3日の夜、黄金の湯駐車場で軽くアルコールを飲んでいて体を動かした時、足が攣(ツレ)れた。足が攣れるのは、久しぶりだけど痛い。 如何に体力が落ちたかと思うし、明日のバラの段までいけるか心配になる。ま、少し登り始めて、駄目なら早めに帰宅しよう、と思いながら眠る。 タイマーで5時に起きる。いつの間にか、駐車している車がかなり増えていた。トイレで洗面後、朝食を摂り、梅ヶ島温泉の終端にある無料駐車場に出発する。 駐車場は2段になってるがどちらも空いている。上段は狭いので、下段に駐め支度をして、6:50ごろ出発する。 安倍峠への車道が、崖崩れで通行止めになっていなければ、それこそ安倍峠まで車で行けてしまうのだが、生活道路でもないので生きている内に開通するかどうか?。 旅館の町並みが終わり少し進むと、山道口になる。山道は、岩がゴロゴロしていないし緩い階段状になっているので、歩きやすい。ただ、昨日の疲れが取れてないので、すぐにペースダウンし、息が荒くなる。約1時間程度と聞いているが、この調子だと1.5倍はかかるだろう。後から登ってきた同年代か少し上の方は、あっという間にいなくなってしまった。 8:08ごろ、やっと車道に出た。以前、大光山に登った時に車を駐めた駐車場だ。車道に出て少し歩いた所で、足に枯れ木が引っかかったのか、顔面からバッタリ倒れてしまった。頬骨を思い切りぶつけて痛い。切り傷は頬と手首に少しですみ、出血も少し。だがなんとも情けない。 車道の横にキケマンが咲いていたので、花を撮るカメラをザックから取り出そうと思ったら、入っていない。出てきたのは、昨日の昼食のゴミ袋と空のペットボトル。なんとザックの中を整理しないで、今日の昼食分だけ入れて出てきたのだ。これもなんとも情けない。 今からカメラを取りに戻ることは出来ない。何時もの景色しか撮らない、小さいカメラで花を撮るのはピントが合わないので、残念だが諦めるしかない。皆さんには花の写真は多少多めに見てやって下さい。 痛みはすぐに治まってきたので、そのまま続行して安部川源流の沢の遊歩道に入る。天気も良いし、気持ちの良い沢の横を歩く。キバナハナネコノメも咲いている。山伏岳よりも沢山咲いているようだ。 9:42ごろ、安倍峠に到着。バラの段まで45分と書いてある。小休止してから見上げる急勾配の登山道を、バラの段に向かい出発する。一段とキツい登りだ。これはとても45分では無理で60分くらいかかるだろう。 登り始めて間もなく梅ヶ島温泉林道で、始めの頃に抜いていったお父さんに、また出会った。この方もバラの段まで行って戻ってきたのかな、と思った。 山頂が近くなった所にロープがあり、ロープを頼りに登っている最中、ザックのサイドポケットに入れたあった眼鏡がストンと落ちて、ロープと木根の間で止まった。一度登ったのに、また下るのは面倒だと、登山者が少ない事だし帰りに拾うことにした。どうせ「百均の老眼鏡」。 10:35ごろ、バラの段に到着。今日は富士山が見える。欲を言えば、うす霞がなければと思うが、5月なので、これでも良い方かもしれない。昨日だったら多分雲が邪魔をして見れなかっただろう。良い天気に万歳だ。 本当はここで昼食タイムなのだが、眼鏡を拾う都合、すぐに下山にかかる。 ロープ場にはすぐに着いたが、よくよく見ても眼鏡は見つからなかった。「百均の老眼鏡」だと、直ぐに諦める。 下山はお手のものと、ドンドン下りて、11:12ごろ安倍峠の広い空き地に到着。 昼食後、コケが生える地べたに横になり休む。あまり長く休んでいると寒くなってきたので、程々で腰を上げて下山を開始する。 帰りは、沢沿いを良く見ながら歩いていたら、コチャメルソウを見つけた。こんな場所でコチャメルソウを見るとは思ってもなかった。高尾山の日影沢で見つけただけで、他では小さいので中々見つけられない花だ。 帰りの時間は、たっぷりあるのでゆっくり小型カメラのファインダーを覗きピントを合わせシャッターを切ったが、帰宅して花の写真を見るとやはり、ピントがずれている。カメラの限界かファインダーが小さいので目の限界か、あわない写真ばかり。残念です。 遊歩道を出たら、もう花は咲いてないのでドンドン下って行き、14:05ごろ駐車場に帰着しました。 今日は幾分暑かったので、風呂に入らないと思い黄金の湯に行き、700円で温泉に入る。温泉のことは良く知らないが、なにかヌルッとした感じの温泉です。 その後、直ぐに帰ると渋滞にハマってしまうので、深夜に出発する。また、ここの駐車場で暗くなる直前まで寝ていた。 暗くなり始めたら、なるべくR1に近づいておくことにして、黄金の湯駐車場を後にする。 本当は、交流センター「安部ごころ」に駐めたかったのだが、小さい駐車場は一杯だったので、少し戻り、大きな路肩スペースを見つけそこで0時までまた眠る。 またタイマーで0時に起きて、新静岡ICの下を通り抜け、R1のバイパスに入り、快適なスピードで進み、愛鷹PAから東名高速で厚木ICで下りる。 帰宅したのは、3時ごろでした。一寸早すぎる帰宅だったかも。勿論また眠る。 |