マップ

登山記録概略


登山日       2018年11月23日

富士見山標高    1640m
御殿山標高      1670m

歩行距離       12.0Km

累積標高差      1416m

登山口        山梨県身延町

駐車場        平須口駐車場
 
車中泊所       道の駅「しもべ」
駐車場 登山口
平須駐車場はバスの転回所なので端に駐めます 身延町営バス停の前が平須登山口  7:25
3.5km 微かに
登山口直後の標識 針葉樹林帯を抜けて、富士山が微かに見えた  8:35
登山道 トラバース
樹林帯を抜けると気持ちの良い登山道になった 唯一の難所(トラバース)には細いトラロープが
崩落地 0.5km
山頂手前の大崩落地の横を進む   9:32 山頂まで0.5km 登山道には一休みの場所が無い     
分岐 展望台
尾根道に出ました  9:55 富士見山展望台(展望はかなり良い)  10:04
富士山 展望台広場
まずは雲のかかっていない富士山を 展望台広場にある鳥居と祠
富士見山 富士山
富士見山山頂(展望はまずまず良い)  10:30 山頂からの富士山
甲府方面 富士山
山頂から甲府方面を望む 再び展望台に戻り食事後、富士山をカメラに納める 11:44
南アルプス パノラマ
展望台から南アルプス(赤石岳?)を望む 展望台パノラマ(東方面)
分岐 ほこら
展望台から平須分岐に戻る  12:05 平須分岐少し先にある、念力大国神の鳥居と祠
登山道 御殿山
御殿山への登山道は踏み跡が薄いので注意深く歩く 御殿山山頂(展望は富士山方向のみ)  13:13
富士山 南アルプス方面
山頂からの富士山には雲に覆われ山頂のみになってしまった 山頂から木々の合間から見る南アルプス
三角点 北岳?
御殿山の三角点は、山頂標識から200m手前にある 御殿山下山中、木々の合間から北岳が見えた
分岐 甲府方面
堂平分岐  14:29 分岐から少し下った所で甲府方面が開けたので
倒木 登山口
大木が登山道を塞いでいる(台風で倒木したのでしょう) 「やすらぎの宮」修験道場が堂平登山口  16:05

11月に入り仕事も落ち着き、天気も比較的良い日が続いている。この時期になると遠くの山には行けないので近場で探していたら山梨百名山でもある「富士見山」は、まだ登っていなかった。この山は昭文社の山と高原地図集から外れていて、登山リストから漏れていた。
3連休初日の23日の天気予報は、かなり期待できそう。綺麗な富士山が見たいし仕事も暇なので富士見山へ行くことにしました。ただ、富士見山の地図がないので登山ルートをネットで探して、地図ロイドに落としたりプリントして準備しました。

今回も例によって静かに寝られそうな、登山口近くの道の駅「しもべ」で車中泊をして登ります。
22日の18:30ごろ家を出発し、相模湖ICから中央道に入り本栖湖に向かう。本栖湖からは、こんなにクネクネだったかと思う道を下り、1台も駐まっていない道の駅「しもべ」に21:30ごろ到着。
外気温は家を出発してからドンドン下がり、西湖近くの道の駅「なるさわ」付近では1度位まで下がったが、道の駅「しもべ」では5度位と車中泊ギリギリの温度になったので助かった。夜空は澄み渡り明日の好天も期待できそうだ。

5:00に起床して朝食を済ませ、トイレを済ませようと思ったら電気が点灯しない。ヘッデンを点けてまではと思い、一寸だけ遠回りだが、道の駅「みのぶ富士川観光センター」へ寄ることにした。道の駅「しもべ」が駐め難かったらと思い、この道の駅もメモしてありました。
道の駅「みのぶ富士川観光センター」からR52を北に少し進み、身延町役場前を過ぎた所を左に曲がり、ナビにしたがって平須登山口に向かう。

平須口駐車場には先客が身支度をしており、直ぐに出発していった。
身支度を済ませ、7:25ごろ平須登山口を出発する。登山口から勾配がキツい深い樹林帯の中を進むが東面で天気が良いから辛い感じはしない。
約1時間くらいで樹林帯を抜ける。相変わらず少しキツい斜度だが、明るくて暖かくて快適だ。
8:39ごろのトラバース地を通過する時にロープを頼ったくらいで、大変な箇所はないが相変わらず一服出来ない登山道が続く。
「山頂まで0.5km」を過ぎた所で、先行の若者が下ってきたので、「朝飯前の登山ですね~」と声をかけた。

