マップ

登山記録概略


登山日       2017年9月25日

越後駒ヶ岳標高   2003m

歩行距離       14.7Km
              
累積標高差      1342m
               
登山口        新潟県魚沼市

駐車場        枝折峠駐車場+トイレ
             
車中泊所       銀山平駐車場+トイレ

枝折峠 滝雲
枝折峠駐車場とトイレ   5:24 20分ほど登ると「滝雲」が綺麗に見えた
滝雲 明神峠
別の場所から「滝雲」を望む 明神峠(駒の湯分岐)     5:55  
道行山 百草ノ池
道行山(三角点は1分位、銀の道)  6:45 小倉山を見逃して、百草ノ池まで来てしまった 8:05
百草ノ池 登山道
百草ノ池は笹藪の中にあります 百草ノ池から先の登山道は、まだ雲の中
前駒 岩場
この大きな山のずっと先なのかな?    8:49 駒の小屋手前の岩場
駒の小屋 小倉山方面
駒の小屋(避難小屋)と駒ヶ岳   9:05 駒の小屋広場から小倉山方面を望む
山頂へ 山頂
駒ヶ岳山頂まで、あと少しの頑張り 越後駒ヶ岳山頂(360度の展望)   9:29
銅像 八海山方面
「猿田彦神」の銅像(新潟県のHPから引用) 山頂から八海山方面を望む
中ノ岳方面 パノラマ
山頂から隣の中ノ岳を望む 山頂パノラマ(中央奥の山が中ノ岳)
分岐 下山時
山頂直下の中ノ岳分岐    10:08 避難小屋に向かい下山時、尾根道が少し見えた
残雪 ミヤマコゴメグサ
駒の小屋から少し下った所で、残雪が見えた 終盤のミヤマコゴメグサ
小倉山 アキノキリンソウ
小倉山山頂(下山時確認)   11:54 アキノキリンソウ
オニアザミ ミヤマタンポポ
オニアザミ ミヤマタンポポ
オヤマリンドウ ミヤマママコナ
オヤマリンドウ 小倉山を過ぎたらミヤマママコナが群生していた
木道 ツルリンドウ
登山道は木道も多く、良く整備されている ツルリンドウ
ホツツジ 明神峠
ホツツジも、ほぼ終わりでしょう 明神峠まで下りました    13:54
オニシオガマ 奥只見湖
オニシオガマ 朝は滝雲が見られた、ほぼ同所で奥只見湖を望む
枝折峠 キンミズヒキ
枝折峠の道路脇の駐車場に到着   14:22 車の後ろに咲いていた、キンミズヒキ

9月に入り仕事は全く閑になってしまいました。かと言って仕事柄連休も取れず、北アルプスの山々が遠いです。
毎日、適度な山の天気予報を見ていたところ、前から登ってみたかった「越後駒ケ岳」の25日の天気が良さそうなので出かける準備をする。
8月にも、良い天気があったのですが登山天気予報の「熱中症予報」が危険となっていたので諦めて蓼科山に変更したことがありました。
新潟の豪雪地帯なのに、意外と丹沢山系より暑いくらいなんですよね。
越後駒ケ岳は枝折峠からのピストンが定番だが、かなり時間がかかるようでヤマケイの登山計画でセットしてみると、5:30に出発して山頂到着は11:45なので、いつもに増して早朝出発を計画する。

いつもより早めの16:00に家を出発して、相模原ICから圏央道に入り、少しでも高速料金節約をするため関越道の塩沢石内ICで下りる。そのあとはR291を小出IC方向に進む。19時過ぎの田舎道を淡々と進み、道の駅「ゆのたに」を通過し奥只見シルバーラインを通り、銀山平駐車場に21時少し前に到着。気温は思ったほど低くなく、毛布1枚で眠る。

いつもより早めの3:45のタイマーで起床し、軽い朝食を済ませる。食事の最中に尾瀬に向かう道路は何台もの車がフルスピードで通過していった。その内の2台のマイクロバスには、あきらかに登山者スタイルの人が乗っていた。4時にここを通過して行くには、かなりの早出の出発だったろう。ここを通過して尾瀬や会津駒ケ岳に行くには、クネクネ道ばかりでかなり遠く感じるのに登山前から大変だ。

朝食を済ませ枝折峠に向かうと、枝折峠のトイレのある駐車場は既に満杯。向かいにある道路横の駐車スペースに駐める。ここまでの道路退避スペースにも多くの車が駐まってました。越後駒ケ岳は満員御礼のようだ。

