丁度、伊勢沢ノ頭に着いた頃に雲が取れれば良いと思いながら、8:40ごろ寄大橋脇の駐車場を出発した。
秦野峠まで舗装林道を約4km黙々と歩く。暫くぶりの歩行に右足の膝がカクカクと骨があたる。軟骨が少なくなっているのは歳だからしょうがないとしてもそれを補う筋肉がすっかり無くなってしまったのだろう。

10:07ごろ秦野峠に到着。昔に見た林道竣工記念の碑をカメラに収め、伊勢沢ノ頭の登山口に入る。
暫く登山から遠ざかっていたので、登りがキツい。10:45ごろ昔の秦野峠に到着。
もう雲が取れても良い頃なのに、朝から変わらず雲がドンドン流れていて、気持ちの良いハイキングを味わえない。
12:03ごろ、伊勢沢ノ頭山頂に到着。ここはもう何回も来ていて山頂標識からの景色は殆ど無いのも知っているので、少し先に進む。
ここで初めて富士山方面の山波が見えるのだが、残念富士山は雲に隠れてホンの一部しか見えない。山頂を雪に覆われた南アルプスの山が山あいから少し見えた。正月に富士山を見られないのは、残念だ。

檜岳の手前で、昼食(おにぎり)を食べて、太平洋側を見下ろして食休み。本当はもっとゆっくり休みたいのだが「雨山峠通行止」の情報が林道秦野峠に張ってあったので、気にはなっていた。なので、ゆっくりしたいのを我慢して、檜岳に向かう。

檜岳の手前で若いカップルに出会う。つい「いや~、今日初めて人に出会いました」と声をかけると向こうも同じで初めてだと言った。寄大橋から秦野峠と登ってきたと言うと、雨山峠が通行止めなので作業路を登って檜岳に来たそうだ。ここで、作業路の事を良く聞いておけば良かったなと後から思ったが、作業路と言えば鍋割山に登る後沢乗越経由の作業路だろうと思い込んでしまったので、失敗した。

雨山を過ぎ雨山峠に着いたのが14:11ごろ。ここまではなにも問題なしで来られた。
寄から雨山峠も歩いているが、どの程度の崩落なのか歩いてみないと分からないので、寄を目指して下り始めた。
すると、すぐ登山道が消失して沢に木道が落ちている。でもロープが沢に下りていてロープを便りに沢を下る。
木道が滑落してるのは数ヶ所で、沢の中を下れば問題なく歩けた。ただ、この時期には沢には水も流れたおらず、涸れているから歩ける状態。雨が降ったら、多分無理だろう。

崩落地は長くはなかったが沢を何度も行ったり来たりを繰り返し、足が痛いのに沢の石の上を歩くのはとても辛い。
寄大橋から雨山峠までこんなに遠かったかなと思いながら足を引きずりながら進む。16時ごろになると空の雲はなくなったが、少しずつ暗くなり始め、対岸に渡る目印が見えにくくなった。

やっとやっと、平坦な道に出た時には、ホッとした。森林整備の人達の乗る車に追い越され、足を引きずりながらトボトボと歩く。
16:54ごろ寄大橋に到着。新年早々、キツい山行になってしまった。
R246もあまり混まずに走れたが、体はクタクタなので事故を起こしてはいけないと思い、鶴巻温泉へ別れる所で東名高速のガード下で一休みして帰宅した。

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