不老山
 (ふろうざん)         ホームへ   
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マップ のろのろハイク(不老山編)

登山日       2016年6月11日

不老山標高     928m

歩行距離      10.0Km
              
累積標高差     864m
               
登山口        神奈川県山北町

駐車場        浅瀬駐車スペース(10台くらい)
             魚釣り客の車が多い
駐車スペース ゲート
浅瀬駐車スペース       6:19 ゲートの横を通過
徒渉地点 沢を渡る
浅瀬橋からすぐ、このカーブミラーを川に下りる ここの水深が浅そうなので対岸に渡る
道標 世附川
道標は、まだ健在 登山道を外れて直登中、世附川が見えた
山頂 バラの木
不老山山頂(展望なし)    8:30 山頂に咲くサンショウバラ
サンショウバラ バラ
サンショウバラ【ハコネバラ(箱根薔薇)ともいう】 サンショウバラ
分岐 世附峠
金時神社方面分岐    8:54 世附(よづく)峠      9:15
世附案内看板 箱根方面
世附峠にある岩田氏のコース案内図 「樹下の二人」展望台から箱根方面を望む
愛鷹方面 パノラマ
「樹下の二人」展望台から愛鷹山方面を望む 「樹下の二人」展望台からのパノラマ
エゴノキ エゴノキ
エゴノキ エゴノキ
ウツギ サンショウバラの丘
ウツギ サンショウバラの丘       9:40
不老山 サンショウバラ
サンショウバラの丘から不老山を望む サンショウバラ
サンショウバラ スイカズラ
サンショバラ(開花から2~3日で落花するらしい) スイカズラ
スイカズラ ノイバラ
スイカズラ ノイバラ
ウツギの樹 峰坂峠
ウツギが沢山咲いていた 峰坂峠      10:23
林道 下山口
峰坂峠から不明瞭な道を下り、この林道に出る 世附峠の浅瀬への下山口     11:00
通行止め看板 崩壊地
下山口に設置されている通行止め案内板 沢の崩落地、この沢を通過してきました

 

以前から不老山(丹沢)に咲くサンショウバラを見たいとネットの情報を調べていました。西丹沢自然教室が5月19日に調査登山をした時は蕾だった、とアップされていた。しかし別の方が5月29日に登った時には、ちょうど見頃を迎えていたとある。
開花時期を狙うのも難しものですね。

すでに梅雨入りしてしまったので、なるべく仕事の合間を見つけるよりも天気に合わせ、やり繰りをつけて探しに行くしかない状況になった。
ちょっと遅くなってしまったが、6月11日が降らないようなので咲いていればラッキーと登ることにしました。
不老山を何処から登るか探し、駐車できるのは丹沢湖の浅瀬か国道246号小山町から金時神社を通過して「八重桐の池」の駐車場かどちらかしかない。迷った末、慣れた丹沢湖側から登ることにした。

11日5:00ごろ家を出発して、東名高速の松田ICを下りて246号で丹沢湖に向かう。丹沢湖の浅瀬の駐車スペースはギリギリセーフでした。
支度を済ませ、6:19ごろ出発する。浅瀬橋を左に進み林道を暫く進むうち、対岸に渡らなくてはいけない事に気がついた。GPSで確認するとトッくに通り過ぎていている。あらためて地図を確認すると「吊り橋は水害のため落橋」と書いてあった。川を渡らなくてはいけないので、徒渉地点まで戻る。一番浅そうな地点を探し靴を脱いで川を渡るが、水温は思ったほど冷たくなく楽だ。徒渉するならビーチサンダルが必要だと思ったり、いやレジ袋を2枚持ってくれば靴を脱がないで済んだんだ、とか思いながら渡りきる。

6:52ごろ渡った所から少し上流の方に進み、吊り橋跡を見つけて登山道を進む。7:20ごろ登山道は、かなり荒れてきてGPSで見ると崩壊している沢を渡り対岸に進むようだ。
この崩落した沢を渡るルートが見つからない。沢を横切るより山を直登していった方が早そうだし尾根道がかすかに見えているのが安心感もあり、道の無い山肌を登れるルートを探しながら這い上がる。
尾根道は林道になっているはずだ。登山道を歩くよりは辛いが、この位の山なら、と思っているうちに林道に出た。

車が通れない古い林道を東に向かいグルッと回り込んで不老山の山頂に向かおうと思っていたが、この林道にも大きな崖崩れ地が出てきた。もし、この先にも崩落地が出て来るかもしれないので、ここも直登で山頂に向かってしまう。
このように、直登が出来るのもGPSで現在地を確認が出来るからこそですね。

8:30ごろ不老山山頂に到着。山頂にはサンショウバラの木が数本あり、辛うじて花が残ってました。蕾はありません、もう少しですべての花がなくなってしまう今年最後の花のようです。でも良かった、本日の目的達成です。
サンショウバラをカメラに納めたので世附峠に向かう。

世附峠から少し進むとウツギの花とエゴノキの白い花が沢山咲いていた。大きな木は白い塊になった見える。最初、エゴノキをウツギと間違っていたが、帰宅してから写真がちょっと違うことに気づいた。エゴノキは初めてだったので、次回はもっと綺麗に撮影しようと思った。

9:40ごろ「サンショウバラの丘」に到着。たしかにサンショウバラの木が沢山あるが、残念ながら花の殆どが散っていた。10日くらい前ならサンショウバラが満開の花園だったであろう。
目一杯に開いて伸びきった残り少ないサンショウバラをカメラに納めるが、やはり少し丸みを帯びた花の方が綺麗だと思う。またの機会にもっと綺麗なサンショウバラを撮るぞと思った次第である。

「サンショウバラの丘」付近には、スイカズラも沢山咲いている。地面に咲く花は殆どなかったが、木に咲く花が多いところだ。
峰坂峠から不明瞭な道を下り林道に出て少しでも多くの花を探そうとしたが、こちらの新しい林道脇では見つかりませんでした。
世附峠から浅瀬に向かう登山口に通行止めの案内があったが浅瀬に車を置いてきたし、せめて登る前に表示してあったらと思いました。

登山道は暫くの間、快適に下ってきたが崖崩れ崩壊地に到着。対岸に渡れば良いと判っているので焦らず、ゆっくりと何処を通って行くかを判断して渡る。
ここで目印の赤テープを新たに追加して判りやすくしてきましたので、通行止めなのですが自己責任で通行される方は目安にして下さい。危険箇所は沢の崩壊地と崩壊地から50m位の不明瞭な沢寄りの下り道です。十分注意して通過して下さい。
12:20ごろ車に戻りました。

 

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