身支度を済ませ5:24頃、駐車場を出発する。少し進むと左手に滝雲が見えてきた。これがテレビで見た滝雲だ。滝雲は奥只見湖に気温差でできた雲海が低い場所に少しづつ流れ出す様子が滝のようなので滝雲と言うらしい。先が長いので、ちょっとだけカメラに収める。その先には、何人かのカメラマンが一番せり出した岩の上に三脚を据えてカメラを向けていた。
本日の工程は長い道のりだし、とにかく必死に山頂を目指して復路で花の撮影をすることにして頑張って足を進める。と、いっても殆ど追い越されるばかりで、追い越したのは、おばさんグループ1組だけでした。

この登山道は、ちょっとした休憩がしにくい道だ。大方の登山道では、ちょっとした草場などに、ザックや腰を下ろせる所が少なからずあるのに、長い区間にザックを下ろす場所も無い。水分補給も前後からの人の気配を気にしてザックを登山道に下ろして済ませる。
6:45ごろ道行山の分岐を過ぎ、更にドンドン進むと石版の分岐があり「駒の湯」とあったので分岐点なのかと思って更に進んだところで、水分補給がてら地図ロイドで位置確認したら、小倉山を通過していた。なんと小倉山というから、もっと高いピークを越えるものと思っていたのに、先ほどの駒の湯分岐点が小倉山だった。

8:05ごろ百草ノ池を通過。池は笹藪で殆ど見えなかった。ここから今までと違い少し斜度がキツくなってきた。
8:50ごろ、向かっている山の一部に鉄塔が見えてきた。山頂に到着するのは11時過ぎだから、登山道途中にある測候所の観測機器の一部かなと思っていた。
軽い岩場を過ぎると、いよいよ鉄塔が間近になり、それがなんと駒の小屋だったのです。そしたら当然、後ろにある山は越後駒ヶ岳だ。9:05ごろ小屋の到着は、驚異的な時間だ。あと30分で山頂に着ける。

軽い急登をゆっくり山頂に向かい、9:29ごろ山頂に到着しました。11:40ごろの到着予定が約2時間も早い到着です。追越さればっかりのスピードなので地図上の時間が、かなりあまいのでしょう。でもこの逆だったら辛いですよね。良かった良かった。
山頂からの展望は360度見渡せるのですが、今日は西から南方面以外は雲に覆われて良く見えませんでした。
少し早いが山頂で昼食を済ませ、10:00ごろ山頂を後にする。

駒の小屋に戻り、誰もいないみたいなので中を見せて貰った。山頂で誰かが言っていた土曜日が40人、昨日が20人泊まったという室内の広さは、それほど広くないので40人は、かなりキツそうだ。

順調に下山をしていたら百草ノ池少し手前、狭い登山道に高齢の方がザックを背負ったまま寝ているじゃ無いですか。最初は「まさか?」と思いましたが、腹胸が動いているので寝ているのでしょう。登山道に脇で寝ているのも心配になってしまう。ただ、声を掛けて「うるさい!」と言われてもと思い、先に進む。

復路で撮るといった花は、遅い時期なので殆ど咲いておらずドンドン下るだけ。往路で撮らなかった小倉山の標識を撮り、少し先にある唯一のベンチで一休み。丁度登ってきた方も座ったので、先ほどの登山道に寝ていた方の話をして、まだ寝てるようだったら2時間以上寝てる事になるから、起こして下さいと別れた。
登山道で唯一のベンチの写真を撮るのを忘れてました。

ベンチを過ぎてから、足が少し痛くなってきた。それに、背後からの太陽もキツく下山ペースが落ちる。毎度だが下山のほうが時間が掛かるかもしれない。高齢なので、トントンとはいかない。
今頃になって、これから通る尾根や通過してきた尾根が見渡せるようになったが、急なアップダウンの繰り返しはないが、どちらにも遠い行程だ。

古傷の足首がかなり痛くなってきたが、やっとの思いで14:22ごろ枝折峠に到着しました。駐車場はガラガラになっていた。
帰り道は深夜の高速を帰ることにしているので、時間的余裕で仮眠場所を三国峠近くにある平標山駐車場に決め、枝折峠から山道をそのまま下る。
大湯温泉の人家の所まで下り、スマホで日帰り温泉を探した結果、直ぐ近くに「交流センター・ユピオ」があったので、500円で入浴出来ました。浴場も広いのに2人が出て行ったら、1人じめの大浴場です。
その後、スキスキのR291をゆっくり走り塩沢石打IC過ぎてR17で三国峠手前の平標山駐車場で仮眠をして、0時過ぎに月夜野ICに向かい帰宅しました。

PageTop