またもネットの情報から位牌岳のアシタカツツジが満開を迎えているとの情報を得た。 アシタカツツジは、一服峠から位牌岳山頂にかけて咲いているみたいなので、往路に一服峠を通って下山時につるべ落としの滝を見ることにした。 天気が良い22日は営業日なので、15時位には帰宅できるように早朝に登山を開始するため早起きをする。 22日、3:30に起床して朝食を済ませ、厚木ICから東名高速に入り、新東名の長泉沼津ICで下りて水神社に向かう。 身支度を済ませ、6:17分ころ駐車場を後にして林道を進む。つるべ落としの滝コースの登山口を通り過ぎ、第二桃沢橋を過ぎると間もなくアルミの2連ハシゴが出てきた。ここが一服峠への登山口だ。少しキツい登山道が続くが足には優しい道だ。久しぶりに思いっきり良い天気で、少しの傾斜は苦にならない。 途中で真っ赤なチチブドウダンツツジも見つけたが、他には咲いていなかった。 8:28ごろ一服峠に到着。ここで富士山がハッキリ見えた。山行中でハッキリ見えたのは久しぶりだ。 ここから赤紫のツツジのオンパレードが始まる。アシタカツツジとトウゴクミツバツツジは同じ赤紫色なので、見分け方がある。トウゴクミツバツツジの葉は3枚で、アシタカツツジは5枚で花は少し小ぶり、との事。 よく見ると、行きよい良く咲いているのは間違いなくアシタカツツジだ。トウゴクミツバツツジも咲いているが、開花時期を過ぎて最終期になっている。 トウゴクミツバツツジの開花に始まり、アシタカツツジの開花と連続するので、この登山道はツツジロードと言っても良いと思う。 アシタカツツジが咲く登山道を進む途中、山頂が見えた。すると山は、ツツジの赤紫色が色鮮やかに山肌を染めている。秋以外に、こんな山肌を見るのは初めて。まさに紅葉の時期に山肌が深紅の木々が染まっているのと同じです。これには感動しましたね~。 9:38ごろ位牌岳山頂に到着。山頂に立つのは、これで3回目ですが、2回とも反対の山神社から登っています。山頂の広場からは全く展望がありませんが、僅かに広場を抜けると越前岳と富士山が見えました。それに反対側からも駿河湾も見えます。 少し休んでから山頂を後にして再度、群生するアシタカツツジの中を下山する。光の具合や見る角度が違うと同じツツジも趣が変わる。 間もなく、つるべ落としの滝の分岐を左に曲がる。暫くは普通の登山道だったが、涸れ沢のガレ場になる。何度もガレ場を行ったり来たりするので辛い。涸れ沢の様なガレ場は、大の苦手で特に下山には使いたくないが、今日のように早朝から登ると沢沿いの登山道が暗いので後半にしたから仕方がない。 11:24ごろ、つるべ落としの滝に到着。滝壺の近くに陣取り昼食にする。 11:59ごろ滝を出発して、下山を始める。相変わらずガレ場を横切るので辛い。 12:41ごろ、やっと登山口の林道に出ました。ここからは林道歩きなので快調に進んで13:06ごろ水神社の駐車場に帰着しました。 帰宅後、スマホのGPSデータを見たら登りより下山の速度が遅くなっていた。普通は下山の方が速度が早くなるのに、今日は完全に逆転だ。 もし次の機会があれば、五輪の塔コースか池ノ平コースにしよう。 |