前回の袈裟丸山から早くも2週間。春の山は沢山の花が咲き始めるので、ネットの情報をこまめに見ている。 その中、天城山のシャクナゲが見頃を迎えているらしい。天城シャクナゲと人気なので一度は見ておきたいと思い計画を練る。 伊豆天城山は遠くはないので早朝に出て行っても走れる距離だが、早朝の運転は毎度途中で眠くなり、登山開始も遅れる。 それだったら何時もの様に、車中泊をして登る事にして16日18時ごろ家を出発する事にした。 伊豆半島に行くのは久しぶりだ。 まず、道の駅「伊東マリンタウン」に寄ってみたが、かなり混んでいて落ち着かない。いっそ、天城高原ゴルフ場内の登山者用の駐車場に行ってしまおうと伊豆高原に向かう。 伊豆高原の伊豆グランバル公園を右折してドンドン山を登っていく。 最後、行き止まりになった所に駐車場が3ヶ所ほどあるが暗いので、どれが登山者用か分からないので、第2駐車場と書かれた所に駐めて寝る事にした。他にも何台かの車が駐まっていて、なにかをしているようだが良く見えない。多分、天体観測らしい。 5時にタイマーで起きると、深夜までいた何台かの車と人はいなくなってました。朝食を済ませ、一旦道路に出ると、一段したの所が登山者用の駐車場でした。 そこでまた、6時ごろに出発しても早すぎると思い、また軽く寝る事にした。 目が覚めて時計を見たら7:30ごろになっていた。やぁ~寝過ぎてしまった。急いで身支度を済ませ万二郎岳に向けて出発する。 駐車場は車も沢山駐まっているし、ドンドン駐車場に入ってくる。やはり、天城シャクナゲが目当てだろう。 駐車場から直ぐに四辻分岐。ここを万二郎岳へ向かうと早速、色鮮やかなトウゴクミツバツツジが目に飛び込んでくる。このミツバツツジは2週間前にアカヤシオと同じ系統の色でピンク色が綺麗だ。 登山道はそれ程キツい場所も無くガレ場も無く高齢者には適度な山登りだ。 9:00ごろ、万二郎岳山頂に到着。展望はあまりなく、稲取方面を見ても既に靄っている感じで遠くは見えませんでした。 万三郎岳へ向かう途中で馬の背(山)はミツバツツジが山全体に咲いていて綺麗な山容が見られた。また、馬の背からは遠笠山までのゴルフ場が綺麗に見えて、これまた綺麗な景色だった。 さて、目的のシャクナゲが馬の背まで来ても全くありません。下山してくる人に「シャクナゲは咲いていましたか?」と聞いたら、石楠立(ハナダテ)から山頂まで沢山咲いていると教えて貰った。 確かにハナダテからシャクナゲロードに変わりました。中には白色のシャクナゲもあり、まとまって咲いてました。 登山道は急登なども無く楽な登山道だが、花を撮りながらの登山だったので、万三郎岳山頂に着いたのは、10:54ごろになってしまいました。16年前の年末に一度登っていたが、相変わらず展望の無い山頂です。 山頂のベンチが空いていたので、おにぎりを食べたが大勢の人が交差するので、ゆっくり出来なく山頂を後にした。 ところがあまり早く動いたせいかお腹が痛くなってきたので、八丁池との分岐近くの草むらで横になった。 1時間近く休んだら、すっかりお腹も治り、体も楽になったので涸沢分岐方面に下る事にした。 シャクナゲは山頂から少し高度を下げたら、全く見られなくなったが、ミツバツツジは咲いていた。でも、ツツジも涸沢分岐まで下ったら、全く見られなくなった。 それに小さな花でも咲いているかと思ったら、これも咲いていない。登山道はアップダウンは少ないが、涸沢をいくつも超えるので手間取る。途中で若者が「1回歩いているのだが、こんなに長かったかな」とぼやいていた。 自分も16年前に歩いているが、季節が真逆の真冬だったのか、全く覚えていないので、初めて通る登山道と同じだ。 14:11ごろ四辻に戻りました。もうあと少しで駐車場です。 駐車場に戻ったら、車も増えていて帰り支度をしている。着替えをして車を駐車場から出ようとしたら、バス停に沢山の人が待っていた。いや~、バスが満車近くで走るのは、この季節だけだろうな。 途中、休みながら帰ったので18時ごろの帰宅になってしまいました。 |