3月22日、定休日の天気予報は良さそうなので、花のシーズンの幕開けとして高尾山に行くことにした。高尾山は何処でも花が沢山咲いているが今回は、まだ見たことがない「コチャメルソウ」を探すのを目的としました。 コチャメルソウは、小下沢付近で見られるとの情報に、小下沢を中心とした山を考え、小下沢林道から北高尾山稜を歩き堂所山→景信山→小下沢の周回ルートを歩くことにした。 22日、6:30ごろ家を出発して高尾山を目指す。国道20号線から旧甲州街道に入り、日影沢を過ぎて小下沢方面に入っていくと、梅林の前から車が沢山、駐まっている。 それに沢山のおじさんおばさんが大きな望遠レンズを装着したカメラを三脚に据付、梅林に向けている。道路に三脚を据えている者も多く、通行止めかなと思ってたら、どけてくれ先に進めました。多分、梅と朝日をうまく組み合わせた写真を撮るのだろう。 梅林の端、小下沢林道の幅が広いところに車を駐めて小下沢に向けて7:20ごろ出発する。小下沢の広場を右に曲がると狐塚峠に向かう。暫く急登が続くが距離が短いので簡単に尾根道に出る。 狐塚峠から黒ドッケまでは少し歩きにくい尾根道で、黒ドッケを過ぎると尾根道が広くなり楽になる。ただ、細かいアップダウンの繰り返しが続く。 尾根道からの展望は殆ど無く、木々の合間からチラチラ見えるだけで、夏期シーズンになったら多分何も見えなくなると思う。 9:55ごろ、小下沢林道を真直ぐ進んだ所の関場峠に到着。ここからも今までと同じ尾根道が続くが少しずつ山並みが見え始めてきた。 10:40ごろ、堂所山山頂に到着。少し早いがこの静かな山頂で昼食にする。チラホラと登山者が来るが通過する人は殆ど無く、戻って行く人が多かった。この堂所山は、良く考えたら陣場山と景信山の中間にある山で、ちょっとだけ寄り道の山頂でしたね。 昼食中に鳩が2羽近寄ってきて周りをウロウロしている。登山者が来て、ちょっと休憩するとそちらに向かっていく。鳩は餌をねだっているのでしょうね。 11:30ごろ堂所山山頂を後にする。堂所山から景信山の尾根歩きは、整備も良くされていて快適だ。樹林帯も良く手入れがされていて気持ちが良い。 12:27ごろ景信山山頂に到着。山頂のベンチは多くの人が座り、食事をしたり休んでいた。天気が良いので遠くまで良く見えました。少し展望を楽しんだ後、景信山を後にして小下沢に向かって下山をする。 小下沢に近くには、目的の「コチャルメソウ」が見られかもしれないので、キョロキョロしながら比較的ゆっくり歩いて行く。 沢が流れている所にヨゴレネコノメソウを発見。そこで、ハナネコノメやニリンソウなども見つけた。 小下沢の広場に出ると、あとは林道なので花は殆ど見つけられないだろう。 15:04ごろ、木下沢梅林横に駐めた車に戻る。残念なことに目的の花は見つけられなかった。近頃は動体視力が落ちているので黄色とか色が着いてないと見つけられないのだろう。コチャメルソウのように枯れ葉と同じような草花は見つけにくい。また何処かで見つけましょう。 帰り道途中の日影沢にちょっと寄ってみたら、新しい花を見つけました。本当に花が多い山だと思う。 目的のコチャメルソウを見つけられなかったのが悔しくて、一番咲いていそうな場所をネットで探し出し4月2日の午後ちょっと行ってみました。小下沢では見つけられなく、日影沢でやっと見つけました。これで咲いている場所と環境が分かりました。なにせ目立たない花なので見つけにくいですね。 |