今年もミツマタの季節がやってきたが、3月下旬になってからまた寒くなって平地の桜も蕾のままでいる。たぶんミツマタも同じだろう。 今年のミツマタ観賞は蕗平橋のミツマタ群生を見たいと思っていた。これは昨年12月に雨山(丹沢)に登った時にミツマタの木が沢山あるのを覚えていたからです。 ちょっと屏風岩山も気になるが、確実にミツマタが見られるのと蕗平橋と山神峠間の登山道を再度、挑戦し明確なルートを探すこともある。そして、時間に余裕があれば秦野峠→日影山を登ったあと、玄倉に戻る予定にした。 4月5日の定休日は天気予報も良いようだが、あまり早く蕗平橋に行ってしまうと綺麗な花が撮れないと思い、30分位遅く出発することにした。 東名高速は順調に通過したが松田からの246号が通勤時間になってしまったのか、トロトロ走行になってしまった。失敗した、いつもと同じ時間かもう少し早いくらいで良かったのだ。 予定より少し遅く、8:13ごろ駐車場を出発する。この時期になれば7:00ごろでも十分に明るかったですね。ちょうど1時間後に蕗平橋に到着。 登山口からミツマタの群生が見える。早速ミツマタの花に近づき何枚も花を撮った。同じ西丹沢にあるミツバ岳のミツマタは大きな木になっているので、あれには敵わないけど本数ではこちらの方が多いと思う。将来は、もの凄い群生地になる可能性があると思います。 20分位ミツマタにカメラを向けた後、先に進む。ところが、かなりの斜面でとても歩けなくなりGPSで確認すると登山道から外れていた。登山口から400m位の所で高巻きをするのに真っ直ぐ進んでしまった。とりあえず斜面を登り登山道に出て、間違った場所まで戻り、赤テープのマーキングをしてきました。 再度、登山道を進み、ちょっと怖い橋を渡ったあたりから沢に下りる場所と対岸に取り付く場所を考えながら歩いていたが良い場所がありません。これなら左手の尾根に登ってしまった方が楽ではないかと考え少し戻り、楽に尾根に登れる場所から尾根筋に出る。そこには金網の柵がありずっと尾根沿いに続いている。 柵に沿って高度を上げていくと、ついに崩落地の上になってしまった。かなり崩落が進んでいるようだ。柵の綻び目から左に移って高度を上げて行くが登山道と違って疲れる。 やっとP954に到着したが、ここから山神峠に下るのも急勾配で難儀した。 12:15ごろ、山神峠に到着。ミツマタの撮影に時間を掛けたし登山道を戻ったりもしたが、かなりの時間を費やした。 山神峠のベンチで昼食をしながら考えた結果、とりあえず伊勢沢ノ頭をピストンして気になっていた小金沢の左岸の作業路の様子を見ながら帰ることにした。 昼食後、ザックを祠の近くにおいて空身で伊勢沢ノ頭の往復をしたが、富士山は微かにしか見えなかったし丹沢方面も同様でした。自分としては、かなりのハイペースで歩いたので山神峠の直前で左腿が痛くなってしまい、しばし休憩。 14:24ごろ蕗平橋に向かって作業路を下る。途中で山が流れている場所があり、クサリが無ければとても横切れない場所が数カ所あった。唯一必ず送電線鉄塔に向かっているので道迷いはなかった。 ちょっと怖い思いをしたが下山に1時間も掛からずに蕗平橋に到着しました。 小金沢沿いは両岸とも崩壊が進んでいて、どちらの道を通っても楽ではないことが分かりました。蕗平橋と山神峠間はどこを通っても楽ではないので遠い山神峠となっていると思います。 どちらかと言えば往路に使った道の方が危険は無いと思います。 駐車場に戻ったのは、16:11ごろでした。 |