先週の定休日に続き、24日定休日の天気予報も晴れになりそうだ。不動尻でミツマタの満開を見てきたばかりだが、やはり、年に一度は西丹沢のミツマタも見たいと思い、西丹沢のミツマタ群生地の何処を見るか考える。 結果、今回は伊勢沢ノ頭の道中にある蕗平橋付近の群生地と、山神峠を越えユ-シン道路近くにある群生地を廻る事にした。 24日の早朝、家を出発し東名高速経由で丹沢湖ビジターセンター脇にある登山者用の駐車場に着いたのが6:30ごろだった。しかし今日は、なんとも眠たい。30分くらい横になってから出かけようと、毛布に包まって横になった。 ふと気がついたら、1時間も経っていた。 慌てて身支度をして、7:40ごろ秦野峠に向かって出発した。 黙々と秦野峠林道を歩いていると老人が下ってきて、何処に行くのかと聞かれた。「伊勢沢ノ頭です」と明確に答えると、「あ~気をつけて」と返してくれた。そういえば、何か昔にも同じような人に同じように何処に行くのかと聞かれ、その時は、山を指差して「あの山」と答え、「あ~伊勢沢ノ頭へ行くのか」と言われた記憶がよみがえった。 何時ものように約1時間で、蕗平橋に到着。早速、左手の旧登山道に入ると、ミツマタが沢山咲いていた。ただ、気のせいか黄色いポンポンのミツマタの花が少ない。少し白いのが多い感じだ。少しだけ時期が早かったのかな? 第2候補地のミツマタを期待して、蕗平橋を渡り、林道の上に電線が渡っている場所に進む。 今回の伊勢沢ノ頭へのコースは、ネットから得たデーターを元に直登する予定で、電線が上を走っている所に登山口があり、登るとすぐに鉄塔が出てきた。 ここから少し先までは踏み跡があり、ドンドン進めた。そして、この山の中にもミツマタ群生地を見つけた。ただ、陽があたってないからなのか、黄色いミツマタは少ない。 この辺から踏み跡も無くなり、獣道にちかい後を、進む。所々でGPSとマッチングさせると大分離れてしまっているが、そのコースへ合わせる方が大変なので、ここからは山頂か尾根に向かうのに、一番良いコースを考えながら登る事にした。 高度を上げていくと段々傾斜がきつくなり、ルートを良く見極めて登って行かないと、戻る羽目になる。林道の登山口からもうすぐで2時間になろうとした頃、少し開けた所に出た。あと少しで山頂だと思った。 11:12ごろ、やっと伊勢沢ノ頭山頂に到着。 疲れました。山への直登は、やっぱりキツい。ただ、この山に登るには、秦野峠を経由するか、強行に山神峠経由で登るにしても、多分同じかもっと時間が掛かってしまうかもしれない。 これで伊勢沢ノ頭山頂に立つのは5回目くらいになるので、景色はそこそこに、陽の当たる場所で昼食にする。今回も誰にも会わないで下山するのだろう、静かで暖かい。 少し休んで、山神峠に向かって下山を開始する。この登山道も、歩く人が少なくなったのか、踏み跡が殆ど無くなっている。 12:11ごろ、山神峠に到着。ヨレヨレだが祠も建っていた。この先、ユーシン渓谷に向かう登山道は、初めて通る道だ。 少し歩くと、崩落地がありロープが渡してあった。その後、もう1ヵ所崩落地があり、そこもロープが張ってあり、ロープを頼りに崩落地を進む。 13:04ごろ、左下にミツマタが見えたので、GPSで確認すると林道のとなりにいる。林道の名残も見える。少しだけ下り、林道のミツマタ群生地に出た。 ミツマタは、こちらの方が幾らか黄色が濃いのが多い感じがする。ただ、丸くてポンポンしているのは見つからない。 ミツマタをカメラに収めた後は、林道を下っていく。ミツマタが林道に生えており、林道としては全く使ってないのだろう。 30分くらい林道歩きをした時、沢が崩れ落ちて林道を寸断していた。 そこを過ぎると、ユーシン渓谷の車道に出た。 さぁ~、ここから長い車道歩きが始まる。一応、今現在、歩行者も含めて全面通行止めとなっているが、ここから丹沢湖までの間には、トンネルは無いはずなので、歩く事は出来るはずだと思って歩いていたら、後ろから登山者が追いついてきた。何処まで行ったのだろう? 採石場を過ぎると、ダンプは走ってくるは、登山者は何人も追い越していくはで、何時ものユーシン渓谷の道路でした。 長い車道歩きをして、14:54ごろ駐車場に帰着しました。 |