10:04ごろ、富士見山展望台に到着。富士山に雲がかかっておらず、久しぶりに綺麗な富士山を拝めました。欲を言えば西側から見ているので午後の時間帯になれば、もっと綺麗な富士山が見られるのでしょう。
念のため南アルプスも含めカメラに納め、山頂を目指す。
2つの小さなコブを越え、10:30ごろ、富士見山山頂に到着。この山頂でも富士山や南アルプスが見えますが、展望台の眺望には敵いません。

富士見山展望台に戻り、誰も居ない空地で富士山を眺めながら昼食にする。やはり時間が遅い方が、陽の加減で富士山もくっきりと見えてきた。
昼食を終えた時、同年代の方が到着。「綺麗な富士山が見られて良かったですよね」と話す。冠雪されている南アルプスも見え、右端に木々の合間から北岳らしき山も見えた。
少し休憩後、別れを告げ御殿山に向かう。

平須口分岐を過ぎて少し進んだ所の右側に念力大国神とある鳥居と祠があった。平須登山口直後に同じような鳥居があったのが、ここまで続いていたのですね。登山道から外れているのは、昔の参道と現在の登山道がずれてしまったのだろう。
堂平分岐に近づくとマウンテンバイク4台と4人が休んでいた。「よく登ってきたね~」と声をかけると「殆ど担ぎ上げてきたようなものです」との事。
堂平からの登山道は、少しは楽なのかな?と思ったが、歩いて登るだけでもキツい山を大したものだ。いや尾根道でマウンテンバイクに合ったのは初めてだ。

堂平への分岐を過ぎると登山道の踏み跡は薄くなり、テープと所々に設置されている標識が頼りになる。一度、尾根道を外れそうになったが、谷に向いている感じだったので立ち止まり、良く見回すと赤テープを見つけ登山道に復帰した。
13:13ごろ、御殿山山頂に到着。山頂からは富士山方向だけが開けていて、南アルプス方面の山は、木々の合間から一寸見えるだけ。富士見山展望台から見るより大きく見えるのだが、残念。
富士山も山頂の一部を残し雲に覆われてしまって、これも残念。

14:29ごろ、堂平分岐に戻り下山を開始する。最初は、急斜面の細い登山道だが九十九折で下って行くので安心して下れた。
30分位下ったころ、大木が倒れていた。太い木は根っこから倒れるのが多いが、1m位の所で折れるのは珍しい。風の回り込みが悪かったのだろう。
針葉樹林帯に入ると、登山道に枯れ枝が散乱して歩き難い。これも台風のせいかな。

16:05ごろ、家屋の横に出た。そこには、トイレがあるので、こっちの登山口は良く整備されているなと思ったら、お寺でした。
堂平登山口のお寺は、「やすらぎの宮」という修験道場のようです。

平須登山口へ車道を歩いていると堂平登山口にいた方と一緒になった。
その方は、平須登山口から登り、御殿山→十谷峠を進み途中、テント泊をしながら源氏山に向かう予定だったそうだ。しかし堂平分岐の先で登山道を見失い、谷側に下ったようで迷ってしまい、何とか堂平登山道に出て下山してきたそうだ。
国土地理院の登山地図コピーだけの縦走だったようで、踏み跡が薄い登山道はGPSが必携だと思いました。
下部駅までなら送りますよと言ったが、少し暗くなり始めているが山麓でテント泊をすると登山口に向かっていきました。翌日はどの様な行動をされたのでしょうね。

今回は自宅まで近いのですが、駐車場に16:28の帰着になってしまったので、想定していたとおり仮眠して深夜に帰宅します。
暗くなってしまった駐車場で軽食を済ませ、甲府南IC手前の道の駅「とよとみ」に向かった。しかし隣にコンビニとか賑やかで仮眠に向いてない。時間もあるし河口湖の道の駅に再出発。
お馴染みの道の駅「かつやま」の第一駐車場は満車に近いが、第二駐車場は1台しか駐まっておらず快適に寝られました。

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