権現岳 (ごんげんだけ) ホームへ |
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のろのろハイク(権現岳 編) 登山日 2008年6月18日 権現岳標高 2715m 編笠山標高 2524m 三ッ頭標高 2580m 歩行距離 11.3Km 累積標高差 1410m 登山口 山梨県北杜市 駐車場 観音平無料駐車場 |
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雲海展望台(分岐) | 押手川分岐 | |
編笠山の森林限界を過ぎると大きな岩がゴロゴロ | 編笠山山頂からギボシと権現岳を望む | |
編笠山を下る途中、青年小屋と権現岳を見る | 青年小屋の周囲は大きな岩で埋め尽くされている | |
登った編笠山を振り返る | のろし場 | |
手前のギボシは頂上を捲いて右の権現岳へ | ギボシの登山道で、大きな丸太をポッカしている人に会う | |
権現小屋と山頂が迫ってきた | もうすぐ権現岳山頂だ | |
権現岳の山頂標識は、少し低いところにある | 山頂の一番高い岩 | |
権現岳の山頂 | チシマアマナ | |
ミヤマキンバイ | 三ッ頭への尾根道 | |
ハクサンイチゲ | イワベンケイ | |
三ツ頭山頂の標識は倒れていた | イワカガミが沢山咲いていた | |
木戸口 | 下山中、ツツジの群生も見られました |
6月18日の定休日は、久しぶりに晴れマークが出た。5月の連休に蛭が岳に登って以来、山に登っていない。野暮用があったり曇りが多く全然ついていない。前回の蛭が岳の時と同じで曇りの時は、山の上は10m位先しか見えないやら、霧雨のようになるので、訓練登山だけになってしまう。 やはり山に登ったからには、周りの景色が見たい。疲れて足がヨレヨレになっても、山の景色が見えれば疲れも吹き飛ぶものだ。 さて、今回は1年で一番昼間が長い日に近づいたので、少しきつい山を目標にしてみました。八ヶ岳の一番南にある編笠山と権現岳と三ッ頭を周回してみることにした。 また、例によって17日の21:00頃家を出て、中央高速の小淵沢インターで降りて、駐車場のある観音平を目指す。あれよという間に観音平に到着。既に6、7台の車が止まっている。中で寝ているのか、山小屋に泊まり込みでいるのかは、分からない。空には星が出ているから明日の天気は大丈夫そうだ。朝5時に携帯電話のアラームをセットして眠る。 ちょっと寒いけど、エンジンをかけて暖をとる程でもないか、と夢心地の中で思っていると、アラームが鳴った。お湯を沸かして軽く朝飯を食べる。何となく雲がかかっていて昨晩の夜空は何処に行ったのだろう。 登山靴を履いていると、車が1台到着して、二人の男性(親子かな?)が同じく登山靴を履き始めた。6:00観音平を出発。まず編笠山を目指すが、結構最初からきつい勾配だと思った。それとも体が疲れているのか、段々ペースが落ちる。 この山は、木に囲まれていて所々でしか景色が見えない。途中の展望地で富士山の上部だけと南アルプスの山々が見えたが、下界は雲の中で自分のスタート地点も分からない。 木々が無くなると、そこは編笠山の頂上であった。頂上到着9:50位、360度眺望できるから写真を撮りまくった。編笠山頂上から、権現岳・ギボシ山・赤岳・横岳が見えます。行程は、ギボシ山の頂上を捲いて権現岳に向かう予定であるが、ここから見ただけでも先は長いなぁ~(>_<) さて、権現岳に向かうには、編笠山との鞍部にある青年小屋を通って行くが、最初のうちは楽な下りが途中から大きな岩だらけの道を赤ペンキの目印に誘導されて降りて行く。これもきついぞ~。 青年小屋に近づくと、若者が屋根に布団を干し始めた。もっと近づくと女性だった。山小屋は何処も天気の良い時は、布団干しが日課となるでしょう。青年小屋も、建物は老年小屋だなぁ~。トタン板がかなり錆びている。 さて、青年小屋を後にして、また登りになる。ギボシ山頂に近づくと段々岩が丸みが無くなり、縦筋にヒビが入って割れる岩石になってきた。なんと言う石だっけと思うが、思い出せない。もろいし慎重に登る。 しかし、足が重い。後ろから、若者が3m位ある丸太を背負って来た。もちろん道を譲って声をかけると、権現小屋の風呂の薪にするそうだ。今日はこれで2回目だとか。時々ボッカをする人を見ますが、足の太さが違いますよね。驚くばかりです。 ギボシ山の頂上に近づくと、カニの横ばいミニ版みたいにクサリが横に張ってある。これも慎重に捕まって渡って行きました。 権現小屋を過ぎるとすぐに権現岳山頂になります。ザックを下ろして岩を少し登ると権現岳山頂です。ここには、3m位ある鉄の剣が刺さっています。ちょうど先に昇っていた人の右手のところにあるのが鉄剣です。 権現岳の反対側は、絶壁で雲が下から吹き上がっているし、顔をつきだして見てみたいような、落ちそうなで程々で岩を降りて登山道に戻りました。 この近辺には、高山植物が少し咲いていました。次の三ッ頭へは、先ほどのように、苦しくはありませんですが、もう足が笑っちゃっていて、どうにも真っ直ぐ歩いていられません。 ふと、人の気配を感じて振り返ると、おばさんがいるじゃありませんか。ずっと後から人が来ないと思っていたのでビックリしました。 当然、挨拶して道を譲るとスタスタと追い越していきました。それも足下を見るとワラジです。本当に凄い人がいるものだ。 三ッ頭からの下山は、行程は長いけど勾配が緩く比較的楽に降りて来られました。駐車場には15:30位に到着。 |
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