雨飾山
 (あまかざりやま)      ホームへ   
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マップ のろのろハイク(雨飾山編)

登山日       2016年10月7日

雨飾山標高     1963m

歩行距離       11.8Km
              
累積標高差     1472m
               
登山口        長野県北安曇郡小谷村

駐車場        小谷村鎌池駐車場
              
車中泊所       小谷村鎌池駐車場
鎌池分岐 湯峠
鎌池駐車場から湯峠へ。右側の道を出発  6:15 湯峠。ここから自転車で大網登山口まで約5Km
大網登山口 前沢
大網登山口(7~8台の駐車場あり)  7:19 前沢出合      7:55
ハシゴ ダイモンジソウ
アルミの長いハシゴに出合う ダイモンジソウ
ノブキ 北アルプス
ノブキ 森林限界を過ぎて北アルプスが見えてきた  9:51
山頂が見えた 山頂岩場
雨飾山山頂が完全に見えてきた  山頂手前の岩場が視界に入る
登山道を振り返る 山頂も見えた
岩場で歩いてきた登山道を振り返る  10:54 山頂に多くの登山者を確認
赤い実 菊
山頂手前、赤い実が綺麗でした リュウノウギクかな?
山頂 東峰
雨飾山の西峰に到着     11:15 雨飾山の山頂標識がある峰は人が一杯です
パノラマ 火打山
山頂パノラマ(北方面) 一番奥が火打山、その左が焼山
高妻山 パノラマ
高妻山を望む 山頂パノラマ(南方面)
北アルプス 笹平
北アルプス、中央の一番高い山が白馬岳 山頂直下の笹平の登山道を望む
山頂標識 山頂直下の急登
食事を済ませ、山頂標識のある峰に  11:56 山頂直下の急降下を下山開始
笹平パノラマ 笹平分岐
笹平のパノラマ(雨飾山から日本海方面) 笹平分岐        12:38
はしご オヤマボクチ
ハシゴにロープの急降下を慎重に下る オヤマボクチ
ヤマハハコ 焼山
ヤマハハコ 山頂では、あまり見えなかった焼山の噴煙
荒菅沢出合 布団菱
荒菅沢出合から雨飾山を望む   13:38 布団菱(中央)の大岸壁を望む   13:50
キャンプ場登山口 鎌池駐車場
雨飾高原キャンプ場登山口   14:59 鎌池駐車場に帰着      15:29
鎌池 雨飾山
鎌池の一部です 自転車を回収に向かった途中で雨飾山が良く見えた

 

本当に今年は夏になってから台風がドンドン日本を狙ってきて、ずっと雨に降られてきた。台風18号が10月5日に日本海で温帯低気圧に変わったのに秋雨前線がドッカリと居座って中々晴れ間が出ない。普通は台風が過ぎると台風一過で快晴になることが多いのに今年は全く無かったと思う。
8~9月には鹿島槍ヶ岳に登ろうと思っていたのに今年になって、まだ百名山を一座も登っていない。

さて、やっと10月7日に関東甲信越地方が快晴になる予報が出た。しかし次の日は雨になってしまうらしい。1日だけで登れる百名山と天気予報を検討した結果、「雨飾山」に登ることにした。そして雨飾高原キャンプ場からのピストンでは勿体ないと思い、自転車を使い大網登山口から登り、雨飾高原キャンプ場に下る周回コースを実行することにした。

6日の夕方、少し早めに仕事を切り上げ、相模湖ICから中央道で安曇野ICに行き小谷温泉に向かう。白馬駅を過ぎ小谷温泉へ道に入ったら霧雨が降ってきた。車中泊をする鎌池駐車場に着いたら強く降ってきたので、ちょっと心配になったが通り雨だったようで、ビールを飲み終わって寝ようと思った時には星が出てきた。良かった~!

7日、4:30に起床して朝食をしていると車が4~5台入ってきて鎌池に向かって出て行った。たぶん朝靄の池が素晴らしいのだろう。
朝食を済ませ湯峠に自転車を置きに行く。湯峠までは舗装路だし、そんなに勾配がきついわけでも無いので自転車を押していっても良かったのですが、初めての場所なので偵察を兼ねて車で自転車を置きに行きました。
また鎌池の駐車場に戻り、6:15ごろ湯峠に向けて出発する。

すぐ湯峠に到着、自転車で大網登山口に下って行く。湯峠からは未舗装ですが、荒れてもいないので約5Kmを40分ほどで登山口に到着。大網登山口の前は7~8台駐められる駐車場もあるが1台も駐まっていなかった。
7:19ごろ登山口を出発する。30分位で沢に出合う。水量が少なかったので簡単に渡れた。
登山道も足に優しく急勾配も無いので、淡々と落葉樹林帯の中を進む。

9:50ごろ、やっと森林限界を超えたのか周囲が見えてきた。南側には北アルプスが見えてきた。周りが見えると気分も変わり、足も軽くなる。
10:00ごろ山頂?の岩場が間近に見えてきたので、もう一頑張り。その岩場は山頂では無く山頂直下の岩場だったが、赤ペンキで案内してくれるので、問題なく通過できた。

山頂が見えた時、沢山の人影が動いているのが見える。今まで、ずっと一人で黙々と歩いてきたので、ちょっと驚いた。
11:15ごろ山頂に到着、といっても山頂標識がある東峰は超満員。こちらも多くの方がいるが少しスペースがあるので、昼食にすることにした。雨飾山は360度の展望があり、天気が良いのに感謝し火打山方面を見ながら、おにぎりをほおばる。

山頂標識をカメラに納めた後、キャンプ場に向かって下山を開始する。いきなり急降下となり慎重に笹平に下りる。笹平からが岩場の登山道だし勾配もきついし、結構ハードな登山道だと思いました。途中で焼山から噴煙がかなり上がっているのが見えた。昨今、噴火が多いので今日は噴火しないでねと、心の中で念じた。
13:38ごろ、荒菅沢を渡る。ここから雨飾山が良く見え、その下に大きな岩場の「布団菱」が良く見えた。ここからの景色も思い出に残る場所となった。

再度、高度を上げた後は、大きなブナ林の中とグチャグチャが多い登山道を進む。登山口に近くなった頃、水の澄んだ小川が多くなり、手の届く所にヤマメ?が泳いでるのが見える。
予定の時間に近い、14:59に登山口に到着。登山者の数と同じで、車も沢山駐まっていた。それも、地元よりも色々な県からの車だ。かなり遠い所から来ている車もあった。さすが百名山ですね。

鎌池までの車道をひたすら歩き、約30分で駐車場に到着。車にザックを置いて鎌池を覗いてみたが、対岸からの方が良さそうだが、時間が無いので諦めて自転車を回収に登山口に出発する。
大網登山口で自転車を回収した後、戻ろうかそのまま姫川温泉の方に向かうか悩んだが、ここはチャレンジ精神で姫川に向かう。
少し進むと舗装路になったが道が細いのでスピードを上げられない。走った結果、戻って小谷温泉から国道に出た方が早かったと思いました。
白馬から糸魚川市に走る国道も新しくトンネルが繋がり、昔と違ってかなりスピードが出せるようになったものだ。

今回、周回して思ったのは、キャンプ場からの登山道が一般的だが、岩が多く足にキツい登山道だと思った。大網登山口からの登山道は足に優しく急登も少ないが、途中での景色は平凡だ。
と、言うわけで周回してみるのも色々な景色が見られるので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

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