11月3~5日は自分には関係の無い3連休。でも、5日は仕事の予定が無かったし天気も全国的に良い。当然、山に行きたくなり行き先を考える。 結果、荒船山を田口峠から登り、兜岩山を経由する周回することにしました。 田口峠は長野県佐久市なので上信越道の下仁田ICから向かうのが時間的には一番早いのだが高速道路料金が、かなり高い。今回は時間的に余裕があるので中央道の須玉ICから清里を通過して佐久市に向かうことにした。 例によって、4日の17時ごろ家を出発したが、なんと雨が降ってきた。明日の天気は間違いないだろうが、雨の夜運転は、ちょっと辛いので圏央道の相模原ICから入り、中央道に進む。 雨も相模湖を過ぎた頃からやんで、笹子トンネルを抜けると全く別世界で綺麗な夜空に変わった。 車中泊の目的地、佐久南ICの近くにある道の駅「ヘルシーテラス佐久南」に到着したのは、21:30ごろ。しかし冷たい風がビュービューと吹いて外に出ると、もの凄く寒い。 2時間くらい鬱移してしたが寒くて寝られないので、強い風を直接受けない場所を探すため登山口の田口峠に向かう。田口峠に向かう途中で風も全く吹いてない適度な駐車スペースを見つけ、そこで寝ることにした。 5:30タイマーで起き、軽い朝食を済ませ田口峠に向かう。田口峠のトンネルを過ぎ、少し下った所に駐車場とトイレがある。 トイレと身支度を済ませ、7:02ごろ駐車場を後にする。20分位車道を歩き、第2隧道を通過すると左に林道「星尾線」があり、そこに進む。 林道入り口にゲートらしき物があるが、施錠はされていないので車を乗り入れる事は出来そうだが普通車では通行は不可能だ。 8:09ごろ林道の終点近くだと思う所で、右手に妙義山や荒船山に多く見られる岩峰の「立岩」が見えた。この辺から明瞭な登山道らしき道は無くなるが、小さな小川沿いに高度を上げていく。 8:36ごろ線ヶ滝からの道の分岐に到着。相変わらず登山道は、小さな沢沿いを進むが所々にテープがあるので安心。行き先に悩んだら、周囲を見渡しテープを探せば必ず見つけられます。 それにもまして快適な登山を後押ししてくれるのは両脇が穏やかな山肌で、落葉樹が多く明るいのがとても良い。 9:20ごろ、少し上に登山者が歩いているのを見つけた。別の登山道と合流するのだ。 そして9:26ごろ、星尾峠に到着。丁度、荒船不動方面から登ってきた方と案内図で行塚山方向を確認。行塚山には少しキツい登りになるが、距離が短いので、ちょっとの我慢で山頂に到着。 山頂の展望は殆ど無く、風が強く吹いているので登ってきた人は、直ぐに下山していった。 荒船山は7年前に内山峠から登っていて、艫(トモ)岩展望台との間は、ほぼ平坦な道だった事を覚えていたので、再度展望台からの景色を見るべく展望台に向かう。 好天気と休日が重なったのか、トモ岩と行塚山の間の道は、高尾山のように多くの人が行き交っていた。 10:34ごろ、トモ岩展望台に到着。ただ、風が強くあまり崖の近くには寄れない。パノラマ写真も強風のため何度も失敗してしまった。 それにしても近頃は同じ晴れでも、スカッと遠くまで見えない。目が衰えているせいばかりでもないだろう。 星尾峠に戻る途中、風が弱く陽の注ぐ藪の中に入り、昼食にする。 先が長いので短時間で昼食を済ませ、星尾峠に向かう。星尾峠から御岳までは比較的に楽な登山道で、12:39ごろ「御岳山園地へ100m」の分岐に到着。 当然、園地に向かうが、山頂直下は鎖かロープが欲しいような岩場になり、ザックを下ろしカメラだけを持って登って行く。 山頂には2体の銅像が祀られています。山や銅像の謂われが書かれている案内板が朽ちかけていて、肝心な部分が読めない。多分、木曽御嶽山へお参りに行く代わりに、この山頂でご神体の向いている方向に拝むことで代理参拝をしたことらしい。 御岳分岐からローソク岩に向かうが、登山道は少し危険箇所も多くなりクサリ場も出てきた。P1のローソク岩の側面を巻いた後、東方面の展望の良い深く切れ落ちた尾根道に出る。景色は良いが怖いので登山道の端に寄り、怖々と進む。 P3を巻いた後、尾根道に戻るとP3と兜岩山に向かう分岐に出た。P3ローソク岩の直下に行けるようだ。 13:22ごろ、兜岩山山頂分岐に到着。分岐から10分ほどで山頂に到着したが展望はない。ネットの情報から展望所があるらしいので、少し先に進む。その展望所は軽い崖の上で、西方面が良く見渡せたが時間的に逆光となってしまい、折角の景色も良く見えませんでした。 ここからの景色を拝むなら、遅くとも午前中のようです。 兜岩山分岐から田口峠に向かうが、枯れ葉が多すぎて登山道が見えないのか、そもそも踏み跡が薄いのか、登山道を歩いている感じはしない。ローソク岩を巻くような場所と違い、緩いピークを超したり巻いたりで適当に進む。勿論、時々GPSで位置確認しながら進みました。 14:44ごろ、米はかり峠を通過した後は、緩~い下りで落ち葉のをザクザク踏んで楽な登山道でした。 15:26ごろ田口峠のトンネルの横に下山。そこから、トンネルを抜け車道を下り、8分位で駐車場に戻りました。 今回は直ぐに帰宅せず、誰も居ない駐車場で軽い夜食を済ませた後、清里に車を進める。道の駅「南きよさと」で仮眠して、深夜に帰宅しました。 深夜の高速道路は料金も安いがそれ以上に、とっても楽です。 今回のルートでは、米はかり峠から星尾峠の間は小ピークが幾つもあるし、田口峠-行塚山のピストンをしたらかなりの苦行になるだろう。出来れば時計回りに周回した方が、景色が良く見えたと思います。 |