マップ

登山記録概略


登山日       2021年6月9日

武尊山標高      2158m

歩行距離        8.2Km

累積標高差      1072m

登山口        群馬県みなかみ町

駐車場        武尊神社先林道終点駐車場

車中泊場       道の駅「みなかみ水紀行館」   
林道始点 駐車場
武尊神社直後。ここから悪路が始まるので「自己責任」 林道終点の駐車場  6:13出発
ラショウモンカズラ 分岐
登山道脇にはラショウモンカズラが沢山咲いている 避難小屋方面との分岐
タチツボスミレ チゴユリ
タチツボスミレ チゴユリ
ツクバネソウ 分岐
ツクバネソウ 稜線に出ました    7:39
避難小屋 ムラサキヤシオ
手小屋沢避難小屋(3人くらい) ムラサキヤシオ
ミツバオーレン クサリ場
ミツバオーレン 最初のクサリ場です    9:02
稜線歩き クサリ場
樹林帯を抜け、気持ちの良い稜線歩き 2番目のクサリ場は、少しキツい
尾瀬方面 シャクナゲ
小ピークで尾瀬の至仏山、その先に燧ヶ岳が少し見える お目当てのシャクナゲの登場です。
ショウジョウバカマ 武尊山
ショウジョウバカマは登山道脇に沢山咲いてます やっと目指す武尊山の全体が見えた   9:48
シャクナゲ 山頂
山頂手前に咲いているシャクナゲ 武尊山山頂(展望は360度)   10:06
パノラマ 剣ヶ峰山方面
山頂パノラマ(越後方面の山には雪が残ってる) 帰路になる稜線。一番尖った山が剣ヶ峰山
展望図盤 パノラマ
山頂の展望図盤 山頂パノラマ(前武尊の奥に赤城山が見える)
分岐 残雪
山頂から10m位の分岐を水上町方面に   10:51 武尊山を下山し武尊山を振り返る
ミツバツチグリ シャクナゲ
ミツバツチグリ シャクナゲ
稜線上で イワナシ
稜線の中間で剣ヶ峰山を望む   11:17 イワナシ
シャクナゲ パノラマ
稜線上には沢山のシャクナゲが咲いていて最高です 剣ヶ峰山直前のパノラマ(左から武尊山→前武尊)
ミネザクラ エンレイソウ
剣ヶ峰山との分岐を武尊神社コースへ。 ミネザクラ エンレイソウ
シャクナゲ サンカヨウ
まだ高度が高いので、シャクナゲが咲いてます サンカヨウは、大分下ってきた頃、咲いてました
ムラサキヤシオ シラネアオイ
シャクナゲに変わりムラサキヤシオが綺麗だ シラネアオイは、もうこれ以上は咲いていられない、て!
ミゾホズキ クルマムグラ
ミゾホオズキ クルマムグラ
ノビネチドリ 武尊神社
ノビネチドリ 悪路林道を抜け武尊神社を通過し帰途につく 15:02

ついこの前、もうこれで梅雨入りかなと思わせる時があったが、今週になってから晴れ間が少し出てきた。
嬉しい事に9日の定休日が最も良い天気になりそうだ。これを逃してなるものかと、行き先をネット情報などからも探した結果、武尊山を、みなかみ町から登るルートに決めた。

毎度の事、8日の17時過ぎに家を出発し、相模原ICから圏央道を走り、ちょっぴりケチって関越道の月夜野ICで下り、道の駅「みなかみ水紀行館」に向かう。
寝る時には、程よかった気温も朝方に寒くなり、上着を着込んで、また一寝入り。
4:30に起きて、朝食を軽く腹に入れ武尊神社に向かう。

カーナビに頼り武尊神社まで難なく到着。そして、この先の林道を走るかどうか少し考える。大きな石がゴロゴロしている訳でもないので、駄目なら戻る気持ちで「自己責任」で走り始める。
思っていたほど路面は荒れてなく順調に進んでいたら、ちょうどカーブの所に大きな石が落ちていた。戻ろうかと考えている内に後ろから軽トラックが来てしまった。
前に進むしかなくなり、左側の石にこすらないように注意しながら、右の切れ落ちた崖にも注意して何とか通過できた。
その後は、難なく10台程度の駐車場に到着。なんと、もっと大きな車も駐まっていました。

身支度を済ませ、6:13ごろ駐車場を出発。早速、登山道の脇にラショウモンカズラが沢山咲いているのを見つけ、カメラに収める。天気は快晴だし、出だしから花を見つけられてさい先が良い登山が始められた。
7:39ごろ山の稜線に出た。分岐点から少し進んだ所に手小屋沢避難小屋があるので、一応確認だけしようと沢の方に少し下る。避難小屋はカマボコ状の簡単な小屋で3人位しか入れない小さな小屋だ。

9:02ごろクサリ場に出た。クサリ場が多いと聞いていたが、それほどのクサリ場ではなく、難なく通過。ここで初めて山頂に雪が残っている山波が見えた。越後の山だろうが山名までは判らない。
20分後に再度クサリ場の登場。こちらの方が少し大変だったが、しっかり岩も掴んで登れば問題ない。
その後、目当てのシャクナゲを見るようになってきた。楽しみだ。
9:48ごろ、目指す武尊山が目の前に、ドーンと見えてきた。その反対側には鉛筆のような剣ヶ峰山も見える。急斜面の武尊山を、はぁ~はぁ~言いながら登り、10:06ごろ山頂に到着。

山頂から360度の展望があるが、時期的なもので遠くの山は霞んで良く見えない。一番間近なのは尾瀬の至仏山と燧ヶ岳で、これは良く見えるが、越後の山は特徴が判らないので山名までは不明。あと、近くの山は赤城山を始めとする日光へ連なる山で、その他の山も微かに見えるが雲がある訳でないが、霞んで特徴のある山を見いだせない。
当然ここで昼食にする。食べている間にも、何人か登ってきた。後から登ってきた人が、どこから登ってきたか聞いていた時、この山は5方向から登って来る事が出来る山、と言っていたが、地図を見ると確かに片品村方面からは、沢山のルートがある。

10:50ごろ山頂を後にし、ほんの10m位、東に進むと水上町への分岐がある。ここからの登山道は、薄く割れた石が積み重なっていて下るのが一寸怖い。雪が残っている所で、平坦になり、平石はなくなり普通の登山道に戻る。
このあたりから、シャクナゲが多くなってきた。シャクナゲ越しに遠くの山を見たり、登ってきた武尊山を見たりと、楽園にいるようだ。この稜線上にシャクナゲの群生地があり最高の花の絶景地だと思う。
剣ヶ峰山の少し手前でペアの登山者に会い、「剣ヶ峰山に登ってきた」との事。こちらから見ると鉛筆みたいな山に良く登れましたね、と返事をした。
実際、分岐点に着くと、それなりの登山道が山頂まで通っていた。山頂まで100mとあり、登るか迷ったが、近頃は下るのが辛いので、剣ヶ峰山は諦めて、ゆっくり下山する事にした。

下山道では、特にムラサキヤシオが綺麗な色を見せてくれた。あと石がゴロゴロしている事もなく、足への負担は少なかった気がする。
若者何人かに追い越され、14:35ごろ駐車場に戻りました。
悪路林道の大きな石は、今度は直接見える方になったので、難なく通過しましたが、途中でゴツンと車体下回りをこすってしまった。
帰りも、少しケチって月夜野ICから関越道に入り帰宅しました。

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