強い台風10号の進み方がとても遅く、本州付近に上陸するのはお盆の後半になりそう。なので今年のお盆時期山行は12日に決め、天気の良い新潟地方で探した結果、荒沢岳に決めました。 例によって、11日の18時ごろ家を出発し相模原ICから圏央道に入り関越道の小出ICを目指す。小出ICからは奥只見シルバーラインで銀山平まで少しだ。 ただ、ネットの情報で銀山平にある「荒沢岳登山口駐車場」は車中泊禁止とあったので、一度駐車所を確認して、シルバーラインを2km位戻りトンネルが途切れている、道路空き地で寝ることにした。涼しくて快適に寝られました。 遅く着いたので、4:30に起床して朝食を済ませて、駐車場へ向かう。駐車場は昨夜た車から増えてはいなかった。 身支度している途中で1台の車が到着。 6:04ごろ登山口を出発するが、いきなり急登にちかい。すこし経った頃、先ほどの若者に追い越される。 地図には「前山」とあるが、山頂の表示は無いが、ここからは緩やかな尾根道になる。 8:35ごろ最初の鎖場に出た。ここが前嵓下(まえぐらした)になるのだろう。地図時間とほぼ同タイムで進んできた。 ただ、ここからがハシゴは少しだが鎖場はうんざりするくらい出てくる。 それも。徐々に鎖が必要な場所に架けられておらず、3点支持で登らなくてはいけない場所が多くなった。 多分、この長い鎖のあとは前嵓山頂だろうと思った時、親子連れが降りてきた。降りるのも早いし、お父さんはザックを背負っていない。鍛錬なのかな?。そこで、この先の事を聞いてみたら、この鎖場を登れば、あとは尾根歩きで荒沢岳の直下に鎖場があるだけだそうだ。 頑張って、鎖場を登って前嵓の山頂に到着したのが9:54ごろ。ただ、ここまでで、暑いし難所をいくつも登ってきた疲れで大休憩。 地図上では、ここから荒沢岳まで2時間。往復4時間としてまたこの難所を3点支持で下山できるのかとても不安になり、体力と気力が持たないと思った。特に足下が見えない3点支持下山を思うと恐怖心が押さえられない。 遠くまで来て残念だが滑落しそうなので、ここで退却することにした。 昼食よりも、この難所を早く戻りたいと、3点支持で登ったところは、名称不明ですが岩場に打ち込んである鉄輪に補助ロープを通して少しずつ体を下ろしていった。ロッククライマーなら簡単な場所なのかもしれないが老体には難しい場所をなんとか前嵓下まで戻った。 鎖場が終わり、少し日陰があるところで昼食にした。 前山からの下山は、やはり急降下で下るのも辛かった。 13:55ごろ、駐車場に帰着しました。 平日だったら、このまま高速道路に入れば渋滞にもはまらないのだろうが、今日は振替休日で旧盆のまっただ中、三国峠付近で仮眠して帰ることにする。 帰りは、R17を走り越後湯沢の先にある、道の駅「みつまた」と併設されている「街道の湯」でゆっくり汗を流し、三国トンネルを通過して300m位先にある駐車場で暗くなるのを待って眠る。 1:30ごろ起きて、月夜野ICから深夜の関越道に入り楽ちん帰宅をしました。 |