八紘嶺
 (はっこうれい)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(八紘嶺 編)

登山日       2014年5月25日

八紘嶺標高    1918m
大谷嶺標高    2000m
山伏         2013m

歩行距離      12.1Km

累積標高差     1525m

登山口        静岡県静岡市葵区梅ヶ島

駐車場        西日影沢駐車場(10台くらい)
黄金の里 駐車場
「黄金の里・黄金の湯」入口 西日影沢駐車場     6:40
登山口 木橋
山伏 登山口     6:44 西日影沢に架かる木橋
水場 蓬峠
蓬峠手前の水場(冷たくて美味しい) 蓬峠     8:15
コミヤカタバミ オオカメノキ
コミヤカタバミ オオカメノキ
分岐 植生保護地
西日影沢分岐 山伏山頂 手前にある植生保護地
山伏 イワカガミ
山伏 山頂      10:14 イワカガミ
大谷崩れ 大谷崩れ下部
大谷崩れ           12:06 大谷崩れの下部
新窪乗越 登山道
新窪乗越(分岐)       12:41 大谷嶺への登山道
大綾嶺 五色ノ頭
大谷嶺 山頂     13:34 五色ノ頭 山頂    14:14
八紘嶺 八紘嶺山頂
八紘嶺の山全体が見えてきた 八紘嶺 山頂     15:09
シオヤシオ シオヤシオ
シオヤシオの花 シオヤシオの大木
ツツジ 分岐
トウゴクミツバツツジ 梅ヶ島と安倍峠Pの分岐    16:21
登山口 駐車場
梅ヶ島方面の林道登山口 梅ヶ島方面の林道脇の駐車場
新安倍峠駐車場 登山口
新安倍峠駐車場+トイレ 新安倍峠駐車場内の登山口

5月25日の天気は、マズマズのようなので先日考えていた静岡県梅ヶ島から登る八紘嶺を中心に登ることにした。
色々なコースを策定したのですが、ちょっと遠い所に行くのだから、山伏(やんぶし)に登り大谷崩れを見た後、大谷嶺→五色ノ頭→八紘嶺→安倍峠登山口の尾根歩きをする予定を組む。安倍峠登山口から西日影沢駐車場へ戻るのは、自転車を利用するのだが、峠から梅ヶ島までと黄金の里を過ぎ新田の村落までは、ずっと下りなので短時間で行ける筈だ。

例によって24日の19時ごろ家を出発して、厚木から東名高速に乗る。鮎沢PAで軽食を摂り、御殿場から第2東名を走る。第2東名を走るのは初めてですが、他の高速道と違って照明が少ないけど危険な感じは全くありません。もちろん梅ヶ島に行くには、第2東名の新静岡ICで下り、そのまま北上すれば梅ヶ島温泉郷に到着です。

新静岡ICから少し走ると道の駅「真富士の里」があるのですが梅ヶ島まで24Kmもあるので、残念ながらパスして梅ヶ島手前の「赤水の滝」か新安部峠駐車場で車中泊にしようかと進む。気づかずに「赤水の滝」を通り過ぎた頃、2km先「P+トイレ」の標識が出てきた。もしかして車中泊に最適地かと思い覗いてみることにした。
「黄金の湯・黄金の里」の中に入ってみると駐車場は大変広く照明も無く、トイレの灯りだけが点灯している最適地だ。道の駅は明るすぎたり混んでいたりが多い中、有り難い場所です。

尾根歩きだけでなく峠から車に戻る時間も含めて考えると、かなりの時間がかかるかと思うので、早朝出発をするつもりで4:00起きでアラームをかけ寝る。
ふと、目が覚め時計を見ると4:45。やってしまったスマホのアラーム音で目が覚めなかったのだ。早めに朝食を済ませ、安倍峠に自転車を置きに行く。駐車場を確認して近くのガードレールに自転車を括り付けて西日影沢駐車場へ急ぐ。

ちょっと狭い西日影沢駐車場を出発したのが6:40。そこから林道を200mくらい進むと山伏登山口がある。
所々にワサビ田がある沢に沿って登って行くが、険しいところもなく8:15に蓬峠に到着。山伏まで半分くらいかなと思いながら小休憩。山伏らしき山が見える。

黙々と歩を進めていくと、金網で囲われた植生保護地が現れ、看板にはヤナギランの保護地とある。保護地の先が山伏の山頂である。
山伏から南アルプスの山が少しだけ見えるが、雲と霞でハッキリは見えず写真には残せませんでした。まだ雪に覆われて見えた山は、たぶん聖岳だと思います。
山頂でスマホのGPS機能を確認していたら先行していた方から、スマホGPSの精度や動作時間とか色々聞かれました。その方は、ガーミンのGPSを使っているそうです。
「山旅ロガー」など使ってきた中で、精度も良いし計測不良も無かった事、「山と高原地図」「地図ロイド」「山カメラ」などソフトが使え、山登りには欠かせない物となったと説明しました。

山伏から大谷崩れが見られる新窪乗越までは、アップダウンもなく楽な尾根歩きが出来ます。12:06大谷崩れが見られる場所に着いたので、大谷崩れを良く見られる場所を探し昼食タイムにする。
この大谷崩れは日本三大崩壊地の1つらしい。

新窪乗越から大谷嶺への登りは、ロープが多く山伏を登った後の急登は、かなりきつくゼーゼー言いながらやっと登り13:34に山頂に到着。
山頂からの展望は開けているのですが、今日は残念ながら遠くの山は全く見えませんでした。もちろん南面は大谷崩れの断崖絶壁で、ホンのちょっとだけ覗き込んでみた。たぶん、上から見るより下から見た方がスケールが実感できることでしょう。

大谷嶺から八紘嶺までは、五色ノ頭を含めていくつかの山頂をすべてトレースしていく尾根歩きにちょっとうんざり。山頂を迂回出来るようなルートを創れないものかと思案しながら登ったり下ったりを繰り返すが、山の勾配がきついので迂回路は造れそうもなさそうだ。

15:09八紘嶺に到着したが、あまり展望は良くない。木々の間から喜望峰と七面山が見えた。早々に下山していくとシオヤシオと、トウゴクミツバツツジが咲いているのが見られてきた。
高度を下げるほど、開花が進み満開に近い木もも多くなってきた。丹沢の檜洞丸に近い花の時期です。
たぶんこれから10日間くらいが見頃となるでしょう。

16:21梅ヶ島と安倍峠の分岐に到着。この分岐で「梅ヶ島」方面は、トイレのない駐車場方面に下り一旦林道に出る方向です。「安倍峠P」方面は、トイレのある駐車場(新安倍峠)方向です。
今回の様な方向で縦走する方は、お間違えのないように!

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