燧ヶ岳
 (ひうちがたけ)        ホームへ   
マーク
マップ のろのろハイク(燧ヶ岳 編)

登山日       2011年6月15日

燧ヶ岳(紫安嵓)標高    2356m

歩行距離      13.5Km

累積標高差     1088m

登山口        福島県檜枝岐村

駐車場        御池有料駐車場(440台)
分岐 広沢田代の木道
御池駐車場から5分で燧ヶ岳への分岐  7:24 広沢田代湿原の木道
広沢田代 湿原
広沢田代湿原 長い湿原の中を歩く
木道階段 燧ヶ岳が見えてきた
湿原の木道も階段になってきた 目指す燧ヶ岳が間近に見えてきた
熊沢田代 木道
熊沢田代湿原 湿原の中の木道
雪原横断 振り返る
雪原を横断する 眼下を見ると歩いてきた登山道が見える
俎嵓 尾瀬沼
燧ヶ岳の俎嵓峰に到着  10:29 俎嵓峰から見た尾瀬沼
紫安嵓 雪渓
俎嵓峰から紫安嵓峰を望む 紫安嵓峰へは、この雪渓と急勾配を登って行きました
燧ヶ岳山頂 尾瀬ヶ原
燧ヶ岳(紫安嵓)山頂 山頂から尾瀬ヶ原と至仏山が見渡せる
俎嵓 俎嵓を見上げる
紫安嵓から俎嵓峰を望む 尾瀬沼に向かって下る途中、俎嵓を見上げる
サンカヨウ 尾瀬沼
長英新道を下る途中に咲いていた「サンカヨウ」 やっと尾瀬沼が間近に見えてきた
尾瀬沼湖岸 水芭蕉
尾瀬沼湖岸の木道に到着 水芭蕉が沢山咲いていました
ミヤマキンポウゲ 沼山峠
ミヤマキンポウゲの群落も見られる 沼山峠(バス発着所)

6月の第三水曜日の連休15、16日は、梅雨の時期には珍しく晴れマークが出たので少し遠い尾瀬の燧ヶ岳に登ってきました。
燧ヶ岳は尾瀬沼側からと御池側から登る方法があるが車で行くのに楽な方法、北側にある御池(ミイケ)から登り、尾瀬沼に下り、沼山峠からバスで御池に戻るルートを取りました。

座間から御池まで約300Kmあるので、14日の18時過ぎに出発し東名、首都高、東北道を通り西那須野ICで下り、塩原温泉郷を抜け、会津高原に向かい「道の駅たじま」で仮眠をして翌朝、御池に行こうとしました。
ところが「道の駅たじま」は照明設備が良く、明る過ぎて寝られそうもないので、何処かもう少し暗いところをと先に進むと「道の駅 番屋」がありました。ここは程良い明るさなので、ここで仮眠する。

5:00に起き朝食を済ませ、55Km先の御池に出発。対向車が殆ど無いのと比較的ストレートなので快適なスピードで車を走らせ御池の駐車場着いたのが7:15頃でした。
御池に来たのはこれで2回目で、妻と5年くらい前に来た時は燧ヶ岳を捲いて三条の滝、平滑ノ滝を見て尾瀬ヶ原を周りました。

駐車場から登山道に入ると、直ぐに三条の滝方面と燧ヶ岳の分岐点があります。ずっと木道が続き難なく広沢田代湿原を過ぎ、9:00には熊沢田代湿原に到着。
ここを過ぎると木道が無くなり普通の登山道になる。ただ、所々に雪渓が残っており、それを横断したり登ったりするのですが程良い固さでアイゼンは不要です。

10:30燧ヶ岳の相棒、俎嵓(マナイタグラ)2346mに到着。この山頂の木柱標識は風雪にさらされてか何と書いてあるのか読めません。
西側に紫安嵓(シバヤスグラ)2356mが間近に見えます。尾瀬沼には俎嵓か下るしかありませんので、ザックを此処に置いて紫安嵓の往復をすることにしました。

写真では分かり難いかもしれませんが紫安嵓の直下は、45度位の雪渓です。残っている足跡をしっかりトレースして登り切りました。
また戻って俎嵓で昼食を済ませ、12:00頃下山を開始する。ミノブチ岳位までは普通の登山道でしたが、やがて雪が解けて流れる沢道の様な登山道になり、森の中に入って行くと雪道でもズボッと踏み抜いたり滑ったりで、とっても疲れました。長英新道は南面になっているのに、こんなに酷な道とは想像もしませんでした。この時期の長英新道は登りも下山もとてもお勧めできません。

14:30頃、やっと尾瀬沼に到着。これからは木道、早速軽装なアベックとすれ違いました。長蔵小屋に近づくと多くの人と出会います、観光地ですね。尾瀬沼の周辺は、水芭蕉の群生も見られますが、最盛期は過ぎた頃かもしれません。
下山に思ったより時間を取られてしまったので、長蔵小屋を横に見て沼山峠を目指し早足で歩く。お陰さまで沼山峠までずっと木道なので15:50に到着しました。
バスは16:20発なので、ゆっくり休憩をとる。

面白い事に、このバスは路線バス形式をとっていて1番の乗降切符貰うが当然だと思うけど途中で降りる人もいないし乗ってくる人もおりませんでした。30分ほどで御池駐車場に到着、500円の運賃と切符を料金箱に入れて降りるのです。
さて、このまま帰宅したら300Kmの長旅だし明日も定休日、また車中泊をして運良く晴れれば会津駒ヶ岳が目の前なので、ちょっと登って帰る予定を組む。

まず、御池ロッジのお風呂で汗を流し、今晩と明日の食事を買い出しに出る。檜枝岐村にコンビニは無いので、その先を探しながら進む。途中コンビニ風の店が2軒あったのですが、弁当、おにぎりやサンドイッチ類は全く売れ切れていました。ついに朝出発した「道の駅番屋」を通り越してしまいました。
間もなく、ノーブランドのコンビニを発見。やっと弁当類を買うことが出来ました。一時は塩原温泉郷まで走らなくてはいけないかと思ったくらいです。御池から60Km位走ってしまいました。
また、「道の駅番屋」に戻り、食事をし明日の晴れを祈り、21時頃には眠りにつく。

5:00に起きるが、残念ながら曇りです。山に登れば、雲の中で何も見えないでしょう。なので、また寝てしまう。
8:00にまた起きるが山は見えません。朝飯を食べ、ゆっくり帰ることにしました。
東北道は通らないで4号線で浦和まで走って、首都高に乗っても楽々の時間でした。

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