アヤメ平
 (あやめだいら)       ホームへ   
マーク
マップ   のろのろハイク(アヤメ平 編)

登山日       2007年7月19日

アヤメ平標高     1900m

歩行距離        6Km

累積標高差      676m

登山口        山梨県南アルプス市

駐車場        櫛形林道線みはらし平駐車場    
みはらし平 サルオガセ
みはらし平 大木に「サルオガセ」のコケが絡まって幻想的
サルオガセ ヤマオダマキ
サルオガセ(コケ類) ヤマオダマキ
グンナイフロウ マイズルソウ
グンナイフウロ シラネセンキュ?
クガイソウ クサタチバナ
クガイソウ クサタチバナ
? アヤメ平
これは、どんな花が咲くのだろう アヤメ平に到着
アヤメ アヤメ
アヤメが見事に咲いていた アヤメの数は少ないが、やはり綺麗だ
看板 分岐
アヤメ平-櫛形山登山道の途中にある看板 左に3分位で裸山の山頂

7月19日は、本を調べたりネット検索で調べたりした結果、山梨県の櫛形山からアヤメ平のルートに決定。本には東洋一のアヤメの群生と書いてある、時期は後半になるが楽しみだ。
例によって夜中に出発、甲府南ICを降り、南アルプス市を通って丸山林道の終点の駐車場で仮眠の予定で林道を走るが、なんと林道途中のゲートが閉まっている。朝になったら関係者が開けてくれるのかと思って、少し戻った待避場所で仮眠をする。

朝になって、朝食を食べていると1台の車が通っていった。戻ってこないのでゲートを開けて駐車場の方に行ったのかと思って、我々も出発すると、なんとゲートが閉まっている。なんでだろう~?と考えていると、車が上ってきて、「この先は一般車通行止め」だそうだ。
どうしようかと考え、他のルートから上がれないかと、とにかく林道を戻って調べることにした。林道の入り口付近で沼津ナンバーの乗用車に出くわした。通行止めの事情を説明、同年代のご夫妻は、私たちと同じアヤメ平に行くという。
私は丸山林道の地図しかプリントしてこなかったので困っていたが、ご夫妻の持っている本に、みはらし平からアヤメ平に登れると分かり、みはらし平まで先導して貰えることになった。本当に助かりました。

みはらし平に到着後、ゆっくり登るので、このご夫妻には先に行って貰いました。10年前にも来たことがあるそうだ。
お天気の方は、雨にはならないがガスっている。当然みはらし平からは何も見えない。雲の中である。
北尾根登山道を行くがなんと歩きやすい道だろう。程良い傾斜がずーっと続く。大木に「サルオガセ」のコケ類が、ガスっているのと、ちょうど相まってこれもまた素晴らしい。

途中にも様々な花が咲いている。妻の足が遅いので、カメラをゆっくり構えて撮っていても楽々。こんなに沢山の花が咲いている山は、始めて。それとも、7月中旬に登ることが無かったからかな?
やっと、アヤメ平に11:00ころ到着。正面に丸太で作った看板に『手折られし あやめの花の あわれさよ 君にも命の あるものを』がアヤメの可憐さを慈しんだものだろう。

しかしである! この看板の下にはアヤメが10本くらいあるだけで、他には点々とあるだけ。
これは、裸山の方に行けば、群生地があるのかなと思い出発するが、妻はアヤメ平の避難小屋で待っていると言うので、一人で自分のペースで歩いていると、今朝の先導して貰ったご夫妻と出会う。この先の裸山にもアヤメの群生は無いと教えて貰った。
10年前には本当に素晴らしい群生だったと言っていたが、別の登山者から聞いた話では鹿が根から食べてしまい、今年は南アルプス市が、毎年行ってきた「あやめ祭」も中止になってしまったそうだ。
そういえば、新聞でその様な記事を読んだ記憶があった事を思い出した。まさか自分が行くだろうとは思っていなかったから、また鹿の食害にも困ったものだ、と考えたくらいだった。
とりあえず、櫛形山まで行っても何も収穫がなさそうなので、裸山(2000m)まで行ってみた。アヤメはポツリポツリと咲いているだけでした。残念無念!

アヤメ平に戻ると妻は携帯電話で友人と話をしていた。こんな所まで来て電話しなくてもいいだろうに。
花が沢山見られたのは、収穫でした。

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