本社ヶ丸
 (ほんじゃがまる)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(本社ヶ丸編)

登山日       2015年6月10日

本社ヶ丸標高    1630m

歩行距離      11.1Km
              
累積標高差     1182m
               
登山口        山梨県河口湖町

駐車場        三つ峠登山口駐車場

車中泊所      道の駅「かつやま」
駐車場 トイレ
県営無料駐車場       6:45 登山口にあるトイレと駐車場
分岐 アヤメ
木無山、三ツ峠山の分岐。展望地      8:01 展望地に咲くアヤメ
木無山 三ツ峠山
木無山山頂   左-河口湖ロープウェーへ 三ツ峠山山頂        8:47
展望図盤 シロフウリンツツジ
山頂の展望図盤 シロフウリンツツジ
ウマノアシガタ ユキザキ
ウマノアシガタ ユキザキ
トリガタハンショウヅル ムラサキツリガネツツジ
トリガタハンショウヅル ムラサキツリガネツツジ
カモメラン カモメラン
カモメランの群生 カモメランのアップ
清八山へ クルマツクバネソウ
御巣鷹山山頂から清八山への道   10:15 クルマツクバネソウ
ギンラン 大幡山
ギンラン 大幡山山頂(1531m)     11:12       
鉄塔 サラサドウダン
送電鉄塔の下から都留市方面を望む  11:19 サラサドウダン
清八山 黒岳方面
清八山山頂(1593m)        11:54 山頂から黒岳と釈迦ヶ岳方面を望む
清八峠 ベニバナノツクバネウツギ
清八峠    12:36 ベニバナノツクバネウツギ
岩場 本社ヶ丸
本社ヶ丸山頂直前の岩場 本社ヶ丸山頂     13:11
山頂眺望 分岐
山頂から三ツ峠山、御巣鷹山と尾根歩きの山を望む 御坂山への分岐
八丁山 八丁峠
八丁山山頂    14:43    八丁峠にある送電鉄塔
クサタチバナ 分岐
クサタチバナ 天下茶屋への分岐
登山口 アツモリソウ
天下茶屋前の登山口に到着    16:05 アツモリソウ(三ツ峠山某所、檻に守られています)

 

関東は平年並みの梅雨入りに入ってしまった。その梅雨入り直後の定休日は関東一円、運良く「曇り時々晴れ」の予想である。
こんな天気なので近場で良さそうな所をネットで探すと、三ツ峠山で「カモメラン」の花が丁度見頃の時期らしい。たぶん富士山などの景色を見るのは難しいと思うので、花を探すことに徹することにする。それと、三ツ峠山だけで戻るのもつまらないので、未登頂の「本社ヶ丸」も登るルートを策定する。
西の登山口から入り、三ツ峠山→御巣鷹山→本社ヶ丸→八丁峠→旧御坂トンネルに下り駐車場に戻るルートに決める。

9日の19時頃、家を出発して中央道で河口湖に行き、河口湖の湖畔にある道の駅「かつやま」で車中泊をする。中央道の大月を過ぎて河口湖の少し手前で富士山が薄く夜空に浮かび上がっていたので、明日の天気に期待をする。

10日の5:00に起床して朝食を済ませ、旧御坂トンネルに向かう。天下茶屋の近くに自転車を置き、登山口の駐車場に向かう。
道路沿いにある駐車場には、まだ誰も駐めていなかった。支度をして6:45ごろ出発。ジープが通る登山道を登っていくとすでに登山道脇で花を撮っている家族に追いつく。

8:00ごろ河口湖と三ツ峠山の分岐に到着。以前ここに来た時は、大きな富士山が目の前に現れる展望地である。でも今日は、何も見えません。逆に少しずつガスがかかってきました。
私の持っている古い地図にはここから木無山にかけてお花畑と書いてありますので、木無山まで少し戻って見ましたが、登山道の両脇は植生保護の網が張っていて入れないので、正確には分からないが花は咲いていないようです。たぶん、昔は本当にお花畑だったのでしょうね。

8:47ごろ三ツ峠山山頂に立つが隣にある御巣鷹山も見えない状態で、道が分からないので山頂から案内板まで戻り御巣鷹山を目指す。途中、分岐点を良く見ないで右に進んでいくと登山道脇の花を撮影していた家族が、また花を撮っているので声をかけると「カモメラン」が沢山咲いているよ、と応えてくれた。
お~、今日のメインテーマの「カモメラン」だ!。たしかに群生しています。良く見ると他にも珍しい花も沢山咲いている。ただ、すこし光量が足りなのが残念。

一応、本日のテーマをカメラに納めたと思って先に進むと電波管理棟が沢山出てきて、その先には三ツ峠山荘も出てきた。なんと、元に戻ってしまった。
こんな山でも、遠くが見えないと迷子になってしまうものだと思った。また元の道を進んで分岐点の表示を良く見て、御巣鷹山へ左に進む。

御巣鷹山の電波管理棟横の分岐を左に行くと清八山である。御巣鷹山からの尾根は、なだらかなアップダウンを繰り返す尾根歩きです。

11:54ごろ、清八山に到着。山頂の展望は曇っていなければすこぶる良さそうです。ここで昼食にする。三ツ峠山と違って、誰も登ってこないので山頂独り占め。
12:30ごろ、本社ヶ丸に向かって出発する。

すぐ清八峠に出会い、本社ヶ丸まで40分とある。こちらの登山道は、今までの道と違って岩場が多くなってきた。それに本社ヶ丸が1630mで先ほどの清八山が1593mと67mの標高差しかないので、どこが本社ヶ丸の山頂か分からない。
軽い岩場のアップダウンと今度の上りが山頂かな?と思うと、まだ先にピークが見える辛さが重なって、嫌な尾根歩きだ。

13:11ごろ、やっと本社ヶ丸山頂に到着、先客1人。こちらの山も360度の眺望があるが、天気が悪くて目の前にある筈の富士山も見えません。三ツ峠山、御巣鷹山からの尾根歩きをしてきた山々は良く見えています。
先客の方は旧笹子トンネル手前から笹子町黒野田にある変電所先にある駐車場から清八峠経由で登ってきたそうです。地図を見せて貰ったのですが、本社ヶ丸だけを目指すなら一番手軽なコースのようです。

先が長いので、早々に八丁山に向けて来た道を戻る。八丁山から八丁峠と小さなアップダウンが半端なく多くて、足が痛くなってきた。
山梨の尾根歩きは正確にピークを通過していくので、単なる歩行距離とか累積標高差で表せないものがある。山の難易度に2Bとか表示されるようになってきたが、御巣鷹山からの尾根歩きは1Dくらいではないでしょうか。

旧御坂トンネルの上を過ぎて、トンネルへの下山道をヒィーヒィー言いながら下り、16:05ごろ天下茶屋に到着。
お客が沢山入っている茶店の前をトボトボと歩き、自転車の所へ。自転車に跨り車道を少しだけ楽をさせて貰った。

 

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